化け猫のひとりごと

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思い出は古くなるときれいになるの?

2023-01-19 15:56:40 | 日記

お昼前のテレビみててばーちゃんがずっとタオルで😿拭いてたにゃ。

「なんでそんなに泣いてるの?」

「今、テレビでお歌を歌っていたおねーさんが、あんまりきれいな声だったのと、お歌が『翼をください』ていうお歌だったのと、おねーさんの人生にぴったりなお歌だったことでなの。」

 

「おねーさんの生い立ちが、チェルノブイリ原発の爆発で、ずっと苦しい子供時代だったのに、大人になったら、住んでいる国が戦争になってしまって、にゃんのいるこの国に逃げてきたけど、戦争は終わりそうになっくって、何とか平和になってもらいたいけど、お歌を歌って世界の人に戦争は嫌だって伝えたいってお話ししてたでしょ?。それを聞いて、ばーちゃん、自分の子供の頃をいろいろ思い出しちゃってたの。」

「ばーちゃんの子供の頃って泣いちゃうことだらけだったの?。」

「そうじゃないの。ものすごく大変だったしお金もなかったけど、思い出すことは楽しかったり嬉しかったことばかり^^。

だから、あのおねーさんが、そうなってくれればいいなって。」

 

「ばーちゃんのおうちは東京の、お屋敷町って言われている場所の端っこにあった『小屋敷』^^。昔の分譲地って、一番小さくって220坪だったの。でもばーちゃんのおうちはお隣りさんと半分こして、うちが110坪、お隣りも110坪だったみたい。

お家は、おじいさんが宮大工だったから、鉄の釘は一本も使わない竹釘のおうち^^。

重要文化財並みの造りのおうちで、引っ越しで取り壊した時には、取り壊しにすごく日数がかかったんだって^^。」

 

「お玄関の式台や床柱、雪見障子や欄間など、取り壊し御者に『貰っていいですか』って聞かれても、子供たちには良さがわからず、『いいよ。』

今考えるとみーんな結構なものだったらしいのよね^^

お庭には築山があって、石橋のかかった瓢箪池があって、池の真ん中に穴ぼこだらけの富士山の噴火石でできた島があって島のてっぺんから噴水が上がったりするの^^。

池には大きな石灯篭があって、何段か降りたところから、恋や金魚にえさを上げる平らな場所があり、お転婆なばーちゃんは、対岸からそこまで飛べるようになって嬉しかったり^^。」

(こ~んなに大きくはなかったけど^^)

 

「ばーちゃんのおとーさんは努力家で、趣味の機関車や列車のモデルを、ドイツ語の原書を読んで自力で縮小してこしらえて、お家の中からお池を渡してお庭一回り走るシュッポッポー。小さいばーちゃんと弟が乗せてもらえる楽しいイベントだったり^^。

でもね、戦争は終わって世の中が平和になり始めたとき、まだ医療があんまり進んでいなかったから、おとーさんが脳出血で突然死しちゃったの。」

 

「おか-さんが病弱だったこともあって、お家にはお手伝いさんがいっぱいいて、私にも弟にも『ねえや』や『ばあや』が居たりしたんだけど、おとーさんが始めようとして、工場を大きくしたり、機械を買い直した借金がいっぱいあったりで、でも、それを継まだ子供だったから破産しちゃって、ばーちゃんたちは、まだ小学生以下の子供4人と病気のおかーさんだけで、お手伝いさんたちもみんないなくなっちゃって、一気にドびんぼーの借金持ちになっちゃったの。」

 

「それからは、売り食い生活^^。病気のおかーさんを、子供たち4人で何とかしなければならなくって、5年生と4年生の兄が、ご近所さんの善意で、お店の会計のお手伝いのアルバイトをさせてもらって現金収入。2年生のばーちゃんがお勝手仕事のおさんどん^^。おとーともまだ学校に行く少し前だったけど、そばの八百屋さんに来るお年寄りの荷物持ちをして、お菓子やお駄賃貰ってきたりでなんとか暮らしが出来ていたんだよね^^。」

「でも、いくら裕福『だった』にしても、いつまでも売り食いで5人が暮らせるはずもなくって、その後、少し元気になったばーちゃんのおかーさんが、自宅でできる内職と、お部屋はいっぱいあったので、地方出身の学生さんのための下宿屋を始めたの。

