(にゃんいないのかしら?)
ばーちゃんさっきから心配そうに気にしていたんだけど、なんとなくにゃんの気配がないみたい。
お気に入りの椅子にはシロちゃんだけ。
「ねえ、にゃん。まだ帰ってきてないの?。
ばーちゃんが気にして、にゃんが帰ってこなかったことってあんまりないから、ほんとに家出しちゃったのかなぁ・・・。」
・・・・・・
・・・う~~ん。のびのび「?。・・・?。誰かなんか言った?。
にゃん、パンダ城でぐっすり寝てたんだけど。
あれ?じーちゃんか。なんか御用なの?。にゃん、久しぶりの南の別荘の行きかえりで、すっかりくたびれちゃって、寝むりこけてて気がつかなかったんだけど。」
・・・・・・
「え?。ばーちゃん心配してるって?。
そういえばただいまも言わないで、にゃん、すぐ寝ちゃったんだった。」
「ばーちゃんただいま。・・・って、夕方帰って来てたんだけど、ただいま言う前に寝ちゃったんだ。心配かけてごめんね。」
「あ、じーちゃん連れて帰って来たよ。今もじーちゃんに起こされたのにゃ^^。
さっきはふてくされちゃってごめんなさい。ちゃんとお参りしてご挨拶もして、じーちゃんも帰って来て、にゃんも機嫌治ったから許してにゃ。ごめんなさい<(_ _)>」
ばーちゃんホッ^^。
「もう遅いから、寝ましょ^^。
え~~?。起こされたばっかりで眠れない?。
じゃあ、ばーちゃん先に寝ちゃうわね。お・や・す・み。」