甲子園の高校野球を観ています。インターネット上でのことです。
私、スポーツは、なんでも、まあまあ好きですが、今は、皮肉にも、野球というものの存在しない国に住んでいますので、野球の場合だと、プロもアマも、ただ戦績を追うだけということになるのです。
ただ、夏の高校野球選手権なら、予選からでも観られます。インターネットのおかげですね。
さて甲子園、。
一昨日、3回戦がすべて終わり、明日準々決勝です。今日は休養日とあって、ちょっと寂しいです。昔は、こんなのなかったのですが、。
今大会残っている8校の県名は、岩手、青森、宮城、茨城、神奈川、岡山、鹿児島、そして沖縄です。
こうして見ると、近畿勢が一校もありません。
3回戦で、本命の一角、大阪の履正社が、去年の覇者(仙台育英)に負けてしまいました。まあ、育英も強いですからね。まあ、毎年、、同じような学校ばかりが勝ち進んでいくというのよりは、遥かにいいですが、。
それにしましても、近年、地方予選を勝ち抜いて、甲子園にでてくるほどの学校ですが、その選手は、実によく鍛えられていますね。昔、私が子供の頃に知っていた「すごい選手」とは比べ物になりません。
ところで、高校野球を観ていて、非常に気になることが、一つあります。
それは、選手の名前です。
苗字はしようがないですが、それに続く「名」になりますと、もうお手上げ。
だいたい、殆んど、読めないんですもの。それで、そういう場合の名前には、ひらがなでルビがふってあります。
私、選手の親御さんが、ああいう難しい漢字をご存知だとは、とても信じられません。
何か、「素敵な名前のつけ方」とかいう参考書があるのかもしれません。
私、自分に子供がないものですから、偉そうなことは言えませんが、もしあるとして、それが男の子の場合であれば、迷うことなく「一夫」にしますね。
今の子に、そんな平凡な、それでいて「変った」名前をつければ、その子はいじめの対象になるんでしょうか。
日本では、他のみんなと同じというのが、「謙虚で」いいというんですからね。
私、子供を授かられた親御さんは、その命名時に、姓と名とのバランス(釣り合い)を考えなければならないと思います。
姓がタダでさえ重いのに、名も重くしてしまえば、ちょっとおかしいでしょうよ。
昔、英国の中距離陸上で、コー(Coe)という有名な方がおられました。
そして、彼の名がセバスチャン(Sebastian) 。要するに Sebastian Coeさんですね。彼のお母さんの言われる所では、その男の子の命名にあたり、「苗字Coeはいい名前だけれど、あまりに軽すぎるので、名は、少し長くて、どっしりしたものを選んだ」とのこと。これなど、私に言わせれば、命名感覚100点満点。
その逆に、私、かつて、ヒューリー(Hugh Leigh)という英国人を知っていました。
姓も名もいい名前かもしれませんが、それを一緒に使うと、なんだかふわふわとしたものになってしまいます。実際、その方も、そんな感じの人でしたが、。ごめんなさい。
所で、私の本名は「石山 望」。
私、この名前、以前は、嫌いな名前でした。特に姓の「石山」が、。それでいて「石」のつく他の姓は、全て好きなのです。石川、石坂、石崎、石原、、、。その理由を探察してみて、結論が出ました。
でも、今は、そんなでもありません。自分の生き方に自信ができてきたということかもしれませんね。
因みに、私の名は「のぞむ」。男ですよ。
私に、ペンネーム(筆名)というものがあるんです。「野津 肇」。
キザでしょうか。
PS:
日本人の名前で、面白いなと思うのがあります。ご存知、イチローさん。
彼の本名は鈴木一朗なんですが、それを初めて見た時、私、ニヤリと笑ってしまいました。お父様の茶目っ気にです。
鈴木も一朗も至って平凡な名前ですが、ただそのために、鈴木一朗は、例えば、銀行の書類記入例に使われそうな名前だと思ったからです。
こういうの好き。