化け猫のひとりごと

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トラブル満載トラベルにゃ ④

2025-02-11 16:55:39 | 日記

お腹がくちくなるとお目目がくっつきそうになるのは、でっぱりお腹の皮が突っ張って、うわ瞼を引っ張り下げるからだってこどものときにおそわったばーちゃん。

お腹を引っ込めてお目目をこすり、どっこいしょでやっと立ち上がり。

これから行くところは、ご飯食べながらスマホを見て決めた。だって。

お行儀悪いおばさん組二人で決めたみたいで、このすぐ近くらしいにゃ。

 

お代の清算を済ませると、さっそくさっきの交差点に戻り、信号を渡ってすぐのところにあるコーヒー店に入っていくんだよ@@?。

お腹はいっぱいだし、お茶も飲んだばかりで、時間の無駄だよ、なんてばーちゃん不審顔。

そしたらそこはなんと、夏目漱石の有名な小説『坊ちゃん』によく出てくる、シュッポッポ、坊ちゃん列車の展示されている『坊ちゃん列車ミュージアム』だったんだにゃ^^。

ふつう、コーヒー店の奥にそんな展示場があるなんて思わないよね、ってばーちゃんどこまでも不安そう。

おかーさんの後ろについて中に入ると、区切りもない奥に、おもちゃのようにきれいに磨かれてお化粧されていて、大事にされているんだな~~。という姿で鎮座していたのにゃ。

壁一面に、当時の功労者の功績や、いきさつや生業など、『うん。確かにここはそれなりに《ミュージアム》だ!。』とばーちゃんは感動してましたマル。

 

コーヒーも飲まずにそのままお外に出ると、お昼過ぎたばかりの時間なのに、ぞくぞくする寒さで、またまた「ねえ、四国って南国じゃないの?。」の疑問に取りつかれちゃったのにゃ。 

「とにかく今日のメインの高松城見学」にいこうよ。」

「なにに乗るの?。」

足イタばーちゃん、もう歩きたくないみたい。

「ここからすぐだから歩きだよ。」

おばちゃんの冷たい宣告に、ばーちゃん😞><。

 

もう歩けないと泣きを入れたばーちゃんに、おかーさんが提案。

「ロープウエイがあるみたいだから、その駅そばまで、市電に乗りましょ。」

若めのお二人さんには、市電駅4つ5つは、へでもなかろうけど、一日6000歩が記録更新って喜んでるばーちゃんには無理無理ム~リ。

今日は、今までで、もう1万歩くらい歩いてると思うよ・・・。

電車は10分もするとやってくる。赤色かオレンジ色のきれいな車体で、みかんを想定して塗ってあるらしい。バスも同じような色合いで、車体の大きさも同じくらい。街中は電車もバスも、ミカン色赤色だらけだにゃ^^。

+

 

その電車で4駅くらい乗って、降りて少し歩くとロープウエイ駅に着いたにゃ^^。

道すがら、鳥の羽?。みたいに見えたのが、にゃんの今年の初雪体験だったにゃ^^。

 

ロープウエイ往復券買って入り口につくと、リフトなら常時上に行ける。ロープウエイだと、行列して待つんだって。

いくらかちらちらしている雪の中、同じ料金ならロープウエイ!。と意見一致で行列に並び、ばーちゃん先頭に立って景色を見るつもりだったので、一番前の窓にへばりついて陣取ったんだけど。・・・

先頭座席の人がばーちゃんの障碍者マークに気が付いてお席を代わってくれたにゃ。

 

両脇の石垣を眺めて上の方の城郭を望む間もなく、すぐ終点(´・ω・`)。

下りは徒歩25分というけれど、もう、帰りの切符も確保済み。

(実はばーちゃんあんよが攣っちゃって、あるきたくないのだ><。)

それに気づいたおかーさんが、温かいお茶を買ってきてくれて、ばーちゃん水分補給。

寒空でお留守番も嫌なので、とにかく座れるところまで頑張ろう!。になったのにゃ;><;。

石垣や、門構えや、城郭の仕組みを見ながらあーだこーだ、中年おばさんが、姦しく議論しながら順路に沿って歩くこと数十分><。その間ばーちゃん必死に無言でぜっはっぜっは。山登りのよう。

やっと最終目的地に着いたけど、お靴を脱ぐ前にばーちゃん完全にダウン。

最初の階段が松本城のよう><。

「私にとって、『こりゃ駄目じゃ!』の階段だから、あそこの椅子でお留守番してる。ゆっくりいってらっしゃ~~い。」

 

