化け猫のひとりごと

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(ナイショにゃ)の旅 最終回。

2020-12-09 06:45:50 | 日記
おなかもくちくなってお車に戻ると、もう夕方。
あとはひたすら帰るのみ。

「終わっちゃったねえ。今度はいつ会えるんだろう?。」
「来年暖かくなって、ワクチンができればまた会えるよ」
そこでまたワクチン談義。

「ワクチンどうする?わたしはやだな。」
「医療者と老人が先っていうけど、実験台みたいで怖いよね」
「この前の検診の時には、主治医が『普通のインフルのワクチンでもすこしはやくにたつ』っていったからうったの。
だから今回も主治医の指示に従うつもり」

三ババ、三人三様の意見。

そうこうしているうちに、高速道路最後のパーキング。
トイレ休憩を取り、残り予算でみんなのお土産を買いに、ひどく混雑しているお店の中に行く。
やっぱり自粛要請は効き目なし?

選びかねていると、肉まんのいい匂い。
予算もぴったりみんなの意見も一致。
4個の包みにしてもらい、ハイ、お土産^^。これで今回の旅のすべてが終了。
会計もほぼぴったり。
ツアコンかーさんお見事!!!

一般道に降りて、来た道を逆にたどり・・・
違ったのは,お泊りしたお友達を最寄り駅でおろしてサヨナラして、もう一人のお友達をおうちまで送り・・・
あとはひたすら暮れてしまった夜の街を走って懐かしのおうちへ^^

ばーちゃんちょっと疲れたみたい。
でもおかーさんはもっとおおつかれ^^。
おかーさん、楽しい旅に付き合ってくれて、計画実行管理全てをありがとう。
転寝しているばーちゃんに代わって、にゃん、いっぱい(´▽`)アリガト!言っちゃうね。
ありがとアリガト(´▽`)アリガト!ありがと・・・・・\(^o^)/

終わり。


(ナイショにゃ)の旅⑩

2020-12-09 05:36:03 | 日記
目的のお店屋さんは、お土産とお食事処のある『漁港の駅』
出来たばかりのいろんなものがいっぱいあるお店。
久し振りのお買い物に、皆篭をもっていろいろ吟味。
そんな時は皆さん主婦の顔^^

ちょうどお昼時なのに、誰もおなかが空いてない。
「もうちょっと後でいいんじゃない?」
「帰りながら・・・って言っても、もうお別れは早すぎる・・・。」

そういうことで、どっかに行きたい、というみんなの意見に、急遽ツアコンかーさんが見つけ出したのがフラワーセンター。
「冬枯れのフラワーセンターもシャレオツね^^」
そんな駄洒落を飛ばしながら、また急な山坂上り詰めてついた先は広大な公園。

駐車場はがら空き状態で、我々の貸し切り状態。
目の届く限りのところにバラ園があって、思った以上の花盛り@@
「温室もあるから、お日様のあるうちに外のお花を見てしまいましょう。」

予想以上のバラの花たち。顔ほどの大きなバラや、たっぷり重そうなフロリバンダ種。
香りは薄いけど、お鼻を近づけると、にゃんの好きなバラの香りにゃ^^
(食べちゃだめよ、はいわれなくても分かってるよ。)

ばーちゃんとお友達でじっくりしっかり見て嗅いで歩いていると、おかーさんともう一人のお友達はもう温室の方へ。
にゃんが慌てて教えてあげても、ばーちゃん杖なしでよたよただから時間がかかる。
追いついた受付でおかーさんが
「皆さん保険証を持ってますか?60歳以上は無料だそうです。」

今は誰でも肌身離さず持っている保険証。
おかーさん以外皆無料。

ただで入館してから
(ねえねえ、私たちはおうちで自粛してなくちゃいけない高齢者だよ。なんだか無料は気が引けるね><)
こそこそ話しながら、ほかのお客のほとんどいない温室へ。

中はムウっとするほどの暖かさで、さっそく上着を腰に巻き、ハンカチで汗を拭き・・・
見慣れた観葉植物や、初めて見る不気味なお花、名も知れぬくねくねした樹。
バナナやマンゴーが生っていて、高いドームの天井に届くほどの大きな木になっていた。

襟巻を取り上着を脱ぎ、カーディガンも脱いで大汗かいていた温室の二重のドアを出ると、そこは真冬の世界><

急いで上着を着こんで周りを見回すと。
ちょっとしたお土産コーナーで、撒き時植えどきに遅れたかも・・・の球根や、名産のカリカリうめなどおいてある。
購買欲旺盛なばーちゃんたち、またもやお土産を買い込み、やっと空腹に気が付いた面々。
「2時半すぎたけど、お昼はどうします?」
「いこう、いこう!」

