コラム見て 想いだしたぜ BAY TO BREAKERS

　こんにちは、ナカジマブラシの中島謙一です。

　今日の横浜は曇り。最高気温26℃。湿度が高く、クレープのアンダーシャツが涼しくて最高。もうネクタイは締められません。

　５月の第３日曜に、毎年開催されるのだそうで、今年は第100回記念大会。もう３０年も昔になりますが、サンフランシスコの対岸の町に住んでいた頃、新聞で『BAY TO BREAKERS』というレースがあるのを知り、エントリーなどしていなかったのですが、どうしても走りたくて、当日の朝、のこのこ出かけていきました。ダウンタウンのスタート地点付近で、黄色地に青のレース名が入ったＴシャツを買い、ランパンとこのＴシャツで大会の運営ブースに赴き述べました。『われ、この大会を走りたい。エントリーしていないが、走らせてくれれば心から感謝する。』ネイティブのおっさんが一言、『Ｒｕｎ！』。うれしかったですネ。これで、サンフランシスコが大好きになりました。

　さらに、スタート時刻直前。ピストルがなる前に、オープン参加のゼッケン無しランナー達が、号砲を待ちきれず、なだれのように走り出してしまいました。私も先頭付近にいたものですから、一緒になだれになってＲＵＮ。愉快愉快！国内のレースでは、こんなの絶対ありえない。これで、ＳＦが益々好きになりました。

　ゴールは、コースが太平洋岸にぶつかってから、そのBLVDを左折して1キロくらい走ったグレートベイ。ゴールで迎えの車と待ちあわせの約束が、１時間たっても来ない。気温は13℃。いい天気でしたが走った後は寒かった。あれだけの人の波が潮が引いたように消えて、ゴールライン上で、同じ町の顔見知りネイティブランナーと二人で『寒いね、寒いね！』。調度そこへ彼のおっかさんが、ようやく捜し当ててやってきて一緒に車に乗せてくれました。コースが太平洋にぶつかったBREAKERSで待ったいたそうで、そこまで戻ると我がお迎え車もそこで待っていてくれました。ああ勘違いでしたが、良かった良かった、くたびれた、おしまい！