・・・椅子に座って又お薬を飲み、ちょっととろとろ居眠りしたあたりから【騒がし国】の団体さんが押し掛けてきたのにゃ。

そのうるささ・騒がしさ!。

国民性なのか人間性なのか。

係りのおじさんが

「靴は脱いでスリッパをはき、靴はつき当たりの靴箱に入れてください、」

 

1時間強座っていた間に、かの国の団体が、30人強で3組か4組来たんだけど、どのグループにも、靴を脱がずに上がる人が、大人子供問わずにいたのには驚いたにゃ。

で、帰り時には靴箱の前で靴を履いちゃうんだよ。

普通に考えて、スリッパで歩くところは泥靴に履き替えないでしょ?。

スリッパ入れに戻すときに、板敷きの上で靴を履いていて、スリッパ1足を重ねずに、バラバラに遠くから投げ込む。

騒がし国にだっているでしょう?まともな思考の人たちは。その人たちはきっとそういうのを見てすんごく恥ずかしいでしょうね。

後で聞いた話だと、毎日夕暮れに近い到着のツアーで、詰め詰めの予定でせかされるからそうなっちゃうんだろうって。

続く。


トラブル満載トラベルにゃ ③

2025-02-11 09:01:49 | 日記

初日の目的は、四国に無事つけることと、バスで行って、お泊りする近くの観光ってことらしいんだけど、おかーさんもおばちゃんも、まだ観光案内図を手に入れてなくって、二人でスマホでわちゃわちゃ始まっちゃった😞。

ばーちゃんどこでもすぐ人に聞いちゃうもんだから、

「だれか地元の人に聞けば?。観光客なんだから。」

二人に無視され、ばーちゃんちょっと離れたお椅子を見っけて座り込み。

 

大分たってからやっと乗るバスが決まったみたいで、ばーちゃん呼びにきたけれど、行っちゃった後みたいで、あと10分待つんだって。

(おうちの方じゃ、ばーちゃんほとんどバスに乗ってないもんだから、電車みたいに3分か5分で来ないから、イライラプルプル。にゃんも寒いにゃ><。)

ようやく来たバスは、始発のおかげで全員座れてまずはよかったにゃ^^。

 

時間が早いので、ホテルにはお荷物預けられないかもなので、ロッカー探しにウロチョロ。

そういうのもすぐには見っけられず><。

7キロ制限内の荷物なので、やや軽め。よっしゃ!。持って歩こう。になったにゃ^^。

ばーちゃんザックでよかったよかった。

 

最初の観光場所は・・・。

早朝バタバタだったし、引き続きの空港でのアセアセすったもんだで、みんなおなか減った~~なのだにゃ^^。

「腹が減っては戦はできぬ。早お昼にしよう。」

観光場所決める前におなかの問題解決が先^^。

二人はまたスマホでごちゃごちゃ。・・・いつまでかかるの?(´・ω・`)。

 

キョロキョロばーちゃん、目ざとく見っけた地下道入り口の看板に、食べ物屋さんいっぱい書いてあるのを見っけ。

「ここ、降りてみよう。」

なんでもありそうな『食い物横丁』みたい^^。

 

11時かなりすぎてるから、早めに決めないと、並ぶことになるかも・・・なんて、せっかちばーちゃん早歩きで地下街散策。

開店準備、のお店のような、鮮魚の新鮮なお店発見!。

足を止めて、見本を眺めていると、中から「どうぞ~~。」の声。

 

「ここにしよう。」

意見一致でがら空きのお店で好きな席に座われちゃったにゃ^^。

とはいっても、やっぱ、三人向かい合えて並ぶお席がいいよね、とお座敷の方に座り込んだにゃ^^。

3人それぞれ好みのものにしたから、取り換えっこ自由^^。

まず、ばーちゃんのものは、ウニ一杯乗せ。

ウニ好きサンは食べていいよ^^。

おかーさんの好きなおさしみずくしのもの

葉っぱの陰はホタテ?。

おばちゃんの選んだもの

いくらとカズノコ・・・。ばーちゃんが欲しがりそう^^。

どのお刺身も肉厚で、プリっぷりで新鮮。

四国って海の幸が豊富なんだにゃ^^。

おうちの方では手が出せない《いか》や《うに》や《いくら》《たこ》などが盛りだくさん。

小付けとおつゆもついていて、しょっぱなから大満足の大当たりのお店をひきました。とさ。

(とさ?。愛媛って土佐だっけ?。にゃんにはワカランポンだけど、うまかった。べこ負けた。)

続く。