ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

3度目の正直?

2017-06-05 | 日記

人工知能「アルファ碁」が、世界最強の中国のプロ棋士に3戦全勝。

AIの自己学習機能も着実に進化しているようです。

「アルファ碁」の開発は、Googleグループの英企業ディープマインドが行っています。

 

Googleの初期の企業理念は、世界中の知の集積でした。

そのためには、人間の脳の働きをコンピュータで再現することが不可欠です。

だからこそ、Googleは人工知能の開発に力を注いでいるのでしょう。

 

人工知能ブームは過去に2度、1960年代と1980年代にありました。

わたしがパソコンレベルの素朴なAI言語で遊んでみたのも80年代。

この頃、日本でも国家プロジェクトとして、第5世代コンピュータの研究が行われていました。

 

が、ブームの時も、期待されたほどの成果が上げられませんでした。

日の丸プロジェクトもいつのまにか解散、ブームの後には冬が来る?

でも、90年代終わりには、ディープブルーがチェスで初めて人間に勝ちました。

 

「2度の冬を経験したAIだが、もう冬の時代は来ないのでは?」

というのは「アルファ碁」の生みの親でもあるディープマインド社のCEO。

今度こそ、3度目の正直、といったところなのでしょうか。

 

が、人は過剰な期待を抱きがちなもの。

やっぱりダメか・・・となってしまう可能性がないわけでもない。

それに戦争や犯罪への利用などの恐れ・・・人間の脳もまっとうなだけではありませんから。

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