juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

箱根にて

2015年11月27日 | 健康・病気


24日火曜日の午後3時すぎ、元箱根の成川美術館の展望室。「富士山、顔を出してくれないかなあ」と、じっと待っている私です(*^_^*)。待つこと30分、願いがかなってこんな写真が撮れました。

火曜から昨日まで、箱根に行って来ました。成川美術館など元箱根方面は25日に行こうかと思っていたのですが、雨の予報だったので急きょ行っちゃいました。向かっている最中も雲が広がったり、少し青空が見えたり、くるくる変わるお天気で、成川美術館に着いた時にも雲が広がっていて富士山は見えず、私はあきらめようかとも思ったんですが「せっかく来たんだから」と、ばあばが言うので館内に。展望室に座ってしばらく眺めていると、何となく富士山の稜線が少し見えたような気がして来たんですよ。ばあばが「絶対見える」と言うので待っていることに。待ってて良かったですね。何年か前にも来ましたが、ここの展望室からの芦ノ湖と富士山の眺めは秀逸ですね。展示は何かやっていたようですが、殆ど見ずじまい(*^_^*)館を出るときにはまた雲がかかり富士山は隠れてしまいました。ばあばの粘り勝ちでしたね。
ホテルに戻る途中の「仙石原のススキ」です。5時ちょっと前でしたか、丸いお月さんが出ていました。


25日は一日雨。雨が降ると箱根では美術館しか行くところはありませんね。ホテル近くの「ラリック美術館」と「ポーラ美術館」へ出かけて来ました。「ラリック美術館」は今年が開館10周年となっていましたが19世紀末から20世紀初頭活躍したフランスの宝飾とガラス工芸作家「ルネ・ラリック」の美術館。園内には彼が室内装飾を手掛けた「オリエント急行」の客車が1両置いてありました。車両の中の見学は1500円(お茶付)と言うので、やめました(*^_^*)
ポーラ美術館は「自然と都市」と題して、印象派からエコールド・パリまでのポーラ美術館所蔵作品の展示。その時代の殆どの有名画家の作品が見れて、ポーラの所蔵作品の豪華さには驚きますね。ピカソは青の時代の「海辺の母子像」が展示されていました。そうそう、風景画家シスレーの作品もありましたよ。

昨日午前中は曇りと時々小雨でしたがお昼には晴れて来ると言うので、ホテルを遅めに出て強羅の「箱根美術館」へ寄って見ました。箱根の紅葉は上の方、仙石原の長安寺などはもう終わりでしたが、今はこの辺りが見ごろのようでした。箱根美術館は昔一度来たはずなんですが殆ど記憶がありません(*^_^*)苔のお庭が良いんですね。着いた頃はどんよりした曇り空でしたが茶室・真和亭で一服頂いている間に晴れて来て、苔と紅葉が綺麗でした。結構高低差があり石段の上り下りが多いので、車いすを借りたのですが殆ど使えず、専らばあばの手を借りて、リハビリ、リハビリと言いながらの散策でした。ここも本館の展示物は見ず仕舞い(*^_^*)


小田原厚木道路から東名、用賀から環八で帰って来ました。箱根湯本の少し下ったところから小田原厚木道路に高速が直結されているんですね。今回初めて通りましたが便利になっているんですね。そうそう今回はこんな事もありました。24日出かけるときですが、四面道から用賀までの環八が全く渋滞がなかったんですよ。こんな事があるんだと、私の初めての経験でした。ラッキーと思っていたら東名で港北を過ぎたら集中工事とかで海老名までノロノロ。人生、プラスばっかりじゃないですね(*^_^*)
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掻き落としと象嵌

2015年11月22日 | 保谷障害者福祉センター


あまり天気が良くないですね。天気が悪いと散歩に出るのもつい億劫になって、昨日も今日も家でごろごろしております。
ゴヨーツツジさまの故郷高知からのコメント、びっくりぽんやわ!(*^_^*)タブレットとすっかり仲良くなられたみたいですね。

月曜日に陶芸教室の皆さんの作品を撮って来ました。中に違う技法で作られた同じような蓋物があるのでご紹介。教室では絵や模様を表すのに「掻き落とし」と「象嵌」と言う技法を良く使います。写真の左上はH・Mさんの作品で「掻き落とし」で作ったもの。赤土で造形し、白化粧土を丸く塗り、乾いたらカキ道具で絵を描いて行きます。掻き落とした線が赤土の色そのまま出ると言うことになりますね。右下の蓋物はS・Mさんが「象嵌」で作ったもの。赤土で造形して、まず絵をすじ彫りします。その上から白化粧土を塗り、乾いたらすじ彫りした所以外の白化粧土をけずりはがします。彫ったところに白化粧土がはめ込まれたと言うことになりますね。それから透明釉をかけて焼けば出来上がりです。形、大きさともそっくりですが偶然そうなったようです。お二人とも「梅干し入れ」に使うと仰っていました。


