おねーさんとおかーさんが起きるの待って、朝ご飯。
ここもほとんど普通の、日本海側の頭の固い干物の炙り魚を焼きながら、卵掛けナットご飯に焼き海苔巻きのばーちゃん大好き朝ごはん。
ね、ふつうでしょ?^^。おいしかったけど。
食べられる人はしっかりお替りをして、ハイ、ごちそー様。
お荷物まとめておいとま。
また来年泊まろうねなんて言いながらお車に荷物を積むころには雨はやんでいて、また虹が見えたにゃ。
晴れ間も増えて来て最後が絶好の石拾い日かも^^。
と思ったんだけど・・・^^。
ワクワクしながら、今日は今まで行ったことのない、新しい海岸へ行くことになったにゃ。なんでかっていうと、2軒目のお宿で、おかみさんに見せてもらった石の中に、緑でなく真っ青に透けたブルーヒスイがあって、その石はお泊りのお客が拾った石で、その石を拾った場所はかなりの穴場なんだって^^。
午前中だけの半日勝負^^。
割と小さな浜で、夏の海水浴の客が多い浜なんだそう。
おかげさまできれいなおトイレもあって、ばーちゃんひと安心^^。
拠点は大きめのお椅子と皆の荷物置き場だけ。
かなり強風があるので、パラソルもシートもなし。
お日様はカンカン照って来て、波に洗われた石や岩がピカピカキラキラ皆を誘う^^。
今までの浜とは勝手が違う、大石の間にある小石を探す感じ^^。
ゴロゴロ石は歩きにくく、だんだん風が強くなると、足弱ばーちゃん昨日のように海まで飛ばされそう。(*^-^*)。
お椅子もばーちゃんが座っていないとどこかに飛んで行ってしまいそうなので、お荷物積んで重しの石を乗せたりで、時々ばーちゃんもそこら一回り見回って見たり^^。
そんなわけで椅子のお守りで座ってはいたけれど、風がどんどん強くなり、波も高くなって、海べりは危険な感じに思ったとき、はるか遠くでおねーさんが大きな岩の陰に身を潜めたのが見えたにゃ。
『おねーさん、波かぶっちゃったみたい!。』
心配しておかーさんが迎えに行こうとしたとき、おねーさん無事に引き返してきたにゃ。
「どうしたの?波に襲われたの?。」
「違うの。砂嵐に襲われて、痛くて岩の陰に隠れてたの。」
「そか。ここも吹き曝しで、背中丸めて首すくめてたけど、イテテのテ!><。
あみあみ帽子だから頭の中も首すじも砂に襲われて痛かった。だから首にはタオル捲いたのよ^^。」
ばーちゃんの立ち上がったお椅子には、大量の砂がじゃりじゃり。その砂はみんなばーちゃんのお背中襲ってぶつかって滑り落ちてたまったものにゃ。
にゃん。今日は初めからばーちゃんの懐の中にゃ^^。
にゃ?賢いでしょ^^。
お日様は中天に差し掛かり、そろそろお昼ごはんの時間。
最後の午餐。今日こそはお店屋さんで好きなもの食べましょ。
そう言って、みんなのお宝の石は網に仕舞って、また改めて見せっこすることに決め、さっそく撤収。
お車に戻ると後ろのトランク開けてお荷物載せ始めたのに、後部座席に乗るばーちゃんが、一足先に乗り込もうとした途端、大風がザ~~~っと吹き付けて、帰りのお土産入れの発泡スチロールのトロ箱ががさがさぴゃ!。
風に吹かれて飛び出したのにゃ。
おかーさん、身も蓋も掴まえて、よかっ❢・・・え?。
手からすり抜けた蓋がおお風にあおられて、コロコロコロコロ=3=3=3
慌てたおかーさんが身は離さずに、ひろ~~い駐車場を全力疾走で追いかける!!。
防波堤の堤防は人の背の高さくらいで、トロ箱蓋ちゃん40センチくらい。
堤防でおかーさんにつかまるとみ~んな信じてたのに・・・。😞
蓋の奴、最後のコロンで大ジャンプ!。堤防すれすれで後ろも振り返らずにすいっと海の中へ><。
青い空と群青の海。灰色の堤防に真っ白なトロ箱蓋ちゃん。
すんごい絵になる印象的な風景だったけど・・・。
・・・ばーちゃんのヘマでおかーさんくたびれもうけ。(´・ω・`)ごめんね。
帰りのお土産の生ものは・・・やめましょう。になっちゃったにゃ><。
そんなことはあったけど、みんな直ぐ気持ちを入れ替えて「めしじゃめしじゃ!^^」
朝から決めていたお店に着くと、平日のお昼過ぎでもそこそこに人はいて、でも待つこともなくお座敷へ。
皆は海鮮丼っていうけれど、三日間和食だったからってばーちゃんはカキフライ。
中々にしっかりしたお味だったにゃ。
⇑ ばーちゃんの牡蠣
おかーさんたちの特上海鮮丼 ⇓
この後はもう、高速に乗って、渋滞に引っかかって、思ったより時間がかかっておうちに着いただけ。
終わり。にゃ