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ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。

湯平温泉の復興を願いつつ、身近な風景を綴ります。

初御講(はつおこう)

2025-01-30 | 寺行事
1月28日のことです。

朝は粉雪が舞う寒い一日でした。風が強いので 体感温度がより低く感じます。

毎年 この日はお寺の初御講(はつおこう)という行事があります。


いつもなら 昼食の『お斎(おとき)』を振る舞うのですが、コロナやインフルエンザをかんがみて 今回は中止になりました。

炊き当番でしたが、湯茶の接待だけですみました。

いつもなら お寺のそばまで車で行くのですが、重機が停車していて 通れません。

整地された志美津旅館の駐車場に停めさせていただきました。長い間 河川工事のために駐車場を使わせていただきました。


ここから坂道を登りました。膝も痛いし、息が上がるし 本当に体力が弱りました。

読経、法話の後 門徒総会が開かれました。


行事報告と会計報告も無事終わり、総代長の夫も肩の荷がおりました。

役員の任期は四年で、切り替えの時期ですが、もう一期四年間続ける(続けさせられる)ことに なりました。

四年後は八十歳を越えるので、次は断固として お断りです。女帝が許しません。







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ホッと ひと安心

2024-12-11 | 寺行事
お寺の最大行事『御正忌法要』が終わりました。



朝8時半から15時まで 本堂のお経と ご法話以外は立っての作業でした。

膝が悪いので みょうちくりんの格好でお手伝いをしました。当番なので なにかの仕事をしないとなりません。まだ『いい人ぶろう』としています。

御斎(おとき)は 去年と同じ内容です。金時豆の下にはピーナツ豆腐がはいっていて、左上は お煮しめが入っています。

ご法話の後は コロナ時代に中止になっていた 直会(なおらい)が復活しました。ここでは アルコールや刺身や、昼食の残りを振る舞います。

私は お酌ができない女です。上手な方は 無くなると同時におつぎします。だれかが『わんこそばみたいや』と笑かします。

15時過ぎに 女性軍は解散でした。

家に帰ると クリスマス飾りが並んでいました。あんた 仏教徒やろ?








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寒い朝

2024-12-09 | 寺行事
今朝はマイナス温度でした。

🎵北風吹きぬく~寒い朝は~
心ひとつで暖かくなる🎵

心ひとつで暖かくなりません😆


そんな寒い朝にお寺では朝5時から『御朝事(おあさじ)』

昼は『女人講』が催されました。門人の女性の集いです。

夜は『御晩(おばん)』がありました。(朝と夜は行ってません)

明日は『御正忌(ごしょうき)』という 親鸞聖人のご命日です。
『御斎(おとき)』という こんな精進料理を 振るまいます。エプロン持って参加します。



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盆前の納骨堂の掃除

2024-08-07 | 寺行事
盆前の納骨堂の掃除の日です。盆の行事と掃除日のハガキは出しているのですが なかなか人が集まりません。室内だからまだしも これが もしお墓だったら 草ぼーぼーですよ。

商売をやめて、初めて私も行きました。お掃除グッズを山ほど持って行き 役立ちました。


境内のサルスベリのピンク色の花が咲いて綺麗です。






近所には白いサルスベリの花も咲いています。


その後 夫を老人支援教室のある 旧湯平小学校まで 送っていきました。ボランティアで参加しています。

昔 地区公民館があった場所は駐車場となっていますが、将来 ここは道路となります。旧小学校が今の地区公民館となっています。


グラウンドは車や機材がたくさん。川向こうの工事は進んでいます。猛暑の中 本当にご苦労様です。


家に戻ったらポストに『ほおづき』が立っていました。



『きっとあの方だわ♥️』と電話をしたら やっぱりそうでした。『去年は台風で泥をかぶったけど、今年は大丈夫だったよ』と。

おばあちゃんも優しい方でしたが、お嫁さんの奥さんも 心を寄せて下さいます。感謝、感謝です。













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お寺参り 興禅院

2024-04-10 | 寺行事
おととい 幼い時に行った『興禅院』のことを書きました。(その際 興院と誤りましたが、正しくは興院です)



父の撮った写真を渡そうと その『興禅院』に向かいました。

あれから60年以上経ちました。


山門左右にみえた仁王像が


手前に出て、白い石像になっていました。


というのも『平成28年4月16日の大分地震で倒壊した』と記されています。あの時は実家の屋根瓦も落ちました。その後 4月29日には あの熊本の大地震が起こりました。




昔 火事で燃えた藁葺きの屋根が 燃えない素材で建て替えられています。庭もきれいに整えられています。



やはり 青の洞門を掘った禅海和尚が得度をされた お寺でした。




境内には誰一人もおりません。庭内を見学して 本堂に外から参っていると 若坊守さんが出てみえました。

実家の父の写真を お渡しし、昔の『花祭り』のことや、赤い仁王像が怖かった話をしたら
『倒れた仁王像は裏にあるんですよ』と案内して下さいました。




あうんの 『あ』の仁王像。


あうんの『うん』の仁王像。


幼い頃 怖かった仁王像は、地震で倒れて 膝から下は無く あちこち欠けたり割れたりして痛々しい お姿でした。

散策して帰ろうとしたら 老院さんと坊守さんが 庭に生えた筍を掘ろうと、出てみえました。

『先ほど 写真を下さった方ですか?』と聞かれ 話をしたら なんと実家の両親のことをご存知でした。

門徒ではありませんが、お札を毎年いただき、花祭りには参加していたので覚えておられたのでしょう。

本堂の賽銭箱に入れた小銭だけでは申し訳なくなり、お包みしたら なんと お土産をいただきました。

よく使う すりゴマでした。


幼い頃 母に連れられて『花祭り』に来て それから60年以上経ちました。父の残した写真を渡し、昔に思いを馳せ 両親のことを覚えて下さったことが うれしい興禅院参りでした。お礼参りをした気分にひたりました。

福岡の『篠栗(ささぐり)さん』には 夫の祖母が寄進した お地蔵さんが複数あると聞いています。

いつか そちらにも参れたらと思います。






















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