気仙沼パン工房「クリームサンド」
ある日のこと。
クリスロード(宮城県仙台市青葉区)をトコトコ歩いておりました。
用事が済んだので休憩しようとカフェを探しておりました。
カフェの目星をつけると、自然に足早となりましたが、突然、私の「何か発見」センサーが反応しました。
何だろうと思い、センサーが反応した方に視線を送ると、
イオン仙台店の前で、おいしそうなパンが販売されていました。
気仙沼パン工房の「クリームサンド」です。
こちらの「クリームサンド」には「クリーム」、「ゴマ」、「黒糖」、「くるみ」、「いちご」、「栗」、「ブルーベリー」と
各種あるようですが、私が見た時は「いちご」と「ブルーベリー」の2種類、しかも全部で5つしか残っておらず、
あともう少しで売り切れというところでした。
ためらうことなく、「いちご」と「ブルーベリー」を買うことにしました。
気仙沼パン工房の「クリームサンド」は気仙沼(宮城県)のソウルフードで、
多くの方に愛されているパンなのだそうです。
震災後もたくさんの人達を励ましたというパンを自宅に戻ると早速いただくことにしました。
パンもクリームも全部手作り。
パンにクリームを塗るのも手作業。
※包丁をバーナーで熱してカットしています。
パンの材料にもこだわっています。
どちらのパンもクリームにジャムを混ぜ込んでおり、おいしいです。
こうしたクリームはありそうでなかったと、いただいて初めて気がつきました。
ジャムを直接パンにつけるより、クリームに混ぜていただく方が果実感が感じられ、ジャムの良さが活きるように思います。
クリームの量も絶妙で、しつこすぎることは全くなく、もう一切れと思って皿に手を延ばすと、もうない、という状態。
結構大きいパンなのに、あっという間に平らげてしまい、あともう1つ買えば良かったと思いました。
お値段は1つ160円。
ものすごく良いおやつだと思います。
ジャムをクリームにまんべんなく混ぜるには丁寧な作業が必要で、
多分、他のお店ならパンにクリームとジャムを別々に塗るのではないかと考えると、
こちらの気仙沼パン工房さんの真心が感じられ、ますます、いただくことができて良かったと思いました。
またぜひ、食べたいです。
参考資料