くねくね道を街に戻ると、駐車場がなかなかない!
自粛お願いの政府の希望はあまり聞いてもらえなかったみたい^^
(自分らを棚に上げて言うなってか?^^)

おかーさんが見つけたお店に先に行って待つことにして、三ババが先にお店に入ると・・・
3時までということで、入れてはもらえたけどラストオーダー3時20分?
(またもやセーフってかんじ?^^)

ほどなくおかーさんも来て、またまたお魚三昧。
ばーちゃんとおかーさんのアジのフライの身の厚い事!。
上に載せられている骨せんべいの大きさからして、元のお魚の大きさが知れる^^。

お友達の頼んだメニューが何だったか忘れちゃったけど、おか―さんとばーちゃんのアジのフライを分けてもらってにゃんは大満足\(^o^)/
にゃん、旅行だ~~~~い好き^^

続く

(ナイショにゃ)の旅⑨

2020-12-08 13:46:14 | 日記
今日はもう帰る日。

皆さん入念に朝風呂に入り、ゆったり温泉堪能。
でもばーちゃん、すぐのぼせちゃってやっぱりカラスさん。

早めにお部屋に帰り、ぐちゃめちゃに押し込んであった二日分のお着替え、きちんと分けて袋に収めて帰り支度。
誰かに見られたら恥ずかしいぐっちゃぐちゃだから早く帰ってきたの?って聞いたら
「んもう!」そう言って長ーい自慢のおしっぽ掴まれそうになっちゃって、びっくり!。
逆さ釣りの刑にするつもりだったんでしょ!!
にゃんはさっと飛びのいちゃったけど、背後霊をそんなにいじめないでよにゃ><

朝ごはんは・・・(´・ω・`)
昨日の朝と全く同じ、パンとコーヒーか紅茶。オレンジジュースとぎゅうにゅう?
中皿にレタスときゅうりの薄切りとトマト。上にシザードレッシング;++;
ばーちゃんチーズ味は全然ダメ><
で、お野菜をおかーさんのお皿に移し、おかーさんのお皿でドレッシングが少なめのトマトと替えてもらっていただきます^^;^^。

お皿の中のソーセージとスクランブルエッグは完食。
チ-ズやバターはいらないのでジャムを付けてパンひとかけ。あ?昨日も今日も食べてない種類のパンもある。それもひとかけ^^。
にゃんはおかーさんのチーズを少し分けてもらったけど、うまうま~~だったにゃ。

お部屋を片付けておこたのあるお部屋に移動して、テレビを見ながらおかーさんの清算するのを待って、10時ちょうどに撤退。
お玄関でご主人に見送られ、最後の観光に出発。
(お出迎えもお見送りも奥さんは出てこなかったけど、おかーさんとにゃんとばーちゃんは、朝ご飯運んできてくれた時にあったよ^^)

この後、行く先はおかーさんとナビに任せて三ババはまたぺちゃくちゃがやがやお喋りの嵐。
68年も前から6年間の中学高校時代の話が、よく覚えているね~~というくらいほとばしり出て、いつ終わるのかな~~の状態。

山道くねくねに、前の助手席のばーちゃん車酔い。最後のパンのひとかけが胃もたれの元(´・ω・`)
後のお二人さんはまだまだ元気。

そうこうしているうちに、ちょっと高めの海が見えやすい展望台についた。
『しとどの岩屋』の大きな石碑
PCでは漢字で出せないけど、難しくて読めない字があったり、意味が解らなかったり。
ちょっと横を見たらひらがなで書いてあった^^。
源頼朝さんがにげてかくれたばしょだったらしいにゃ。

そこからは海が一望出来て、初冬の穏やかな海が音もなく静かに広がっていたにゃ。
昨日のドドド~~んでおびえちゃったけど、海って広くってきれいで素敵なんだね。にゃん、気に入ったにゃ^^

ここは海のほか何もなかったので、お土産屋さんに行くことにしてお車へ。

続く




(ナイショにゃ)の旅⑧

2020-12-08 13:16:58 | 日記
夕飯が、これも何の変哲も無いような家庭料理。
煮なすの味噌合えとおからかな?って思ったらお豆腐のつぶしたおからふうにもの。
野菜の多いおかずに、あとから熱々の鶏肉のシチュー。
そしてこの夜にも大皿のお刺身。昨日に変わった種類も多く、とにかく絶品。

