小池さん、大した人ですね。今なら勝てると解散に打って出た安倍総理でしたが、小池さんの登場で目論見通りに行かない感じになって来ました。でも、民進党がこうなるとは全く思いもしませんでしたね。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」と言うのが、追い込まれた前原さんの覚悟だったんでしょう。昨日の「希望の党」結成から、あちこちチャンネルを替えながら今もテレビの情報番組見っぱなし状態です( ◠‿◠ )
全く関係ないですが、前の記事で、NHK交響楽団の「ショスタコーヴィチの交響曲第7番」がとても素晴らしかったと書きました。オペラでもコンサートでもそうなんですが、「素晴らしい!」とは思っても、どこがどんな風に素晴らしかったのか、私にはなかなか具体的に書けないんですよ。もっと表現できたら良いのにと何時も思っているんですが( ◠‿◠ )
一昨日の毎日新聞の夕刊に、音楽評論家の大木正純さんが書いた、私が聴いた17日の「N響ショスタコーヴィチの第7番」評が載っていました。読みながら、なるほどなあ、こんな風に捉え、こんな風に書くのか、と感心してしまいました。以下にその一部ですが、コピペしました。でも、この位書けると専門家になっちゃいますね( ◠‿◠ )
「パーヴォ・ヤルヴィがNHK交響楽団の首席指揮者に就任したのは、たった2年前だが、・・・・指揮者のセンスと音楽性、オーケストラの技術、さらに両者の意思の疎通が相まってほとんど非の打ちどころのない演奏水準を達成している。・・・・第1楽章の中間部、直線的に進行する‟戦争の主題“をラベルの「ボレロ」並みに格好良く聴かせてしまう見事な手並み。あるいは第3楽章の劇的な頂点に置いて、タクトにきびきびと反応する楽器群の呼吸の鮮やかさ。技だけではない。聴き手の心に響く、真摯な訴えがそこに伴う。