ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

山下池 一周しました

2024-04-29 | 
雨が上がったゴールデンウィーク2日目。

なにをするわけでもなく 漫然と時間が過ぎていきます。朝食の後は すぐ昼食です。

ぼ~っとしていると 夫が
『山下池に行ってみるか』と誘います。池と言っても周囲4キロの人造湖です。『山下湖』とも呼ばれます。

山下池は大正の初期、九州電力が大分川の発電所の貯水用として作った人造湖で、湖底から水も沸いていたそうです

周囲は九州電力の社有林として水力発電用の水源林として植林した森であり、灌漑用水の水源としても利用されていました。子会社の九州林産(株)により管理され 当時は広葉樹林の植林等も進んでいました。実家の父もその会社で植林に関係していて 最後は造林課長でした。

退職後も岸辺に矢じりや石斧が出ると言って 採集に通っていました。


出かける前に 『山下池に なにか 店はあるの?食べるものはあるの?ソフトクリーム🍦とか』

『あるわけない、ドライブだけや』

『😩』

昔は遠足で山下池まで歩いたそうです。湖畔の『レークサイドホテル』や『湖畔荘』や『ボーリング場』や『ゴルフ場(くじゅうカントリークラブ)』や『鱒(マス)の養魚場』がありました。

当時のポスターです。



昔はたいそう賑わっていた感があります。隣の天然の『小田の池』にはキャンプ場があり冬はスケートができました。

実家の父は薄暮ゴルフによく来ていました。

『湖畔荘』では 夫の祖母の喜寿のお祝いをしました。

『鱒(マス)の養魚場』では父の紹介で夏休みに チケット売りのアルバイトをしていました。

釣った魚を湯布院の食堂の『鯉万』のおじいちゃんとおばあちゃんが二人で調理して出す食堂もありました。二人に気に入られて 食堂でアルバイトもしました。

そして『レークサイドホテル』は1975年4月12日の大分中部地震で二階部分が落ちました。このホテルの崩壊でホテルの耐震性が叫ばれるようになったそうです。



その後 建て替えられた このホテルで結婚式を挙げたのも はるか昔のことです。




すべて過ぎ去った思い出ばかりです。今は すべて廃業、閉鎖で 思い出は記憶だけとなりました。

当時は水を たんたんと貯めていた山下池も 今は水が少なく 護岸が見える場所もあります。


4キロの一周コースを回ると昔の満々とした光景はありません。




あら 山下池の『ヤッシー?』



突然 夫が『昔 ほこらがある 神社があった』と言います。初耳です。

なんと 古い看板がありました『山下神社』です。



私は車で待ち、夫が苔むした小道を下ると ありました『山下神社』。初めて聞きました。

祭神は竜神様で雨乞いの神様と書いてあります。




鳥居は地震にも水害にも耐えて立っていました。



周囲4キロの湖を回るコースの道路は荒れていて、通る車もほとんどありません。カーナビの山下池です。





池を回るコースを通らない 普通の道路もあるので そちらを通るのが普通です。

周回コースは森林浴やバードウオッチングには最高で、木の香りの『フィトンチッド効果』はありそうです。


帰りの最後に気づいたのは『山下湖ロッジ』という戸建ての宿泊施設が立っていたことです。
















庭で見えるもの

2024-04-29 | 
テレビで羽田空港や成田空港の様子が写し出されます。円高など あまり関係ない様子です。

新幹線の駅も高速道路も混んでいて渋滞も発生しています。コロナで我慢を強いられた結果かもしれません。


反して 我が家は外に一歩も出ていません。朝の4時から大リーグ観戦。目覚ましをかけながらの応援です。


昼前に外の空気を吸いに庭に出ました。

咲いていた最後の菜の花を抜きました。地面が湿っているので簡単にスポッと抜けます。干して種を取る気です。




隣の畑のスギナ・ドクダミ・ヨモギは 庭や畑にとっては 厄介な草ですが、すべて薬用になるといいます。



スギナはスギナ茶
ドクダミはドクダミ茶
ヨモギは餅や団子や血止めに。

昔の人の知恵には驚かされます。


対岸には なにやら部屋のようなものがトラックに乗っています。



『あのまま庭に置けば すぐ部屋になるね』など話すも よく見たら料理を出すカウンターもあり、電灯や換気扇も見えます。キッチンカーならぬ キッチン部屋のようです。

クレーンで下ろせば ミニ店舗になります。イベントに使うのでしょうか?

いやはや いろんなものが 庭から見えます。

石垣を積む

2024-04-28 | 
上の段の庭と下の段の庭の境の石垣は水害で傷み どうにか修復しました。



ですが、最近はセメントの劣化や植物の勢いで 石垣も崩れがち。

小石を積み上げて 積み石しています。


トンカチで なにやら固定しています。



こんな ミニ石塔を積んでいました。


これは 昔むかし 設置したフットライトのミニ見本です。本物は これです。



ずいぶん 長い間 持ち続けていたのだなぁ …と感心します。

しかし セメントで固めないと落ちると思います。









ゴールデンウィーク始まりました

2024-04-27 | 
2024年度のゴールデンウィーク始まりました。それも雨です。でも我が家には なにも関係ありません。

商売の時は もちろんですが、商売を辞めても 人が混む時期には出歩きません。雑踏は疲れます。

きのう午前中は二人で草取りです。姉からもらった アジサイの小さな苗が大きくなり、周囲の雑草を抜き 肥料をまき、水をたっぷり与えました。今年は花が咲いてくれるでしょうか。


実は 水害前に近所の方から アジサイの枝をたくさんいただいて 挿し木をしていました。根が付いていたのですが、水害で フラワーポットごと流れてしまいました。




さて、下の庭はクローバーが ずいぶん増えてきました。


ある場所では クローバーの回りを 紫鷺苔が囲んでいます。











プロミス号 やって来ました

2024-04-26 | 旅行
2月5日に回覧板で

『二日間 東京からCMの撮影が来るから ご協力を』と回りました。ドローンも飛ばすそうです。

その日は石畳が通行止めになり スタッフが20人以上マイクロバスでやって来ました。

駐車場にテントを2つ立て 機材もたくさん。聞けば『プロミス』のコマーシャル撮りだそうな。

九州内で撮影場所の2ヶ所に選ばれて もうひとつは高千穂だそうです。

『プロミス』といえば キャラクターは浜ちゃんで、黄色いプロミス号に乗って 全国の頑張る人を応援するCMです。

今回 大分県にやってきました。



先日 テレビで そのCMを初めて見ました。撮影時間から比べれば 15秒くらいの短い時間でした。湯平温泉で 息子が母親を背負って 石畳を登るシーンでした。

母親らしき人をおぶって登る人は お笑い芸人『ニューヨーク』の左の人でした。




母親を背負って石畳を登る姿に



浜ちゃんも いいね👍️でした。


リメイクシーンを見ると 実際は旅館の名前は差し替えられ、あるはずの無い旗や看板が並んでいます。昭和の時代の賑やかさでした。



たぶん これから どんどんCMが流されると思います。この映像を見て 湯平温泉に来てくれるといいなあ。

今回 プロミスのホームページとYouTubeから画像をお借りしました。