かいとの作品集

テーマはしぼらず(飽きっぽいので)、
興味のおもむくままに作品を作っています
とにかく、いろんなものに挑戦したい!!

家出した時の話

2016年02月27日 | 日記

私は、あの頃…

自分が、何のために生きているのか、わからなくなっていた

死ぬことも、もう、周りのために、出来なかった

このまま消えたい…、消えても気づかれないかな

夕飯後、自分の部屋へ戻り、準備してあった、家出グッズを持って、黙って外へ出た

近くのホテルに泊まろうか?とも思ったけど、隠し通せる自信もないので、電車に乗って、大学時代お世話になっていた、おばあちゃん家の近くのホテルに泊まることにした

1人、昔を懐かしむ旅をしようと思った

おばあちゃんのお墓参りもしたかった←ウチは、お墓参りをしない主義だったから…

そう考えたら、少しは私の生きる意義がある気がした

少しワクワクした

 

次の日、けっこうな距離を、自分の足で歩いて、お墓へ行った

上着を着ていたけど、ものすごく暑くて、脱いで、手に持って歩いた

ちょうど、お墓に着いた頃、お母さんから、電話がきた

 

私: 心配しないで、今、おばあちゃんのお墓参りしてるから

母: あんた、ホントに、それでいいの???

私: わからない…(涙)

 

私は、涙が溢れて仕方なかった

私、本当にコレでいいの?

わからない

でも、どうしようもない

泣くしか出来ない

私は、何も守れなかった…

ただそれだけ…

 

 

好奇の目で見られてる妄想と戦いながら、おばあちゃん家の近くの小さなラーメン屋さんに1人で入りものすごく暑い、厨房からの熱気と、ガンガンと中華鍋とお玉の音が響いてる中、急いで食べました

ご主人は、私のことを知っているんだかいないんだか…わからないけど、ガンガンに暑くて、うるさくしているのは、何か意味があるように感じたけど、私には、どうしようも出来ない

 

どこの道を歩いたのか、覚えていないが、途中、生理が来たかも?と思ってしまった

スーパーで、ナプキンを買わなきゃ

買って、トイレに入ったら…まだきてなかった…

さらに、私レジ袋もらわなかったんだね

ナプキンを抱えて歩くはめに

上着でくるんで、赤ちゃんを抱きかかえるように、持って歩いた

途中、バラバラと、ナプキンがこぼれ落ちてしまい、

必死で広い集めた

自分でも、頭のおかしな人に見えた

 

 

 そして、その日の夜、来なくていいのに、両親が迎えに来て、連れ戻され、次の日、病院へ連れて行かれ、即、入院でした

 

あのままゆっくり、家出させてくれてたら…

自分に自信がつき、自分で自立している気になったんじゃないかと

思うけど …

 

いまさら…です

 

あんたがかいるから、死ねない…と言っていた母が亡くなったのは、もう心配無くなった…ということでしょうかね、

 

 

 

 

そして、

赤ちゃんのように、大事に抱きかかえてきたナプキンは、実は、尿漏れパットでした… ← 後日、妹に指摘され判明

 

そんなトホホな人生

         

 

意味がわかりにくいかもしれませんが、スゴく煮詰まった文章なので、失礼します

 

コメント (10)
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