東近江市百済寺本町の農事組合法人「アクティブファーム百済寺」の直売所で、特産の「角井西瓜」の販売がピークを迎えている。なくなり次第終了。
「角井」は昭和初期から栽培の歴史がある地元の集落名。
戦時中はジャガイモなどに置き換えられて生産が途絶えたが、15年ほど前に復活し、年間1500玉の収穫を目標にしている。
販売しているのは、大玉の「羅皇」と、しま模様の薄い「富研号」の2種。
滋賀県内で唯一の生産という「富研号」は、しゃりしゃりとした食感が人気を集めている。
行列に並んで買い求めた愛荘町の女性は「味は別格で、毎年楽しみにしている。皮の白い部分はサラダにするとおいしい」と大事そうに抱えていた。
組合の山本孝蔵代表は「今年は梅雨明けが早かったが糖度は高く、自信を持って販売できた」と話した。
アクティブファーム百済寺直売所:
東近江市愛東支所の横の県道を約2km百済寺本町方向に進んだ道路沿いにある。
問い合わせ:同ファーム(TEL0749ー46ー0848)
<中日新聞より>