眉毛が長く伸びてきて、村山元首相みたい、とカミさんにからかわれています。
あの人のは長くて垂れ下がっていますが、わたしのはそれにははるか及びません。
もっとも及ばないのは眉毛の長さだけじゃなく、人格的にも遠く及ぶところではありません。
非民党に担がれた斜会党の首相・・・・というだけでも、その存在が際立ちます。
聞き知るところでは誠実な人柄で、党派を超えた人気があったといいます。
党派を超えた人物だったからこそ、「村山談話」が可能になったのでしょう。
そして、それが外国から見た日本の評価の向上につながりました。
その「村山談話」を今の政権は否定しました。
でも、やっぱり村山談話を踏襲します・・・・。
米国に言われたら腰砕けになってたちまち前言をひるがえす。これでは信用できません。
「杖るは・・・・」は、頼りにするものは信義しかない、ということです。
たぶん村山元首相は、その言葉を信条として生きているのだと思います。
だから言動も信頼されるものとなり、敵対勢力からも担がれることになったのでしょう。
それがご本人にとって幸だったか不幸だったかは別にして。
信義、信頼こそ、人として生きていく上で大事なことです。
それがこのところ社会全体から失われていっているような気がしてなりません。
杖るは信に如くは莫し・・・・あらためてその言葉を大事にしたいと思います。
近くの空き地に大量のニラの花が咲いていました。
二本、三本と咲いているのも風情がありますが、これだけ多いのもまた見事です。
天候不順の日々・・・・秋晴れはまだ先になるのでしょうか。