コツコツ歩き隊!

散策! 堀切菖蒲園(2)

堀切菖蒲園

堀切に初めてハナショウブが伝来したのは明らかではありませんが、
栽培を始めたのは一説によると、室町時代の堀切村の地頭・久保寺胤夫といい、
また別の説に文化年間(1804~1817)の堀切村の百姓・伊左衛門(小高氏)とも言われています。
春信・広重の錦絵や名所案内、紀行文にもこの地の菖蒲園のことが記され、
江戸時代には広く知られていました。
戦前までは武蔵園、観花園、小高園、堀切園等がありましたが、
現在の菖蒲園は堀切園の跡です。

ウォーキングコース

 堀切菖蒲園駅 → 菖蒲七福神 → 白い小路・アジサイの小路 → 堀切菖蒲園 →

 堀切水辺公園 → 堀切四季の道 → 郷倉 → 堀切菖蒲園駅

 ※距離 total 3.06km 
赤字は今回歩く所です。
※歩く場所の地図はこちら。(Googleの地図です。)

 ウォーキング開始!

2.白い小路・アジサイの小路

菖蒲七福神でお参りした後、堀切の商店街を歩きます。
菖蒲園まで案内の看板等あり、助かります。

大きな看板もありますが、プレートや電柱の絵も目印になります。
こうした道案内に従って菖蒲園に行くと、白い小路を通ります。

こちらも良い道ですが、もしアジサイが見頃を迎えていたのなら、おすすめの道があります。
堀切で喫茶店を営むマスターに教えてもらった道です。
「アジサイの小路」です。

近くにお住いの方がアジサイを自主的に植えられたのだそうです。
私が訪れた時はまた小さなつぼみの状態でしたが、満開になったらさぞ美しいに違いありません。
6月になったら、また行きたいと思います。

3.堀切菖蒲園

アジサイの小路を通っても、白い小路を通っても、堀切菖蒲園の正門前に出ます。

堀切菖蒲園とは。
昭和34年(1959年)堀切園を東京都が購入、東京都立堀切菖蒲園として公開。
昭和50年(1975年)葛飾区に移管され、現在に至る。
貴重な江戸系花菖蒲を中心に200種6000株の花菖蒲が植えられている。
葛飾区の名勝に指定されている。

私が訪ねた時は、まだハナショウブは蕾も見えない状態でした。
開花に向けて、たくさんの人が手入れを熱心にされているところでした。
園内のハナショウブ咲き出したら、と思うと、梅雨ですら楽しみに感じます。
ところで、ハナショウブはまだですが、園内には他にも美しく咲いている花がありました。


無料で入れる「堀切菖蒲園」。
今後もウォーキングがてら立ち寄ってみたいと思います。

利用案内については下記のサイトにてご確認ください。
葛飾区観光サイト「かつまるガイド」:http://www.katsushika-kanko.com/katsumaru/area/horikiri03/

今年はできるだけたくさんのハナショウブの写真を撮り、フォトアルバムにしてみようかと思います。
楽しみだなぁ。

よりみち・渡辺千秋の歌碑


堀切菖蒲園に向かう途中、近くに葛飾区に登録された文化財があります。
明治から大正初期の宮内大臣、渡辺千秋が武蔵園に来遊して詠んだ和歌一首が刻まれた石碑です。
現在は個人宅にて保存されています。
見学時はどうか迷惑がかからないようにお願いいたします。

お世話になったサイト・本

次回は堀切水辺公園に向かいます。≫


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