官民の賃下げ競争に終止符を!

2017-12-23 13:33:19 | 議会報告
昨日アップしたブログで、12月議会定例会の主だった話題について報告をさせていただきましたが、実は、まだ報告することがあります。

今回の議会定例会にも、様々な議案が上程されました。
慎重に審議した結果、わが会派はほとんどの議案を「問題なし」と判断し、採決において賛成しています。
しかし、追加議案として上程された「市職員の退職金給付水準引き下げ」に関する議案には反対しました。



この間、「官民の均衡を図る」という名目で、給与や退職金の給付水準が引き下げられ続けてきました。民間が下げれば官庁も下げる。官庁が下げれば民間も下げる。そんな負のスパイラルが繰り返されてきたのです。
そもそも大企業は空前の経常利益をあげているというのに、民間の給付水準が下がるのはおかしいと思いませんか?
大企業が懐に貯め込んだ内部留保は増え続け、その額は400兆円を突破しています。





これを社員の給付水準引き上げのために活用すればよいのではないでしょうか?
また、中小業者の下請け単価を引き上げるために活用すればよいのではないでしょうか?
官民の賃下げ競争に終止符を打って、まずはこういった不条理を是正するのが筋だと考えます。

会派を代表して私が反対討論を行っていますので、是非ご覧になってください。
※反対討論の様子はコチラ


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