ここのご主人の奥様がおひとりでこしらえているとのことだけど、家庭料理がどれも絶品。
生クリームを掬っておかーさんの器に移したばーちゃん。
普段まず手を出さないシチューを掬って食べて
「あら美味しい。おかーさん、今度うちのもこういう味にしてよ。」
「無理無理.ばーちゃんからはお金取れないから。」

お年の割には健啖家のお友達にとっては
「品数が寂しいわね。それにご飯にお漬物がない」
「食後のデザートもほしかったわね」

残しちゃダメって言われてたばーちゃんは、頑張りすぎてひっくり返りそうだったのにニャ。

「もう明日帰るんだね。楽しい時ってすぐ終わっちゃうのね」
「この次はいつ会えるかな。ワクチン打つ?」
「主治医が打った方がいいって言ったらね。今回も、普通のインフルワクチン、受けたほうがいいという指示で受けた。」
「普通のインフルでも何らかの予防になるらしいからね。」

皆コロナに詳しいにゃ。だからばーちゃんみたいに、車を降りて『アッ』
マスクなしで歩いちゃって・・気がついた!なんてことが多いのにゃ^^。



(ナイショにゃ)の旅⑦

2020-12-07 14:59:41 | 日記
流石海のそば!のピチピチつやつやのあ刺身が、割とちいちゃな握りご飯の上に裳裾を引くようにかぶさった地魚すし。
そしておかーさんのちらしは、ぽってり厚めのお魚が何種類もこんもり。
ばーちゃんの貝尽くしは10種類の貝が小ぶりのご飯にちんまり。
これなら残さず食べられそう^^ってばーちゃんにんまり。

おいしいね美味しいねの連続で、長生きのお寿司屋さんにも幸せの福がいっぱい。

大満足でごちそうさまのあと、まだ時間があるからどこにいこうか?
街を流しながら通りを眺めていると、小さな美術館があるらしい看板が・・・。

「ねえ、あそこが面白そう」
ばーちゃんの言葉に、皆うなづいて急遽そこに行くことにして、おかーさんがナビくんに指令。
ナビくんったら引き返す途中にあった地元民しか通らないような道を曲がれ!と誘導開始。

本当にあってるの??なんて思うようなくねくねぐにゃぐにゃ細道を、ナビくんはあっち曲がれこっちまがれ、山登れ坂下れ。???
ナビくんときどきトチ狂うんだよねえ。

やっと平地に戻ったと思ったら、最初に曲がった道のすぐそば><。
ナビにしてやられた!!。
「バックは誘導できないから、前進だとこうなっちゃうんだね><」

やっとまともな道に誘導されてすぐに美術館に着けた。

そこは人間国宝の人たちの作品が陳列されている、かなりレベルの高いものがたくさんある美術館だった。
入場料1000円。??こんな小さな美術展示場で高すぎない?って思ったら、展示品の「本物」の国宝のお茶碗で、お茶をたててお干菓子付き^^のおふるまい。
国宝級のお茶碗は、一番お高いものは400まん!で、おちゃがのめる。へへへ@@なら1000円は高くないか・・・

今までで覚えてた人間国宝のうちの有名な作者の油絵や浮世絵や版画など、海外の人の絵や彫刻も含めて、思った以上の大漁\(^o^)/。
いやぁ、皆で大堪能して、そのあとのお楽しみのお茶会^^

みんなそれぞれのお茶碗選んだのはいいけれど、おかーさんが選んだお茶碗が一番小ぶりで、スズメバチの巣みたいでこれに決めようかなってばーちゃんも思ったんだって。
どれでもいいやってばーちゃんが言ったら、おかーさんったら、金ぴかの平たいのにすれば?だって。
けばけばしいのは嫌だったので、ばーちゃんのお茶碗は地味~~で何の変哲も無いもの。

甘~いお干菓子と、口当たりの良い、あんまり苦くない上等なお抹茶をいただいて、みんな満足そう。
壊すと怖いと思っていたら、お高い400万のお茶碗が最初にお片付け。
2番目がばーちゃんのお茶碗!。
えっ?地味で一番お安いのを選んだつもりだったのに、ちょっとびっくり。
帰りしなに表示価格を見直したら180まんだって><。

少し暗くなりかかった街を眺めながらお宿に帰るころには日はとっぷり暮れて・・・
ああ、もう暮れの12月。もういくつ寝るとお正月♪の時期なんだにゃ。

続く