『東ベルリンから来た女』これは秀作、３Ｗ上映するそうで、必見です！

　こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一です。

　今日の横浜は曇り。最高気温８℃。

　12：40からの同映画の封切り上映を見つけたのが、12時10分前。仕事を急遽切り上げ、大急ぎで出かけてまいりました。

　上映の前に、シネマベティさんのオーナー支配人からご挨拶。今日から、３週間上映するので、宣伝してくださいとのこと。大分、お熱を入れているようで、納得です。

　ジョン・ル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』が、好きでしたので、どんなサスペンスが味わえるか期待に胸膨らませ、銀幕に見入りました。

　これは、久しぶりにお勧めの映画。こういう結末になるとは、思ってもいませんでした。
　
　バックの音楽が皆無。会話と風の音、車・バス・電車その他、音がヒロインの心の動きをあらわし緊張感を高めます。

　カメラが動かない。動かないアングルの中で、俳優さんが旧東独のバルト海沿岸の田舎町を演じます。これは、ハリウッドの映画漬けになっている手前どもには、いたく新鮮でした。

　ヒロインを演じる美貌の女優さん、ニーナ・ホスが良かった。スリムで八頭身。通勤時のヒールのある靴から、病院のロッカーでかかとのない白い靴に履き替えるその足首がぞくっとするほど魅力的。

　ただ、女医さんにしちゃ、煙草の吸い過ぎだ。1980年の東独では、フツーだったにしても。ナカジマブラシHP