お節介という文化

2018-12-31 19:28:41 | 活動報告
年の瀬のとある一日。

ご相談の対応で市内を駆け巡りました。

まずは、危険な通学路に関するご相談で現地を視察。



通学路などで車の速度を抑制する路面段差(ハンプ)の効果的な設置箇所について、ご意見をいただきました。

移動して、今度は公民館の利用に関するご相談です。
予約しづらく利用を諦めざるを得なかった実話や、特定の利用者だけを優遇している実態など、耳を疑ってしまうようなお話も伺いました。

公民館はみんなもの。
事実関係を整理し、解決に向けて最善を尽くすのが私の仕事です。

公民館に関するご相談のあと、近くの観音山古墳に立ち寄りました。



古墳の全景です。



古墳は私にとってパワースポット。
しばし充電して、次の現場に向かいました。

この日はゆく先々で、有り難いお節介に恵まれました。

忘年会シーズンで胃腸が弱ってるだろうからと朝採れキャベツを持たせてくれたり。
風邪を引くなとじっくり煮込んだ金柑をもたせてくれたり。



お節介という文化。
なかなか良いものです。

慌ただしい一日でしたが、心地よい疲労感でした。

新学期に向けて

2018-12-25 20:42:45 | 活動報告
12月21日。

完成したばかりの箕輪小学校の新校舎を見学してきました。

外壁は杉板張りと漆喰調の塗り壁です。



この奥にもう一棟2階建ての校舎が建っていて、渡り廊下でつながっています。
ここまでが第一期工事。

そして第二期工事として、来年の秋からこの右側にもう一棟2階建ての校舎を建てる工事が始まります。
そこには職員室や給食室が入り、多目的トイレやバリアフリー対応のエレベーターも設置されるそうです。

市教育部から新校舎について丁寧にご説明いただいたあと、いよいよ見学です。

日当たりが良くてポカポカ暖かい教室。



少人数学級に合わせて設計しているせいか、あるいは図体ばかりデカくなってしまったせいか、とても狭く感じます。

木材は市産材をふんだんに使用。



自然豊かな倉渕から切り出した木材が、こうしてむき出しになっている箇所もあります。
木造の校舎は、心理・情緒・健康面への効果が期待できるのだとか。

木造ならではの温もりが、身も心も優しく包み込んでくれるようです。

廊下には木目が。



人の手では生み出せない味わい深さがあります。

理科室です。



来年度から各学校で理科室などの特別教室に順次エアコンが設置されていきますが、校舎の建て替えの際には今年のような災害級の猛暑を見越して、はじめから特別教室にもエアコンの設置ありきで設計されます。

室外機もご覧のとおり。



家庭科室です。



シンプルですが、狭いスペースを有効活用する工夫がなされています。

技術室です。



作業机がなくて驚きましたが、校長先生によると旧校舎で使っていたものを搬入して、再利用するのだとか。
使えるものは使う。
限られた予算の中で、重要なことだと思います。

屋内集会スペースです。



階段です。



トイレです。



女子トイレには音姫が。



トイレを我慢して健康を害してしまう子もいるそうですから、ありがたい配慮ですね。

北校舎の北側では、来年の夏からの可動を目指してプールの建設が進められています。



一通り見学が終わって解散したあと、教頭先生に案内していただいて、仮説校舎から全景を撮影しました。



手狭な仮設プレハブ校舎での学校生活も、あとわずかです。



間もなく子どもたちと歴史の第一歩を踏み出す学び舎をあとにし、車で数分の鳴沢湖へ向かいました。

ワカサギ釣りのメッカ鳴沢湖での出来事は、次回のブログで紹介させていただきます。

市長に直談判!

2018-12-06 18:13:39 | 活動報告
11月28日。

来年度予算要望書を市長に手渡し、懇談をさせていただきました。



毎年この時期の恒例行事で、翌年度の税金の使い方や施策について提言を行っています。

要望事項は全部で218項目。
皆様の切実な願いをたっぷり詰め込んだ力作に仕上がりました。



懇談の様子です。



環境基準値を大きく上回る鉛やヒ素を含む有害スラグが市内で見つかった問題について、新たに谷を埋め尽くすほどの膨大な量のスラグが見つかったことを市長に報告する伊藤ゆうじ県議。
冷静な市長も、さすがに驚きを隠せない様子でした。



私は、国民健康保険税の引き下げ、障がい者対策、教育行政について訴えました。



この一年、多くの方々から貴重なご意見やご要望をお寄せいただきました。この場をお借りして、取り急ぎ御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

