コツコツ歩き隊!

「バターと卵」という名前の花 <お花で一休み(29)>

美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。


初めは雑草の一種なのかなぁ、思いました。



にしては、何とも綺麗な淡黄色の花であります。
近所の駐車場の端っこや空き地の野原に咲いていたりするので、北海道ならではの野草なのかなと思いました。


初めて見る花だったので、いつものごとく名前を調べる自信がなく、スルーしておりました。
八紘学園の花菖蒲を見に行った時に、販売コーナーで苗が売られていたのを見て、どうも園芸種であるらしいとは思ったのですが、その時は7月。
なんとか名前を見つけても、記事をアップする頃には花期は終わってしまうだろうと思って、やはりスルーしました。
それくらい7月の札幌は、たくさんの花であふれておりました。
ところが9月の下旬となっても、まだ咲いております。
名前を知らずして、引っ越しとなったら何だか嫌だなと思い、とうとう調べることにしました。



「 ホソバウンラン」というのだそうです。
案の定、名前を見つけるのは大変でした。
(本当よく見つけました…)



元々は、ヨーロッパから北アジアに分布する植物。
日本には大正時代に、観賞用及び薬用として導入されました。
英名は「butter & eggs」。
確かに花の中央部分は、卵の黄身と同じ色だなぁ、と思います。
英名の方が、この花の場合は覚えやすいように思います。

<参考資料>
  • 三河の植物観察

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