家から水戸街道に出る道の傍ら。
歩道にかぶさるようにライラックの花が咲いています。
見上げながら、リラの花散るキャバレーで逢うて・・・古い唄ですね。
酒とも夜の巷とも無縁の暮らしになりました。
新橋にもキャバレーがあったけど、今でもあるのかしら?
東洋一を謳った地方都市のキャバレー・・・廃墟になった姿を見たことも。
さて、樹に咲く花で好きなのはりんごの花。
カミさんの実家の隣にりんごの果樹園が広がっていました。
もう少し経つ頃、紅いつぼみが開き、白くかすかにピンクがかった花が咲きます。
秋に実がなると、人目を盗んで柵越しに枝から一つ失敬。
大丈夫よ、とそそのかしたのはカミさん。ついでにわたしのも取って・・・。
齧りながら近くの川まで散歩、禁断の木の実の思い出です。
聖書でもそそのかしたのはイブ。
でも、食べているところを神様に見つかったのはアダム。
慌てて飲み込み、ノドに詰まってできたのが喉仏・・・俗に言うノドちんこ。
英語で喉仏はAdma’s Apple、独語でAdamsapfel、仏語だとPomme d’Adam・・・ポムはりんご。
キリスト教圏ではたいてい「アダムのりんご」なのかも。
樹から落ちたリンゴを食べなかったのがニュートン・・・この続きは明日に。