ばーちゃんが迷子になりそうになった、わちゃわちゃした混みこみの街は、にゃんあんまりすきくないにゃ><。
乗り換えて二っつ行った駅に降りたったら、たった二っつ来ただけなのに、ぜんっぜん違う、さわやかーな匂いがしたんだよ。
にゃんが住んでいたところは昔はすすだらけの工場のいっぱいある街だったんだけど、最近はマンションだらけの街で、木はあんまり生えてなくって、植木鉢で植木を育てているみたいなところ><。
だから、待ち合わせの駅に着いたら、こんもり森があったり、芝生のお家があったり、ひろ~~~~い林の向こうに建物のある学校だったり植木の塀があったり、とにかく緑がいっぱいでいい匂い@@。
ひっさしぶりに、お空に飛びあがってグルんグルんしたくなっちゃったにゃ。
ばーちゃんに聞いたら、すぐにちゃんと思い出してくれるって。
わお!飛ぶぞ!^^。
ずっと寒かった先週までと比べると、もう、絶対はるちゃんがいっぱい来てるに決まってるっていうくらい温かな日。
お空はすこ~しもやっとしていても、生垣にもお庭にも、きれいなお花がいっぱい。
真っ白なハクモクレンも、もう満開だし、びっくりしたのは5月過ぎが満開のはずのシャクナゲがもうかなり咲きはじめていたこと。
高ーいところから見おろすと、もうはるらんまん~~。
ここの街がはるちゃんのおすまいなの?。
ばーちゃんがすぐにゃんのことを思い出してくれたので、さっさと降りて来てばーちゃんのフードの中に潜り込み。
お目当ての記念館みたいなところはすぐに見つかって、さっそく入館。
興味があるようなないような・・・ばーちゃん><。
にゃんはまったくなんだかわからなかったにゃ。
お近くに住んでいる昔のお友達がお迎えに来てくれてみんなで懐かしがって^^。
図々しく上がらせてもらって、60年以上昔の思い出話に花を咲かせて・・・。
にゃんは、そこの素敵な奥様のおそばに張り付いて、あっちきょろきょろこっちきょろきょろ。
すんごく素敵なおうちにうっとり。
でも、久しぶりのお出かけで、くたびれちゃって、気が付いたらばーちゃんのカバンの中に潜り込んでねんねしちゃってたにゃ。
ばーちゃんが、思わぬお誘いとおもてなしにすっかり感動して、たくさんたくさんありがと言ってたのを夢うつつに聞いてた後、ぐっすり寝ちゃってて、おっきしたらお家だったにゃ。
おしまい。