初七日（ばーちゃんのひとりごと）

あららっていううちに日が過ぎて、今日はもう初七日
うちは宗教がないから、適当に弔ってるけど、それでも切れ目の感覚で、初七日・49日なんていうのは目安。

まだ黄色がいるけど、やっぱり何かにつけて反応がよく物覚えがよかったにゃんのほうが可愛かった。

ねんねの時間に、呼んでもなかなか入ってこないにゃんに意地を焼かせようと、襟元をピタッと閉じて寝たふりしていると、おひげふんふん。
何回かおててで髪の毛かき混ぜて、それでも開けてあげないと髪の毛ガジガジ。

ばーちゃんがまけちゃって、わらいながらおふとんをあけてあげて・・・
なんていうのは・・・もうない

空っぽのお蒲団頭からかぶって、にゃんがゴロゴロ喜ぶ子守唄歌ってあげても・・・

背後霊ちゃんは何にも云ってくれないんだよね。
ばーちゃんも段々慣れてきた。
でもにゃんのこと忘れないからね。