私は、あの頃…
自分が、何のために生きているのか、わからなくなっていた
死ぬことも、もう、周りのために、出来なかった
このまま消えたい…、消えても気づかれないかな
夕飯後、自分の部屋へ戻り、準備してあった、家出グッズを持って、黙って外へ出た
近くのホテルに泊まろうか?とも思ったけど、隠し通せる自信もないので、電車に乗って、大学時代お世話になっていた、おばあちゃん家の近くのホテルに泊まることにした
1人、昔を懐かしむ旅をしようと思った
おばあちゃんのお墓参りもしたかった←ウチは、お墓参りをしない主義だったから…
そう考えたら、少しは私の生きる意義がある気がした
少しワクワクした
次の日、けっこうな距離を、自分の足で歩いて、お墓へ行った
上着を着ていたけど、ものすごく暑くて、脱いで、手に持って歩いた
ちょうど、お墓に着いた頃、お母さんから、電話がきた
私: 心配しないで、今、おばあちゃんのお墓参りしてるから
母: あんた、ホントに、それでいいの???
私: わからない…(涙)
私は、涙が溢れて仕方なかった
私、本当にコレでいいの?
わからない
でも、どうしようもない
泣くしか出来ない
私は、何も守れなかった…
ただそれだけ…
好奇の目で見られてる妄想と戦いながら、おばあちゃん家の近くの小さなラーメン屋さんに1人で入りものすごく暑い、厨房からの熱気と、ガンガンと中華鍋とお玉の音が響いてる中、急いで食べました
ご主人は、私のことを知っているんだかいないんだか…わからないけど、ガンガンに暑くて、うるさくしているのは、何か意味があるように感じたけど、私には、どうしようも出来ない
どこの道を歩いたのか、覚えていないが、途中、生理が来たかも?と思ってしまった
スーパーで、ナプキンを買わなきゃ
買って、トイレに入ったら…まだきてなかった…
さらに、私レジ袋もらわなかったんだね
ナプキンを抱えて歩くはめに
上着でくるんで、赤ちゃんを抱きかかえるように、持って歩いた
途中、バラバラと、ナプキンがこぼれ落ちてしまい、
必死で広い集めた
自分でも、頭のおかしな人に見えた
そして、その日の夜、来なくていいのに、両親が迎えに来て、連れ戻され、次の日、病院へ連れて行かれ、即、入院でした
あのままゆっくり、家出させてくれてたら…
自分に自信がつき、自分で自立している気になったんじゃないかと
思うけど …
いまさら…です
あんたがかいるから、死ねない…と言っていた母が亡くなったのは、もう心配無くなった…ということでしょうかね、
そして、
赤ちゃんのように、大事に抱きかかえてきたナプキンは、実は、尿漏れパットでした… ← 後日、妹に指摘され判明
そんなトホホな人生
意味がわかりにくいかもしれませんが、スゴく煮詰まった文章なので、失礼します