なお、参考までに主な要望事項を以下に掲載しておきます。
ご覧になっていただけると幸いです。


要望事項

※クリックすると該当する要望事項の詳細が表示されます。
※表示された文書の下線部は、今回新たに書き加えたものです。

はじめに
1.財政運営について
2.合併後の市政運営について
3.平和行政について
4.防災対策の整備・拡充について
5.原発からの撤退と放射能汚染対策について
6.ごみ・環境問題について
7.アスベスト対策について
8.安全な市民生活のために
9.公共交通の整備について
10.福祉・医療など社会保障制度の充実について
10-1.保険・医療について
10-2.国民健康保険について
10-3.介護保険制度について
10-4.後期高齢者医療制度について
10-5.高齢者対策
10-6.障害者対策(その1)
10-6.障害者対策(その2)
10-7.生活保護について
11.雇用の拡大・中小企業支援について
12.農林業振興について
13.教育行政について(その1)
13.教育行政について(その2)
14.教育施設改善について
15.子育て支援について(その1)
15.子育て支援について(その2)
16.男女共同参画社会の実現に向けて
17.人権問題について
18.文化・スポーツについて
19.住宅政策について
20.都市計画について
21.上下水道事業について

大人の責任

2018-12-05 22:42:16 | 活動報告
9月18日に県庁記者クラブで行った記者会見の様子です。



伊藤ゆうじ県議、依田よしあき市議、伊藤あつひろ市議、そして私の4名で独自に調査を行い、みさと芝桜公園、公園そばの市道、箕郷梅林の駐車場などに、環境基準値を遥かに上回る鉛やヒ素を含む有害スラグがバラまかれていたことを突き止め、高崎市に有害スラグの撤去と施工業者や入手ルートの特定を要請したあと、急きょ行った記者会見でしたが、新聞社やテレビ局などの報道陣が押し寄せました。

あれから2ヶ月以上が経過しましたが、この間、神社の境内や民家の駐車場でもスラグが見つかっています。

当然、地域住民は黙っていられません。

準備会を経て、11月24日に『有害スラグの撤去を求める会』の結成総会が箕郷公民館で開催されました。

総会の前に、現地を視察。



そして、箕郷地域の谷を埋め尽くすスラグを発見しました!



信じられない光景に、参加した皆さんは茫然自失です。
粉塵が飛散して、農作物に付着したり子どもが吸引したりすることを想像すると、本当にぞっとします。
同行していただいた東京農工大の渡辺教授は重金属研究の第一人者ですが、土壌汚染や水質汚染の危険性も懸念されるとおっしゃっていました。

スラグをバラ撒いた地元業者の責任は重大ですが、誰がバラ撒かせたのか、元凶を特定しなければ問題は解決しません。

現地視察を終え、渡辺教授に講師をお願いした学習会では、スラグに含まれる鉛やヒ素の恐ろしさを学び愕然としました。



ヒ素の毒性は言わずもがなですが、意外と知られていない鉛の危険性は測りしれません


アメリカでは、2014年に水道水の鉛汚染が発覚し、オバマ大統領が非常事態を宣言しましたが、この出来事に衝撃を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。



幼少期に鉛中毒になると、脳の発育を阻害して記憶障害を発症したり、知能の発達が遅れたりして、一生涯健康被害が残ると言われています。

最近、「発達障害」という言葉をよく耳にするようになりましたが、学校の先生や保育士さんが、いわゆる「気になる子」が確実に増えていると打ち明けてくれたことが頭をよぎりました。

色々しがらみはあると思いますが...
見て見ぬふりをすることは、大人の責任を放棄すること。

環境汚染から子どもたちを守るために、われわれは立ち上がらなければなりません。



総会が終わったあと、会場の近くにあるワカサギ釣りのメッカ『鳴沢湖』に立ち寄りました。
水面を染める夕焼けを眺めながら、子どもたちを守るために何が出来るのか思いを巡らせました。


街の魅力を満喫してみませんか♪

2018-11-29 20:05:02 | 活動報告
11月23日。

冬の中心市街地を彩る『高崎光のページェント』が、この日から始まりました。



点灯式では、小学生による演奏で高崎スズラン周辺のボルテージは最高潮!



群馬音楽センターの敷地内も、ご覧のとおり。



おじさん独りでイルミネーションを眺めて、いったい何が楽しいのかと思われるかもしれませんが、家族連れやカップルや友達同士が笑顔で高崎の街を闊歩する...
そんな光景を観ると、ワクワクするんですよ~♪

みんなが幸せなら、自分も幸せ。

高崎の街には、魅力的なお店が軒を連ねています。
インスタ映え活動で冷えた体を、お店で温めてみてはいかがでしょうか?