ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

2024年度 道の駅巡りを振り返る

2025-02-06 | 道の駅めぐり
商売を辞めて 二人で旅行も出来るのに 始めたのは『道の駅巡り』です。当然 日帰りです。

最近は雪と寒さで 部屋にじっとしています。2024年の1年間を振り返ってみました。

①『湯布院道の駅』は近くて 以前から 何度も行きました。


【2024年 1月10日】
②道の駅 ながゆ温泉市場
(外見の割に 中は一階のみ)


【4月19日】3ヵ所
③道の駅 あさじ(ドーム型でカッコいい)


④道の駅 原尻の滝
(滝と花で風光明媚)


⑤道の駅 竹田
(こぢんまり、右側のレストランなど休み)


【5月10日】
⑥道の駅 のつはる
(県内で二番目に新しく そばにダム)



【6月5日】
⑦道の駅 すごう
(阿蘇にある実家母の墓参りの帰り)


【6月14日】3ヵ所
走行距離153キロ
⑧道の駅 童話の里くす
(苗木と手作りパン屋さんがあって👍️)

⑨道の駅 慈恩の滝くす
(小さいコンビニ風)


⑩道の駅 水辺の郷 おおやま
(大山は山の中、帰りの『木の花ガルテン』の野菜などが👍️)


夏は暑くて お休みしました。

【12月4日】
⑪道の駅 きよかわ
(これまでの道の駅で 一番気に入りました。右側に食べ物屋さんが並びます)

⑫道の駅 宇目
(一番遠かった 宮崎県境。近代的なレストランには寄らず 宇目茶屋に寄る)

・・・と 2024年度は計12ヵ所の訪問でした。県内では 道の駅は全部で26ヵ所あります。まだ半分になっていません。

すべて私の運転で回りました。降りたら夫を杖代わりです。カーナビの道路の選び方で あらぬ道を走らせられたり、人ナビが間違えたりしながらも 事故無く帰り着いたのが一番の土産です。

そろそろ 続きを始めたい気分です。2025年中に すべて回れるでしょうか?あと14ヵ所です。



沈堕の滝(水無し)

2024-12-07 | 道の駅めぐり
『道の駅宇目』から帰る道すがらのことです。

私はカーナビの指示のまま 脇目もふらず まっすぐ道路を進んでいました。

助手席の夫が
『滝があるから寄ってみよう。これが有名な沈堕(ちんだ)の滝だ』

『ん なんか違うくねぇ?』

『正面 流れてないじゃん❗️』



展望台の説明書きを読むと、九州電力が今年の10月から来年5月まで工事のために滝の水を止めているとのことでした。

滝の奥には堰があり その向こうはダムになっているそうです。

工事前は こんな素敵な滝です。水が流れている時に見たかったなぁ。





沈堕の滝は 雄滝と雌滝があるそうで 止まっている滝が雄滝で幅100メートル 高さ20メートルです。

手前右から流れ出しているのが雌滝だそうですが、正しい雌滝は どれでしょう。奥の水煙をあげて流れ出しているのは ダムから迂回した水の流れでしょう。

雌滝は たぶん右端のだと思います思います…





昔の滝の様子は室町時代の水墨画家の雪舟が『鎮田瀑図』を描いています。


(いずれも 現場の看板)

雪舟の絵には『鎮田瀑図』とあり、現在は『沈堕(ちんだ)の滝』です。

鎮田➡️沈堕となったのはなぜ?

それには恐ろしい歴史がありました。
『豊後国志』に「渕の深さは測るべからず」とあるように、渦巻く滝つぼに落ち込んだら大変。このため、岡藩では刑罰を科すべきかどうかお白州で判断できかねるような場合、被告人を「沈堕落とし」とし、無事に泳ぎ抜けたら神慮として無罪放免にしたとの話も伝わるが、助かったのは一人だけだったとか。

それで『沈堕』か。恐ろしや 恐ろしや。


歩いて行けば 明治時代の発電所跡も見れるそうですが そこまで歩けません。
(豊後大野市HPより)

ちなみに 上流の『原尻の滝』は『東洋のナイアガラ』と呼ばれ…

この『沈堕の滝』は『豊後のナイアガラ』と呼ばれるとか…

ナイアガラ滝に 少し申し訳ない気もします。





久し振りに道の駅巡り②『道の駅 宇目』

2024-12-05 | 道の駅めぐり
一日で二つ 道の駅を回りました。

2ヶ所目の『道の駅 宇目』は昔は南海部(みなみあまべ)郡宇目町でしたが、現在は佐伯市になります。

宮崎県との県境近くにある≪唄げんか大橋≫のそばにありました。奥の方に≪唄げんか大橋≫が見えます。


『唄げんか』とは『宇目の唄げんか』という民謡(子守唄)だそうです。対話形式の歌詞で、互いに相手を揶揄するような攻撃的な歌詞だそうです。それで子守唄になるの?です。


