ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

芸術の秋 観賞後に事件は起こった

2024-10-17 | 芸術
久しぶりに『由布院繹アートホール』に行きました。由布院駅は正しくは由布院繹と書きます。合併前からある場所や団体は由布院の字を使います。

駅前は あい変わらず インバウンドの人で いっぱいでした。残念ながら由布山は隠れていました。



お目当ては これです。




湯平に移住してきた造形作家の渡邉まさみさんが企画したものです。今は 湯平観光協会の事務局長であり、由布院繹アートホールの企画運営委員にもなっています。

掲示物の中に 夫の兄の作品もあるというので 鑑賞に行きました。なにせ芸術の秋ですから…

やっているのは
YUNOHIRA-ART-SITE

正面から素敵な光景です。正面に別作家の幾何学模様の作品を置き、手前にはシフォン生地のような薄い生地に義兄の作品や湯平の景色を転写し 下げてあります。










透ける薄い布に転写された抽象画が ふわふわと揺れていました。私は芸術には縁遠く 特に抽象画は よくわかりませんが、このホールに飾られることは兄も あの世で喜んでいると思います。









兄の長男長女も美大で学び、長女は今も抽象画を描いていますから、今回の展示も 画像で内容を知らせました。


そして事件は駅裏の駐車場で起こりました😆(おおげさ)

その駐車場は20分以内なら無料です。その時間内で戻り、駐車券を入れようとするのですが、どうしても吸い込まれません。

何度トライしてもダメ、人がかわってもダメ、そのうち 後方から車が来ました。
『あの おばさん なにやってんだ‼️』的な視線を感じました。

バックしてもらい、いったん避けて 担当部署に連絡をして、遠隔操作で一旦機械をリセットしてもらうと 駐車券が吸い込まれました。

その操作の間に20分の無料時間は過ぎ、100円の過料金を払いました。

わずか100円、されど100円

やはり 芸術は ゆっくりと見るべきものですね。20分以内で…などと考えてはいけませんね。






芸術の秋 壁に絵が

2024-10-10 | 芸術
湯平藝文會が「YUNOHIRA ART SIGHT(ゆのひらアートサイト)2023―25」と名付け、地域内に常設のアート作品を飾る。目標は3年間で12点。温泉街や自然豊かな森林公園などに置き、観光客らの周遊を促す(大分合同新聞より)

湯平藝文會の代表は移住して来た造形作家の女性です。飾る作品は『地域にゆかりのある人らを同団体が選定する』とのことで 湯平出身の義兄の抽象画が飾られました。


近所の空家の壁に 拡大後、変色しないよう特殊処理をした抽象画が突然現れました。








駐車場のブロック塀にも


モデルは孫二人。


芸術の秋です。











日本橋の追悼展

2023-11-11 | 芸術
日本橋の日本画廊で義兄の追悼展が開催中です。甥と姪が頑張りました。






















親戚や夫の友人知人が見に行ってくれているようです。きのうも今日も 叔父さんや、いとこが駆けつけてくれました。

抽象画は なかなかハードルが高いのですが 明るい抽象画は単純にきれいだと思います。

両親が生きていたら喜んだでしょうが、息子の追悼展には行きたくないでしょうね。


周囲は もうクリスマスのイルミネーションが きれいです。













箱庭ギャラリー

2023-11-04 | 芸術
先日から 夫が 庭で なにかやっています




金づちをもって うろうろしています。


倒れないように 支えを立てて




更に 下の庭でも よいしょ、よいしょ💦








さらに タオルケットをかけたりして

『絵の虫干しですか?』






も も 申し訳ございません。そんなことではありません(ごめんなさい)


東京都中央区の『日本画廊』で10月31日~11月15日の間 兄の遺作展が始まりました。

兄を偲び、遺作展に併せて ふるさとの実家の庭で

『一人で お庭アート』を始めた弟です。

どなたかが『箱庭ギャラリー』と呼んで下さって それが一番似合っていると思います。

少々の雑草は仕方ありません。雑草魂です。

連日 朝9時に並べて、17時に片付けています。この展示❔は11月2日~5日の 4日間限定です。

兄は絵だけではなく 造形作品も残しましたが、今回は大きな抽象画だけです。


快晴で色づいた山々をバックに明るい色調と








反して 落ち着いた色調が なかなか良いではありませんか!?




うん なかなか良い・・・(抽象画 よくわからないけど )


夕方になると せっせと絵を運ぶ姿を盗撮する妻がいる。



よいしょ ヨイショ💦



明日(11/5)まで頑張って下さい。

お兄さん。大空から 作品と、一生懸命の弟の姿が見えますか?

















義兄の追悼展

2023-10-29 | 芸術
二年前に亡くなった 夫の兄の遺作展が東京で開かれます。所沢にいる姪っ子から 案内のハガキが送られてきました。姪っ子も美大を出て 絵を描いています。


『金子 善明 追悼展』とあります。あれから 丸2年経ちました。






子供の頃から絵が上手で 病床の祖父から『お前は画家になれ』と言われたそうです。

両親も その実現に力を惜しまず 後押しを続けていました。美大からパリへ留学し、帰国してから亡くなるまで 製作を続けていました。

どんどん作風が変化していき、最後は絵だけでなく 造形にも力を注いでいました。


おかげで 次男が店を継ぐことになりました。もし 夫がサラリーマンのままだったら 今頃 どこで どんな生活をしているでしょうか?


私は芸術には全く疎い人ですが、好きなこと、自分の意思を一生貫いたことは それなりに幸せだったと思います。

東京の遺作展には行けませんが、命日には 手を合わせます。