戦災で東京はまだ焼け野原がいっぱいだったから、『緑濃いお屋敷町の端っこ』は、戦災に合わなくって済んだのがらっきーだったんだわね^^。

アパートやマンションなんてなかったころ。貸家すらない焼け野原に、地方のお金持ちの息子さんや娘さん。学生さんが出てくるには、食事付きの下宿屋は貴重な存在だったのよ^^。

おかーさんは寝たり起きたり。それで小学3年生のばーちゃんが、学生さんの朝晩のごはんを用意するの^^。

今思うと、一言の文句も言わないでお金を払ってくださった学生さんたちには、感謝感謝ね^^。」

「おうちはあったけど、いっつもお金がなくって、御用聞きに来るお魚屋さんは、安いお魚を進めてくれた上はねだし品のオマケもしてくれたし、幼児のおとーとにお手伝いさせてくれてお駄賃くれるご近所さんや八百屋さん、兄たちにお仕事させてくださった薬屋さん、皆さん本当にいい人ばっかりだったわね。」

 

「今考えると、ものすごい信じられない生活だったはずだったけど、全く苦労に感じなかったし、運だけはめっちゃくちゃよかったばーちゃん、友達に付き合って、暮れの福引みたいなガラガラポンをやったら、6年間続けて行ける学校に入れちゃって、ビンボーだったから学資免除迄受けられて・・・^^。

周りはお金持ちばっかだったけど、いじめは全くなかったし、なかよしさんたちはいまでもなかよし^^。

進学する人ばかりだったから、就職もさっさと銀行よりもお給料のいいところに受かっちゃったし・・・^^。

まあ、若いうちに『ウン』はみんな使い果たしちゃったのかもね。」

 

「でも、振り返ってみると、やっぱり大変だったこともむかつくこともほとんど覚えてなくって、楽しかったことやいい事しか思い出さなくなっちゃった^^。

最後が幸せだったら、その人の人生は、もしかしたら『幸せ』なのかもね。

にゃんが、ばーちゃんの背後霊やっててくれて、しあわせだな~~^^。

でいいでしょ?^^」

 

「にゃんうれぴ~~!」


たま君たまちゃんガンバ❢

2023-01-18 11:27:07 | 日記

久し振りのお日様を浴びて、玉ねぎ君たち膨らんできたにゃ^^。

見守って来た甲斐があったというものにゃね^^。

にわか発砲スチロール農家のばーちゃん^^。

今年で二回目の玉ねぎちゃんだけど、二度目はおやゆびほどの玉ねぎの赤ちゃんからの育成なので、前の、親玉ねぎの芯よりは発育もいいみたいだし、こじれる子も少なくって、育てやすかったみたい^^。

 

今日みたいにお日様が温かいと、『春はもうすぐ』なんて思っちゃうんだけど、昨日までの底冷えのするどんよりお天気の日には、まだまだ冬になったばかりだったんだにゃ、って思い知らされちゃうのにゃ。

たま君たちがけなげに大きくなってくれてたり、お外を歩いていて、気が付いたら思わぬお花が咲きはじめてたりすると、

『♪はーるよ来い🎶はーやく来い♪。』

にゃんはお歌が大好きだから、おシッポ立ててクルクル爛々踊っちゃう(*^-^*)。

 

禿ちょろけにゃんこ、ほんっとに早く春ちゃんに来てほしいです。


祥月命日

2023-01-17 23:51:40 | 日記

1月17日。

世間では阪神淡路大地震のニュースでテレビは忙しそうだけど・・・。

お家ではひっそりじーちゃんの5年目の命日。

ばーちゃんはじーちゃんのことずいぶん嫌ってたけど、にゃんは可愛がられてたんだよにゃ^^。

それでも酔っぱらうと、なにされるかわかんないのにゃ。理不尽ないたぶり方するから、抱っこされてても気が抜けないのにゃ^^。

 

そのじーちゃんも、今日でもうなくなってから5年目になっちゃったんだにゃ。

今日が祥月命日って言うんだって。

あんなにじーちゃんとうまくいってなかったばーちゃん、最近では

「お口を利かないじーちゃんは、昔のいい人に戻ってる。お酒を飲むと人が変わるから、逆らうとろくなことにならなかったけど、今は何にも言わないから、いいとこしか思い出さないのよ^^。」

 

そなんだ。にゃんも、死んじゃったらいいとこしか思い出されないから、ばーちゃんの背後霊やってられるのかもにゃ。

にゃんはじーちゃんとお話しできるけど、じーちゃんに聞いてみよっかな~。

『生きてた時、何で家族のみんなに暴力振るったの?って。』

 