先週木曜の夜、武蔵野文化会館で世界的名ピアニスト「エマニュエル・アックス」のリサイタルで、ベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」などを聴いて来ました。ベートーベンの「悲愴」はチャイコフスキーの「悲愴」のような悲痛の叫びではなく、若きベートーベンの激情がたたきつけられるような感じですね。ショパンはスケルツオ1番から4番まででしたが私には皆同じような感じで(*^_^*)武蔵野にしては高額料金でしたが「世界的ピアニストの演奏」を楽しんできました。ポーランド生まれのアメリカ人で66才、奥さんは日本人のピアニスト野崎洋子さんだそうです。

明日は勤労感謝の日でセンターはお休み。フルタイムでご近所麻雀です。今シーズンはちょっと成績が上がらないのであと1か月頑張らなくっちゃ(*^_^*)。
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ウイーンの美術史美術館

2015年11月18日 | 音楽・オペラ・美術



ウイーンの美術史美術館所蔵」とあるので、ばあばと「お、あそこだね」と言いながら、Bunkamuraのザ・ミュージアムへ出かけて来ました。「風景画の誕生」と題してウイーン美術史美術館所蔵の絵画70点での展覧会を開催中なんです。聖書や神話の舞台として、15世紀、窓を通して風景が描かれた時代から純粋に風景画としてのジャンルが確立した17世紀までの流れをたどる展覧会でした。
保存してあるウイーン旅行の写真を見ると「07年5月」とありました。あれから8年ですか。美術史美術館へ行ったのはウイーンでのフリータイムの日、ホテルで市電の一日切符を買ってリングを走る市電に乗りオペラ座前で下車し、ぶらぶらと館内へ。19世紀末のウイーンの都市改造計画の一環として約20年の歳月をかけ完成、1891年に美術館としてオープンしたそうで、外も中もなかなか壮麗なものでした。ハプスブルク家が蒐集した数十万点の美術品が収蔵されているそうです。絵画の展示室だけでも50室もあり、見て回るのが大変だった記憶があります。ブリューゲルの「バベルの塔」は良く覚えていますがルーベンスやベラスケスの画は何の画だったのか、確かフェルメールの画もあったような気がしますが、ほとんど忘れてしまいましたね(*^_^*)雰囲気のあるカフェでザッハートルテとウインナコーヒーを頂いたのは覚えていますが。

東急のレストラン街でお昼を食べて、またBunkamuraへ戻り6階のル・シネマで「ヴェルサイユの宮廷庭師」を見て来ました。ルイ14世のヴェルサイユ宮殿造営時、その任に当たった国王の庭園建築家ノートル(実在らしいです)と一人の女性庭師とのロマンス物語です。「ヴェルサイユ宮殿を舞台にした・・」とあったので、宮殿内部の映像など出て来るのかなと思っていましたが、そこは何にも出て来ませんでしたね。

映画を見終わって又東急へ。お買い物を済ませて外へ出ると、もうすっかり暗くなっていました。展覧会、映画、食事、買い物、と一日に4つの用事をするなんて、久しぶり(*^_^*)昔の話ですが、ある社長さん、当時今の私くらいの年齢の人でしたが、人に会うとかの予定を一日一件、多くても午前一件、午後一件しか入れないので、「なんでかなあ」なんて思っていましたが、今になって見ると分かります。要は疲れるんですね(*^_^*)

15日の日曜日の午後、N響の定期演奏会でNHKホールへ。ベネズエラ出身の若手31歳ディエゴ・マテウスの指揮でマーラーの交響曲第5番、チャイコフスキーの交響曲第5番などを聴いて来ました。若い指揮者だけに、硬さがある感じもしましたが元気一杯の指揮ぶりでした。チャイコフスキーの5番は私は初めて聴きましたが、プログラムに「彼の6つの交響曲の中で最も色彩に富む」と書かれていた通りの印象でしたね。大相撲の放送を聞きながら帰って来ました。

今場所、ちょっとだけ期待をした稀勢の里でしたが昨日は豊ノ島にあっさり負けてしまいました。今日は白鵬戦、期待しないで見ていましょう(*^_^*)
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センター文化祭

