意外と、いや かなりのサッカー好きです。
昨年12月のサッカー天皇杯決勝には大分トリニータの応援に国立まで行きました。
もちろん ワールドカップのドイツ戦も見ました。語りますよー。
下馬評はドイツの優勢で、ランクでも格下の日本の苦戦が予想されていました。ドイツはランキング11位で、日本は24位だし、前半のボール保持率はドイツ75パーセント、日本25パーセントという数字です。正直 前半を見る限りでは 日本が勝てるとは思えませんでした。
PKで先制され、私は生協の注文書を書いたり、挙げ句の果てには年賀状の宛名を書いたりする始末。
横では 日頃は あまりサッカーに興味の無い夫が 見入っています。ワールドカップは別物だそうです。
前半が終わり、別のチャンネルを見ながら NHKに戻すと 既に後半が始まっていました。
あららら 新しいメンバーが投入され 躍動しています。なんだか前半よりボールを持てています。
そして 後半30分に 堂安選手が同点に、そして38 分にジャガー浅野(懐かしい響き)が逆転に成功しました。長いパスを 上手くワントラップし、ドイツの選手に邪魔されても倒れず あの角度から よく決めました。振り上げた上腕の筋肉がすごいです。
あのドイツに日本が逆転ですよ。残り時間には 前半PKを献上したゴールキーパーの権田さんが、何度もドイツの猛攻を防ぎました。『マン オブザ マッチ』に選ばれたのも納得です。
逆転してからの時間が長く感じられます。アデショナルタイムは7分もありました。最後はドイツのキーパーまで攻撃に参加して、冷や冷やしました。
『ドーハの悲劇』から『ドーハの歓喜』に変わった瞬間ですが、フランスでは『ドーハに雷が落ちた』だそうです。『大和魂』という言葉も久し振りに聞きました。
4年前 デンマークに2―0から 2―3と逆転された時のことが払拭された感がします。
開会式で会場のゴミ拾いをしたサポーターは またゴミ拾いしたでしょう。
日本選手のロッカーの写真を見ました。 きちんと整理され、ビブスも畳まれ テーブルの上には折り鶴が11個 置かれ「ありがとう カタール JAPAN』と紙の切れ端に書いていました。日本人の国民性が自慢できます。
日曜日のコスタリカ戦も楽しみです。
最期に、長友選手が叫んだ「ブラボー」はイタリア語です。彼は イタリア・トルコ・フランスを渡り歩き 奥様はそれぞれの国で三人の男の子を育てました。可愛いだけの人ではありませんでした。