道の駅宇目』の宇目茶屋の中で流れていた音楽は たぶん『宇目の唄げんか』でしょうか?ゆったりと流れていました。



この近くに原木椎茸の発祥地があるらしく たくさんの干し椎茸が並んでいました。本場なのに 結構よい値段がして 夫と目を見合わせました。

37年間 干し椎茸を売っていましたが『うちって 安く売っていたねぇ…』と口に出ます。

山の中ですから木工品も多数ありました。夫が、これなら俺が作れると言ったのは おふだや宝くじを立てる鳥居型のものでした。

だったら作ったら どうですか?また 歳末ジャンボを買う気のようです。

さて買いたかった 椎茸の上に雪をかぶったような『雪ん子寿司』を探しましたが見あたりません。


なにも買わないのが申し訳ないので 栗大福を求めました。ほぼ1個のままの栗が 甘過ぎず本来の栗の味がして美味でした。



売場が閉まっていて 栗ソフトクリームを食べそこないました。

第二駐車場の方向の写真を撮りました。まだまだ紅葉が美しい場所でした。ドウダンツツジも密集させて剪定すると こんなにきれいな境になるのですね。


車で道路に出て ≪唄げんか大橋≫を渡りました。右の山手に テレビで見た≪宇目のキムチ食堂≫さんがチラリと見えました。波乱万丈の女性が大阪から移り住んだそうです。

橋を渡ってUターン場所を探していたら宮崎県に入りました。えらく遠くまできたもんだねぇ…

慌てて Uターンして 道の駅のレストランの第二駐車場に入り そこの紅葉を楽しみました。

ゆっくりと、こんな時間が持てるのが 道の駅回りの 嬉しいことです。山の中に住んでいると 日常では無いことです。





遠くに≪唄げんか大橋≫が見えました。美しかった…



家を10時に出て 16時過ぎに帰り着きました。かなり走りました。

『秋深し 二人の夢が駆け巡る』





道の駅めぐりの友

2024-06-17 | 道の駅めぐり
先日 一日で3ヵ所の道の駅めぐりを強行しました。

参考にする本があります。
『月刊セーノ』の去年の4月号、そして 今年の4月号です。

4月号は二年連続『道の駅特集』です。



今年の1月から 道の駅めぐりが ようやく始まりました。

帰省して40年 年中無休で働きました。店を閉めた今は 健康であれば出掛けられます。

大分県には全部で26ケ所の道の駅があります。




先日の3ヵ所を足して 現在11ケ所を回りました。7月には別府の田ノ浦ビーチに『道の駅 たのうらら』がオープンします。

別府以外は遠い場所にあるので、高速道路を使うこともありえます。ガクガク ブルブルです。

昔は高速道路を走ったこともありますが、それも過去の話。今は合流さえ怖い気がします。

時間はたっぷりあるので 一般道で休み休みいくのも 良いかもしれません。スピードより安全です。車のカーナビと、夫の人間ナビが頼りです。

夫が言います。
『大分県の道の駅が済んだら その後は どうすんの?』

それは その…
九州 山口には たくさんの道の駅がありますから…



大分県が終わってから考えます。




道の駅めぐり ③『道の駅 水辺の郷 おおやま』

2024-06-16 | 道の駅めぐり
カーナビのおかげで 道の駅めぐりが進みます。

玖珠の二つの道の駅に続き 三つ目の道の駅『水辺の郷 おおやま』に向かいました。大分県の西部の道の駅を攻めました。


日田市大山町は昔の農業改革・村おこしが有名な町です。『梅栗植えてハワイへ行こう』は有名な 合言葉です。

そして今は地元出身の諫山 創氏の『進撃の巨人』が日田を盛り上げています。最近はマスコミに良く取り上げられますが、女子は 少年マガジンを読みませんから 漫画の内容は全く知りません。

道の駅の奥には 進撃の巨人ミュージアムも併設されていました。他に市内に2ヵ所のミュージアムがあるそうです。



『進撃の巨人』にコラボした商品も多数あり 諫山様様です。彼も出身地に貢献できましたね。

道の駅内で 昔取り引きのあった『日田製茶』の営業の人をお見かけしたので 夫に言うと わざわざ 追っかけて行き挨拶をしていました。偉いじゃん、こういう面もある人です。私は恥ずかしくて 隠れる人です。

ここに着いたのは午後1時半でした。この道の駅には食事処がありません。

しかーし 私はそばにある看板を見逃していませんでした。



焼きそばで有名な『想夫恋』です。夫は知らないらしく 引っ張って行きました。

小さな店ですが、お昼時には混むようで 店頭に名前と人数を書くボードがありました。

店内をのぞくと 座れそうなので入り 有名な焼きそばを注文しました。畳の座席には インバウンドの方が4人。タクシーのドライバーさんも 一人の若い女性の外国人を案内して連れて入ってみえました。

従業員の奥さんは外国の方々に日本語のみで一生懸命対応していました。『熱いから気を付けて食べて下さいね』と。

そのうち、鉄板で焼かれた 熱々の焼きそばが運ばれてきました。特色の『焼き付けた パリパリの感』はありませんでした。


山の中の決して しゃれた店でもないのに ソースの味加減 塩加減 麺のからみ具合 モヤシを主とした野菜のシャキシャキ感といい 大変美味しかったです。

ふだんは あまり褒めない(感想を言わない)夫も 『うまかった』と同意しました。

店内の壁に 諫山 創氏が書いた色紙がありました。高校時代 想夫恋でアルバイトしていた姿を描いていました。外国人と日本人の三人の女性が写真を撮っていました。私は遠慮しました。

帰りには 有名な『木の花ガルテン』に寄って 野菜を買って帰りました。昔『女将の会』で バイキングの食事をして以来です。

そこを最後にして帰途につきました。日田33度、玖珠は32度でした。

一日で三つの道の駅を巡り 走行距離153キロの国道210号線の旅でした。

夫婦で家のことを気にせず 電話も気にせず 出かけられるのは 商売をやめたからのことです。

新しい場所や物や食べ物に出会えるのは楽しいです。

さあ次はどこに行こうかな。