お土産の話

にゃんへのお土産じゃなくって、おじさんとおばさんに持って行ったお土産の話にゃ＾＾

ばーちゃんはコーヒーはインスタントばかり。
おじさんもおばさんもコーヒー好きなので、近くの専門店で買っていくことにしたんだって。

でも、おじさんもおばさんもどんなコーヒーが好きかわかんないから、
「みんながよく買っていく銘柄」と「ここのお店でのおすすめのもの」と「コーヒーマニアが好きそうなもの」
その3点にクッキーを添えてお土産にしたんだって。

おじさんちについて手渡して、次の日おじさんのうちでコーヒータイムになった時
「この、ゲイシャというコーヒーは、めちゃくちゃ高いのに、中に入ってる説明書に『香りがいい』とも『美味しい』とも一言も書いてなくって、ただ豆の形が変わっていて絶滅危惧種で珍重されているだけのことなんだって」

そう言って豆を挽いてとぽとぽお湯を落としてみんなで飲んだけど、元よりインスタント派のばーちゃん、味も香りも何もわからない。
おじさんもおばさんも苦笑いしながら、
「貴重品を飲んだという経験が大事なのね＾＾」
おかーさんは、「まずいってかいてないのがすくい？＾＾」
そう言って、薄焼きの珍しいイギリスのクッキーをぱりぱり食べてたんだって。

おじさんちはにわか農家だけど、引っ越してもすぐにお友達がいっぱいになる人だから、お米以外にもらいもののいろんな野菜がいっぱい。
果物なんかももらいものがいっぱいだからってたくさんもらってきた。

そんなおうちだから、持っていくお土産に困るんだって。
歳より二人じゃお菓子も持てあますし。
でも、今回のコーヒーはほかのはまあ美味しいって言ってくれたから、ま、いいか。だって＾＾