あくまでも市民の立場で!

2019-04-10 23:52:38 | 議会報告
3月議会定例会のご報告が、すっかり遅くなってしまいました。

来年度予算案を含む重要な議案を審議する議会の最終日に、私は会派を代表して討論を行いました。



38ある議案の中から、4議案に反対しています。
もちろん、あくまでも市民目線で!
反対した主な内容は、以下のとおりです。

〇消費税増税に伴う公共施設利用料金の便乗値上げ
〇障がい者への助成をカットする冷たい仕打ち
〇深刻な保育士不足の抜本的解決に消極的
〇高崎駅と芸術劇場をつなぐ回廊の屋根に5億円の浪費
〇基金49億円を活用した国保税引き下げを見送り

討論の模様はコチラからご覧いただけますので、是非!

税金の使い方を改めるべきだと、必ず納得していただけるはずです。

38名いる議員の中で、日本共産党市議団以外の35名が全議案に賛成するという結果には失望しましたが、逆に市民の立場でモノを言えることは誇らしいことだと改めて思いました。

あなたの想いを市政に届けるために、これからも不屈の精神で頑張ります!

本当に感謝されるべきは...

2019-03-19 11:02:03 | 議会報告
昨日3月18日は、議会定例会の最終日。

来年度予算案をはじめ多岐にわたる議案を、皆さんと同じ目線で(これが大事!)しっかりチェックしました。

詳しくは後ほど報告させていただくとして...

市議会議員の任期は4年間です。
まもなく任期満了を迎えるため、高崎市から感謝状をいただきました。



でも、本当に感謝されるべきは、力強く支えてくださった方々や、貴重なご意見を聞かせてくださった方々、いつも温かく包み込んでくれる友人です。

この場をお借りして、改めて心から御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

そしてこれからも、どうかよろしくお願いいたします。

2,693億の予算は市民のために!

2019-03-16 14:24:37 | 議会報告
平成31年度当初予算など多岐にわたる議案の審議が終わりました。

高崎市の予算規模は2,693億円。

皆さんと同じ目線で、税金の使い方を厳しくチェックするのが議員の責務です。

予算書など資料の山と夜な夜な格闘する日々が続きました。



予想はしていましたが、やはり大型開発優先の傾向が随所で見られます。

急ピッチで進められている高崎駅周辺の開発に、眉をひそめている方も多いのではないでしょうか。

大型開発に莫大な予算をつぎ込めば、おのずと市民が本当に必要としているところに予算がまわらなくなります。
皆さんの暮らしに直結する重大な問題です。

1月18日(月)に最終日を迎える議会定例会で、私は以下の4つの議案に対する反対討論を行います。

1.議案第39号
  消費税法及び地方税法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

  10月の消費税増税に伴い公共施設利用料などが便乗値上げされます。

2.議案第40号
  平成31年度高崎市一般会計予算

  無駄な大型開発に莫大な費用を投じようとしています。

3.議案第41号
  平成31年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算

  豊かな財政状況なのに高すぎる国保税を引き下げません。

4.議案第42号
  平成31年度高崎市介護保険事業特別会計予算

  豊かな財政状況なのに高すぎる介護保険料を引き下げません。

討論の内容は、のちほど改めて詳しくご報告いたします。

市民の願いに寄り添うということ

2018-12-23 16:17:27 | 議会報告
12月13日。

この日は12月議会定例会の最終日でした。
最終日には、議会に上程された議案や請願の採決が行われます。

我々日本共産党高崎市議団は、以下の採決に際して討論を行いました。
是非、討論の模様をご覧になってください。

1.議案第160号
  重度心身障がい者の医療費負担増について反対討論(担当:伊藤あつひろ)
  ※討論の模様はコチラから。

2.請願第4号
  消費税増税の中止を求める請願について賛成討論(担当:伊藤あつひろ)
  ※討論の模様はコチラから。

3.請願第5号
  学校給食費無料化を求める請願について賛成討論(担当:依田よしあき)
  ※討論の模様はコチラから。

4.請願第6号
  非正規職員の待遇改善を求める請願について賛成討論(担当:田村おさむ)
  ※討論の模様はコチラから。


社会保障の切り捨ては許さない!

1の議案第160号は、まぎれもなく福祉医療制度の改悪です。

重度心身障がい者が入院したり施設に入所したりした時に、食費の負担を軽減するために県と市が助成を行っていましたが、条例を改定して所得制限を設けようというもの。
当然、当事者の負担は重くなります。
安倍自公政権が社会保障の切り捨てを推し進めていますが、そのしわ寄せがこんなところにも顕在化してしまうのです。

残念ながら、日本共産党市議団3名以外の34名の議員が、この議案に賛成しています。




消費税増税ストップ!

