夫がベトナムに単身赴任中に妻が不倫と交通事故を起し一騒ぎするファミリーの姑と孫と担任教師のもつれあう家族観、子が親離れした夫婦の妻が離婚届を認めて本に挟んでいたのを夫が見つけながら仙台に進学した息子の家へ夫婦が別行動して訪ねる“ファミリーレス”な話、京都に5年間妻が別居中の男の家に妊娠中の娘を連れた女が押しかけて一騒動する話…。TVドラマ風のハイテンポな展開。頭の弱いわが輩はついていけない。
次から次へ登場する人の名前。陽平、康文、麻里、葵、光太、美代子…。わが輩の頭はグニャグニャ。こんがらがる。おまけにカタカナ語がポンポン出てくるともうギブ・アップ。ただ、レシピの話が出てくるとフムフムと、その食育科学的な薀蓄に、にやりとする。てな調子で、きょうは第8章まで。ボケ老人の脳トレによさそうな本。お昼は冷麦と夕べの野菜サラダの残りとベーコンエッグ。
午後、空気を吸いにマンションの裏庭に紫陽花の開花を見つける。新緑の季節がすぎ梅雨のシーズンに入る。すでにタチアオイはあちこち立ちあがっている。アジサイも色づき始めた。ハイドランジェア。シーボルトがヒドランゲア・オタクサを学名にしようとしたことに起源をもつアジサイの学名。日本はアジサイの宝庫や。もうすぐ6月。ことしも千里の紫陽花を追いかけようか。
初心な藍色づきつつあり庭紫陽花 昇龍子
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