2015年11月14日 | 保谷障害者福祉センター



午前中、センターの文化祭に出かけて来ました。あいにくの雨降りとなりましたがセンターには多くの人が見えていました。通所者のご家族、小さなお子さんもいらっしゃいましたが多分お孫さんでしょうね。年に一度の文化祭、センター内は普段と違って華やいだ雰囲気でした。
絵画教室、書道教室、籐つくり教室、陶芸教室、パソコン教室、の作品。それに作業療法で皆さんが作られた手芸品も沢山展示されていました。編み物を見ていると私が通っていた時に生まれて初めて編み棒と毛糸を持ち小さなマフラーを編んだことを思い出します。OTの先生に乗せられたんですよ(*^_^*)その小さなマフラーを渡した相手のT君、R君、その時1歳か2歳でしたがもう中2です。月日が経つのは何と早いことか!ですね。
11時からの音楽療法の発表会も聴いて来ました。メンバーのみなさん、良く声が出て楽しそうなお顔、相当練習に励まれた様子でした。アンコールに「世界で一つだけの花」をみんなで歌って終了。もう一度じっくり見ようと陶芸教室の展示のところに戻ると、丁度O先生も見えて一緒に作品を鑑賞。素敵な作品が沢山あります。来週月曜に写真を撮ることになっているので、そのうちご紹介出来ると思います。パソコン教室もみなさんの力作がコメント付きで紹介されていました。ブログでご紹介したYさんの「図形描画で線路を描く」もA3用紙にプリントされて展示。自分の作品が展示されているのは嬉しいもので、また頑張ろうと言う気になりますね。
帰り際、また園芸教室の皆さんが育てたポット苗を頂きました。「龍のひげ」と「ビオラ」です。上手く育つと良いのですが、ばあばの腕次第です(*^_^*)
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シスレーの風景画

2015年11月12日 | 音楽・オペラ・美術


一雨ごとに寒くなりますね。
先ほどまでエアコンの修理屋さんに来てもらっていました。無事直りましたが思わぬ出費で痛いですね(*^_^*)先週、寝る時に寒いのでエアコンの暖房を入れようとしたら故障ランプが点滅して暖房入らず。説明書を読んで手順通りにやって行くと結局「販売店に連絡せよ」との表示。原因は肝心の基盤がダメになったとのことでした。この間はオイルヒーターを使っていましたが、こちらの方がほんわかとした暖かさでエアコンより良いような気もしますが、どうでしょうか。

一昨日、歯のメンテに吉祥寺に行った帰り、ばあばに連れられて練馬の中村橋にある練馬区立美術館へ出かけて来ました。ばあばのお友達、その方は水彩画をたしなみ、素敵な絵手紙なども描かれる人なんですが「ぜひ見てきたら」と勧められたそうです。
練馬区立美術館は私は初めて行きましたが、こじんまりした美術館で、今週いっぱいで終わりのようですが、今は創立30周年記念として「アルフレッド・シスレー展」を開催中。
シスレー(1839~1899)は印象派の風景画家として有名ですが、私もその風合い、色使い、構図、好きですね。何となく自分にも描けるような気も(*^_^*)風景画を得意とされるキューリー夫人もきっとシスレーはお好きでしょう。
シスレーの作品は900点位あり日本にも結構な数あるそうです。今回の展覧会は日本の美術館に所蔵されている20点の作品を中心に構成されていました。
下の画は親友ルノワールが描いたシスレーの肖像画だそうです。
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スーパーじいじの贈り物

2015年11月08日 | 健康・病気


立派なお芋がこんなに沢山!北信濃旅行の記事でお話した「スーパーじいじ」から贈り物が届きました。300坪の農園で無農薬で丹精込めて作られたお芋の数々です。写真の左上の里芋から右回りで山芋、竹の子芋(京芋)、さつま芋、です。私は竹の子芋なんて現物を見るのは初めて。里芋よりも更にホクホク感があるそうです。山芋も畑で作れるんですね。さつま芋は「紅はるか」と言う種類で2011年に開発されたものだそうで、直ぐに蒸かして食べようと思ったら、「収穫後しばらく寝かせた方が甘みが出るので20日ごろまで待て」とのスーパーじいじの注意書きがありました。夕食にまずは里芋を頂きましたがホクホクしてとても美味しかったです。スーパーじいじに乾杯!です(*^_^*)


今日、11月の「むくろじの会」を開きましたが、なんと午前中の出席者が7名で、リハビリ麻雀が1卓しか出来ませんでした。雨が降ると来にくくなる人もいるし、A・Mさんは別荘に行ってるし、まあ仕方がないですね。お昼にF・Yさんがやって来たので午後からは無事2卓で出来ました。F・Mさん、顔を見せた時には万雷の拍手でしたよ(*^_^*)

