旧山手通り
≪前回から続く
渋谷区南西部をウォーキングしてみよう。
今回は鉢山町、南平台町(東京都渋谷区)を歩きます。
散策コースの地図はこちら。(ちず丸が開きます。)
見どころ
2.旧山手通り(ちず丸)
この通りはデンマーク大使館、エジプト大使館、マレーシア大使館が並び、
テラス席を用意したカフェもあってとてもおしゃれな雰囲気です。
人通りは表参道ほど多くはないので、人込みを歩くのが苦手な方は、
こちらがおすすめです。
個性的な建物が多く、それを見ながら歩くのも楽しいです。
写真左:東京都立第一商業高等学校。
写真右:マレーシア大使館。
学校の校舎までカッコいいのです。(すごいわ。)
3.三木武夫記念館(ちず丸)
マレーシア大使館を過ぎて、2つ目の角で曲がってちょっと歩くと、豪邸が現れます。
「三木武夫記念館」です。
とても「記念館」とは思えない佇まいで、リュックサックを背負って入館なんてできません。
しかし、「総理大臣になるような人って、どんな所に住むのかしら?」と思った方は、
チャレンジしてみてください。要予約です。
表札には「三木武夫」とあります。
(表札を見ただけで、ビビっちゃいました )
三木武夫とは
第66代内閣総理大臣。ロッキード事件の究明にあたって「クリーン三木」とも呼ばれた。
しかし党内での反発と昭和51年(1976年)の総選挙での自民党大敗の責任をとる形で総辞職した。
<三木武夫記念館・利用案内>
- 建物の2Fが記念館になっており、三木武夫の書や絵画などを展示している。
- 見学には予約が必要。 電話番号 : 03-3463-8000
- 見学は平日のみ。
4.南平坂(ちず丸~)
今回歩いたエリアで唯一地図に載っている坂です。
名前の由来はわかりません。
(名前が付いているだけでも、すごいと思います。渋谷区では。)
せっかくなので歩きます。(ちなみに下りです。)
よりみち ・ 猿楽塚(ちず丸)
旧山手通り・ヒルサイドテラスに、猿楽町の名前の由来となった円墳があります。
猿楽塚です。
じゃぁ、なんで猿楽塚と言われるようになったのさぁ、と思った人!
(私です。)
我苦を去るという意味から、別名を去我苦塚と称したことが由来のようです。
この円墳には、猿楽神社が建立されています。
猿楽神社のお札やお守り、絵馬などはヒルサイドテラス内の窓口で購入できるそうです。
渋谷区教育委員会設置の看板はこちら。
朝倉家設置の看板はこちら。
(いずれもobenben学習室が開きます。)
地名の由来
1.鉢山町
元は渋谷町の大字だった。昭和7年に町名になる。
名の由来は「法道仙の鉢此所に飛び来たると云う」(『江戸砂子』)から。
2.南平台町
高台のため、坂が多い。
(南平台、豊沢の各一部が合併して成立。)
「東京の地名由来辞典」(婦人画報あるすぶっくす)より
中目黒駅から渋谷駅の散策をテーマにした記事
次回は桜丘町を歩きます。≫