ごはんの後はお風呂。 夕べインチキして、あったまるだけの《ポッチャンカラスの行水》だったから、しっかりゆっくりお風呂につかる予定にゃ。
道後の湯という、立派な古い建物は、前にジーちゃんとピアノ君のお兄ちゃんと、うちのおねーさんと来た時に、改修工事で入れなかったから、もうきれいにしてから10年以上たってるのに、廊下はピカピカおトイレもきれい、さすが名の知れた観光地のお風呂屋さん^^。
さっそく衣服を脱いで、お風呂に入ろうと、たおるを・・・。
このたおる、出かけるときに、ばーちゃん着替えでバッグがプンプクリン。
思いついて、下のクロークでタオルがもらえるんだっけ、と枕に乗せて使ったタオルは置いてきて、薄手のタオルをもらってきたんだったのに、
「やだ。これ何?。あかすりだったの?。!。」
タオルの半分幅で、あみあみのあかすりだったんだにゃ><。
しょうがない。もう裸かだし、いまさらお金払って入りなおしも・・・だし。ねえ。
というわけで、小さなあかすりで前を隠してこそこそお風呂場へ・・・。
かなり広いお風呂場には、左右にたくさんの蛇口やシャワーがあり、たくさんのお客さんが入れそう。
今日はいくらかすいていたのか、大した混雑もなく、すんなりとはいれてよかったよかったにゃ。
高いところに小説の《坊ちゃん》が、お風呂で泳ぐのを防ぐために書いたとされる。「お風呂で泳いではいけません」というような張物が今もされていて、ちょっとほほえましかったにゃ。
大浴槽の真ん中に、湯築城のふもとで見たのと同じ石の湯釜がで~ンと据えられており、おゆがとうとうとあふれていたにゃ。
パンフレットの写真だけど、まったく同じものだよね^^。
さほど熱いお湯でもなく、普段から烏の行水のばーちゃん、かなりの長湯で頑張ってるにゃ^^。
訳はタオルにあり^^。
自分のタオルがあみあみで役に立たないので、おかーさんのタオルを借りて洗ったけど、上がってからのバスタオルは、おばちゃんに借りるつもり。
そのおばちゃんはとっても長湯なのにゃ。
ばーちゃん意味もなく出たり入ったり。
「ねえ、にゃんもお風呂入って、てっぺんから墜落じゃぼ~~ンしたい。だ~れにもみえないからいいでしょ?。」
にゃんはお風呂大好きにゃんこ。それにお湯でぬれても出たらもう乾いてるから、ま、いいか。
天窓あたりから一直線にどっぼ~~ん!。
でも、見えるのはうちの家族だけ^^。音も、しぶきも上がらない、にゃんの飛込でした。
続く