我々は、言葉にて語り得るものを語り尽くしたとき
言葉にて語り得ぬものを知ることがあるだろう
~ヴィトゲンシュタイン(科学哲学者)~
今まで、何度となく、この言葉に励まされてきました。
自分の想いや経験を言葉に変えることに苦しい思いをしたとき・・・
その先にある境地に思いを馳せることで乗り越えられたと思います。
徹底して論理的に考えることで、論理を超えた世界へ突き抜ける
~田坂 広志~
そう。考え抜くことで、突然拓ける世界があるなぁと感じています。
私が教えているのは、技術的なことよりも精神的なこと
とりわけ、自分の心のあり方であったり、目標への到達だったり・・
受講生に対してそこを深堀りしていくわけですが、前提として、
自分自身の実践からくる分析が大切になってきます。
それを、言葉で現すのに、超深堀りして考え抜きます。
今回は、それを、文章で現すことに、1週間ほど、大きな力を使いました。
要は、提案書を書いた・・ということなんですが^^;
なんだか、大げさで真面目な前振りとなってしまいました。笑。
でも。本当に、今回は、心の底をえぐるような想いで書き上げた提案書なのです。
テーマは、「家庭のメンタルヘルス」です。
思春期の子育ての精神的苦労を、母の叡智に変えるための一大プロジェクトです。
自分の経験
友人、知人の経験
3年間、サポートしているFC塾の保護者の方のお話し
何より、今まで私のセミナーや講演を聴いて下さった方のお話し
プラス、娘からのトピックや、お付き合いのある方の父親としての見解など・・・
内容は自分としては、とても満足のいくものとなりました。
が、得てして、自分の想いが入りすぎた提案は、自分目線になりがちで
実際には通らないということもありがちです。
特に今回は、自分の想いも伝えつつ、あくまで、相手のニーズに応えることを考え抜き
なんとか、書き上げました。
通るといいな~。。。でも。
今回NGでも、提案をブラッシュアップさせて、必ずこのプロジェクトは実現させます!
その気持ちに自然になれたことが、今回の
「言葉にて語り得ぬものを知る」ということだと、
手足温浴をしながら、しみじみ感じた2009年折り返しです。
最近のお気に入り「マトリクス・ドゥオモ」です・・・フィットネスの前に手足温浴します。
(敷居が高そうですが、実は、かなりリーズナブルです)