昨日は一日雨。
今年は暑い夏が去って、梅雨の季節が来た、そんな感じです。
この時期、これだけ雨が続くのは40年ぶりとか。
一歩も外へ出ずに、寝転んで本を読んだり、映画を見たり・・・。
そのうち眠り込んで夢を見ました。
アゲハチョウになってヒラヒラと海の上を飛ぶ夢・・・。
夢は現実と無関係のこともあり、つながっていることもあります。
「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」
そんな誰かの一行詩が記憶の片隅にあったのでしょうか。
夢は自分とは違う人生の一部、という説もあります。
昔、わたしはアゲハチョウだったのでしょうか。
それとも蝶になって飛ぶ夢を見た、荘子という人だったのかも・・・。
死生一如、が荘子の死生観です。
人生といいながら生も死もわからない、人生は夢である。
人が夢を見る。夢でまた夢を見る。醒めてのちに夢だったことがわかる。
荘子が夢を見てわたしになったのか。
わたしが夢を見て荘子になったのか。
そう思いつつ書いているのも、また夢の中の出来事なのか・・・。