2の請願第4号は、まさに皆様の切実な願いではないでしょうか。

国民の大多数の反対を無視して、安倍自公政権は来年10月からの消費税10%増税を強行しようと躍起になっています。
消費税増税は社会保障充実のためと言いながら、2019年度予算案では社会保障費の自然増分を1200億円も削減する方針を打ち出しました。
国民に負担を押し付けて、大企業や一部の大金持ちの負担を軽減する... これが安倍自公政権の常套手段です。
もう国民は騙されません。

日本共産党市議団3名と市民クラブ5名の計8名がこの請願に賛成し、残りの29名が反対しているという事実を、皆様はどう受け止めますか?




学校給食費無料化の実現を!

3の請願第5号は、将来への蓄えもままならない子育て世代の負担を軽減してほしいと、市民団体「新婦人」が繰り返し議会に提出している請願です。

学校給食費の無料化は全国各地で拡がっていますが、ここ群馬でも23の市町村が完全無料化もしくは一部無料化を実施しています。
しかし高崎市は、なかなか重い腰を上げません。

今回は日本共産党市議団3名だけが、この請願に賛成しました。




非正規労働者の地位・待遇を改善するために!

4の請願第6号は、地方自治体で働く非正規職員の地位・待遇改善を求めるものです。

今や地方自治体で働く職員の3人に1人が非正規ですが、正規職員と比較して処遇は低く、継続雇用が保証されていないという重大な問題を抱えています。
2020年4月から非正規職員を1年任用の「会計年度任用職員」として制度化するのに伴い、こういった問題を改善するために国が率先して動くべきであると訴えました。

これに対して、日本共産党市議団3名と市民クラブ5名の計8名が賛成しましたが、残りの29名は反対しています。

資本主義社会においては、使用者が労働者を搾取し、使い捨てるのは常套手段です。
かくいう私も、大手電機メーカーで派遣労働者として9年あまり働いていましたが、正社員に登用される条件が整っていたにもかかわらず、会社はそれを履行せず雇い止めにしました。
非正規労働者が、使い勝手の良い単なる「労働力」として扱われないためには、監視が必要不可欠なのです。
このことを軽視する議員が大多数を占める高崎市議会の現状を憂うのと同時に、変革の必要性を強く感じます。




市民の願いに寄り添うということ

議員活動において、私は市民の願いに寄り添うことを第一に考えています。

12月議会定例会に上程された議案と請願に対する、各議員の賛否の状況を一覧にしました。
議会という閉ざされた世界で何が起こっているのか、参考にしていただけたらと思います。

※〇が「賛成」、Xが「反対」です。

代弁者として登壇する

2018-12-21 22:57:38 | 議会報告
12月3日。

12月議会定例会で、一般質問を行うため登壇しました。
その模様はコチラからご覧いただけます。



今回の一般質問のテーマは、以下の2点です。

1.障がい者にかかわる諸問題について
2.国民健康保険税の引き下げについて

まずは障害者法定雇用率の水増し問題を厳しく追及しました。

障がいのある人に働く場所を率先して保障する立場にある行政が、自らの雇用実態を偽り続け、長年にわたって雇用機会を奪ってきた責任は重大です。

答弁に立った総務部長は、意図的ではなかったと苦しい言い逃れを繰り返しました。



しかし、障がい者に該当するのかしないのか判断する重大な局面で、本来は医師の診断が必要なところ、「自己申告」だの「健康診断の結果」だのを決め手にしていたことが発覚します。

衝撃的な事実が明らかになったことを指摘し、真相を究明して公の場で誰もが納得できる説明をするように強く求めました。



市民の代弁者として、ダメなものはダメと言える議員でありたい。
そのスタンスは、これからも貫き通します。

過去の過ちを重く受け止め、再発防止に努めることは当然のことですが、法定雇用率の達成に向けて、これからどう取り組んでいくか、具体的な方針を示し、着実に実践していくことも重要な課題です。

先月、「障害児・者と共にくらす会」の皆さんと懇談する機会があり、私も参加させていただだきましたが、その中で「3~5年のスパンで、法定雇用率を達成する計画を立てたらどうか」といった提案がありました。
まずは研究チームを立ち上げるところから始め、検討を重ねながら段階的に適性のある職場への配置を行い、職場の範囲を専門的な分野にまで徐々に拡げていくというものです。

数合わせのために拙速な対応にならないよう釘を刺しました。



その後、障害者相談支援事業の在り方について提言を行い、要介護者が不要な税金を支払っている現状の改善を求め、高すぎる国保税の引き下げを訴え、福祉部長と市民部が答弁に立っています。



冒頭でもリンクを張りましたが、ぜひ一般質問の録画をご覧になってください。

今回も当事者の皆様から貴重なお話が伺えたことに感謝。

ありがとうございました!