先月までトップを走るFさんが今日も好調で、後は来月1か月だけですから逃げ切り濃厚になりました。そうそう、上の写真、麻雀2段の認定証ですが、昨年のチャンピオンS・Mさんが月に何度か通っている「健康マージャンクラブ」で貰ったそうで、嬉しそうにみなさんに披露していました。何度か月例会とかで優勝しないとなかなか昇段は出来ないとかで、最近すごく調子が良いそうです。「むくろじの会」では今年はちょっと調子悪いですが(*^_^*)

4時過ぎに後片付けをして解散。それぞれ帰路に着きました。元気で集まれることが何よりですね。
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チェコフィルハーモニー管弦楽団

2015年11月05日 | 音楽・オペラ・美術



今日は良い天気でしたね。午前中三鷹へ出かけていたのですが、好天気に誘われお昼ご飯を済ませてから神代植物園まで足を延ばしてきました。三鷹からだとほんの10分か15分位です。駐車場は結構一杯。手帳を見せて駐車料と入園料は無料で、何時もありがたいです。
正門を入ると目の前に「神代花車」が。そうでしたね。11月は「菊」でした。今「神代植物園菊花大会」が開催されており、鉢物や盆栽が沢山展示されておりました。私はあまり知りませんが、菊花の育て方には「三本仕立て」とか「ダルマ作り」とか「福助作り」とかがあるようですね。江戸時代の古典菊も展示されていました。
「もう終わりだろ」と思いながら、バラ園に行って見ると、まだまだ綺麗に咲いているバラもありました。先月30日まで「秋のバラフェスタ」が行われていたようですが、写真のバラは「マリアカラス」、何時も見るより今日の方が綺麗に見えましたね。3時過ぎに植物園を出て帰って来ましたが風もなく暖かで気持ちの良い午後でした。

昨晩、チェコフィルハーモニー管弦楽団の演奏でスメタナの「わが祖国」を聴いて来ました。指揮はチェコ・プラハ生まれのイルジー・ビエロフラーヴェク、1946年生まれですから今69才。NHK音楽祭で来日しての演奏会です。始まる前に解説をしてくれた音楽評論家の奥田佳道さんが「世界の無形文化財と言っても良い、「我が祖国」を「チェコフィル」で聴けるなんて。これ以上の喜びはない」と熱っぽく語るので、私も一段と期待が高まりました。スメタナ(1824~1884)はドヴォルザーク(1841~1904)と並んでチェコの大作曲家。この「我が祖国」は交響詩6曲から成り、特に2曲目の「モルダウ」が有名ですね。初演は1882年だそうです。「モルダウ」一曲ではよく聴きますが全曲を聴いたのは今回が初めてでした。100名近い大編成でとてもダイナミックな演奏だったと思います。ボヘミアの情景が目に浮かぶような気が、なんて、私はチェコには行ったことがありません(*^_^*)
アンコールのドヴォルザークのスラブ舞曲を聴いて9時過ぎにNHKホールを出、10時前に帰宅しました。夜は早いですね。
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力作完成

2015年11月01日 | 保谷障害者福祉センター

もう11月ですねぇ。日中は暖かいですが朝晩は結構冷えるようになりました。
センターの山茶花が咲き始めました。毎年文化祭の頃が最盛期でとてもきれいなんですよ。通所者の皆さん、文化祭への出展に向けて追い込みに入っておられます。パソコン教室でも、ワード文書の作成の方、エクセルで家計簿を作成する方、センターの庭に出て写真を撮ってパソコンに取り込みアルバムを作る方等々、みなさんそれぞれの課題に取り組んでおられます。
「図形描画で線路を描く」に挑戦されていたYさんの作品も完成しました。ご本人もブログにのっけて良いよと仰るのでご披露します。虹の上に電車が走り、ふなっしーとくまもんが手を振っております(*^_^*)。線路だけでは少し寂しいと、Yさんが自分で描いたふなっしーとくまもんを登場させました。面白く仕上がったと思います。Yさんの力作、完成です。

センターの文化祭は11月の13日(金)と14日(土)の2日間。
パソコン教室担当の職員Hさんが中心となって作られた下のポスター、文化祭の3文字を書道教室の3人の方が書いた文化祭から一文字づつ持ってきたり、地図の背景を透明にしたり、高度なツールを駆使されたようですよ。なかなか良いポスターだと思いますね。
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