「やめなさい。

じーちゃん気の小さい人だったんだと思うよ。

お仕事先で大変な思いをして、会社に帰ってから目いっぱい気を使っても、酷いこと言われて、お家に帰ってくればお酒で憂さ晴らしするしかなかったんだけど、些細なことでも気に食わなくって、そばにいる子供やばーちゃんに当たり散らしてたんだよね。

今ならな~んとなくわかるんだけど、当時はそれが嫌で嫌で逆らってばかりいたから仲良くなれるわけがなかったのよね^^。」

 

「そか。にゃん、下に行って、じーちゃんに「ばーちゃんはもうじーちゃんのこと嫌いじゃないにゃ。』って言ってくる。」ピュッ。

「あっ・・・行っちゃった。わざわざ言わなくっても、もうわかってるわよ・・・。」

 


夕べの続きだけど。

2023-01-16 13:52:52 | 日記

あの後すぐにばーちゃん寝ちゃったから、その後のことはにゃんが見たことなんだけど・・・

下のお部屋で夜中の2時過ぎに2にゃんこ揃ってバッタンバッタン!。

ぶら下がってる和風照明の傘に届きそうなジャンプ!!。

なにに挑戦しているかっていうと、照明から下がっている点けたり消したりする《紐》に飛びついて揺らすこと><。

3回に一回触れるんだけと、爪でも引っ掛けたら、照明ごとおッこっちゃう!!!。

ばーちゃん起きてくれないし、おねーさんは1時には寝ちゃったし。(´・ω・`)

にゃん一人でどうしよう><。じたばた!ジタバタ!><。

 

そこに天の助け!。おとーさんとおかーさんがお仕事から帰ってきたのにゃ。

(^^♪\(^o^)/。🎇🌸💐

 

「こらこらっ!。照明器具が落ちたらどーすんの?!。全く!!。な~に考えてんのよ!!。メ~~~❢」

この子たちはまだな~~ンにも考えてないから、困ったにゃんなのにゃ。

 

で、おかーさんが紐を巻き上げてまとめて届かない長さにしちゃったので、ふたりともげーむおーばー^^。

にゃん、すごーくほっとしたけど・・・。

ん?むかーし昔、にゃんもなんか似たようなやばいことで失敗したような・・・。

むにゃむにゃ。へへへ。


子にゃんこの襲撃じゃぁ。

2023-01-16 01:08:30 | 日記

ばーちゃんと一緒ににゃんが寝ようとして、パンダ城から降りてきたときのこと・・・><。

 

ばーちゃんは、必ずねんねの前におトイレに行くんだよ。

もう、夜中の1時。

子にゃんこたちも寝たころだと思って、ばーちゃん油断してたんだよにゃ。

ところが・・・。

ドアを開けたとたんに2にゃんこに股抜きされちゃって、大きな声で『あっ!』

入ってきた途端、お菓子箱に首を突っ込む子と、ごみ箱ひっくり返す子><。

ばーちゃん振りかえったけど。・・・おトイレ優先^^。

 

その間はにゃんが見守るんだけど、お菓子の箱に首を突っ込んだコテちゃんは、未開封のえびせん袋をガジガジ><

ゴミ箱係のノワちゃんは、ごみ箱ひっくり返してばーちゃんが食べた魚肉ソーセージのむいたプラスティックを取り出してガジガジ><。

どっちもやられて困ること。

夜中で、大声は出せないし、早く取り上げないと・・・。

こういう時、にゃんは何にもできないんだよ。😞

そういえば、今日はおとーさんとおかーさんはお仕事で遅くなるから、にゃんこは独り寝嫌いだから、廊下をうろうろしてたんだと思う。

で、ばーちゃんが出てきたから、すっ飛んでお部屋に飛び込んできたわけ^^。

でもばーちゃん、今は一緒に寝られない。

ばーちゃんのお部屋にはにゃんこトイレは置いてないし、こんなに寒いのに、ドアの開けっ放しはしたくないので、おトイレから帰ってきてすぐ、2にゃんこ一緒に掴まえてドアからお外にポイッチョ。

 

また目方が増えたみたいで、重くって重くって。よいしょっと出した途端に戻ってくるので、慌てて閉めると首ちょんぱしそうで、掴まえ損ねてはドアからまたポイッ。

三度目でやっと追い出し成功。

一緒にねんねはドアを開けっぱなしにできる暖かくなるまで待っててね^^。