宮城県白石市散策レポート その1(2017年6月21日実施)
遂に白石!
本当は昨年の12月に散策する予定だったのです。
できればNHK大河ドラマ「真田丸」が最終回を迎える前に記事をUPしてみたかったのですが、
用事が重なり、挙句の果てに足の指を捻挫してしまったため、予定をキャンセルせざるを得ませんでした。
いつ、行くべきか、機会を狙っておりました。
すると、宮城県の広報に、「梅花藻(ばいかも)」のライトアップが行われるとありました。
「梅花藻」って何だろうと思うと同時に、「これだ!」と思いました。
「梅花藻」の開花情報を確認し、ホテルを予約しました。
遂に、白石(しろいし)市訪問です。
ウォーキング開始!(1日目)
1.JR東北新幹線「白石蔵王」駅からスタート
できれば、自宅をゆっくり出発して、現地では早い時間から散策を始められたらいいと思います。
その希望が強かったものですから、行きは東北新幹線で白石へアクセス。
「白石蔵王」駅からのスタートとなりました。
駅には観光案内所があります。まずはここで白石市の観光情報を手に入れましょう。
地図やパンフレットなど各種資料が豊富に用意されています。
駅構内で資料に目を通し、事前に作ったコースと照らし合わして、改めて今回の散策コースを確認します。
駅を出ると、生憎の雨。なんとこの日、宮城県では梅雨入りとなりました。(ガチョーン。)
カメラが濡れないよう細心の注意を払い、撮影。まずは、JR東北本線「白石」駅方面に向かいます。
今回の散策では白石駅の西側を主に回ります。
途中、白石市の名店「たかじん」の支店「たかじん東庵」を発見。新幹線で帰る時はこちらでお土産を買うと良いでしょう。
2.駅前通りから「村田屋製菓」へ
ちょっと道を間違えたりしましたが、駅前の通りに到着。本格的に散策開始です。
なお、白石蔵王駅から白石駅まで歩くのはどうも、という方はバスを利用されると良いでしょう。
まずは昼ごはんなど食べそびれた時のために、おやつを用意しようと「村田屋製菓」さんに立ち寄り、
「しろい石」2種とフィナンシェ2つ(合わせて426円也)を購入しました。
「しろい石」はフワッと軽いスポンジをホワイトチョコレートでコーティングしたお菓子。
黒糖と上白糖の2種類があります。
こちらで、「梅花藻」について貴重なお話を伺うことができ、とてもうれしかったです。
女将さん、ありがとうございました!お菓子もおいしかったです!
3.専念寺
村田屋さんを出ると、角を曲がって沢端川へ行こうと思ったのですが、お隣にお寺があったので、お参りしていくことにしました。
「専念寺」です。浄土真宗本願寺派で、片倉小十郎景綱(初代)に重用されたお寺です。
境内には「太子堂」があり、法隆寺古材のクスノキで彫られた聖徳太子像が安置されています。
また、「白石噺」のゆかりの寺でもあり、「白石噺」の仇討ちを題材にして作られた演目、
浄瑠璃や歌舞伎の『碁太平記白石噺』の「錦絵」を保管しています。「白石噺」について知りたい方はこちらのサイトにてご確認ください。:「白石歴史探検マップ・白石噺」
4.蔵王酒造展示館へ
太子堂でお参りを済ませると、沢端川沿いに歩いて「蔵王酒造展示館」へ向かうことにしました。
街の中を歩いていると、白石市ゆかりのものをよく見かけます。
左写真の鐘は、片倉小十郎の姉喜多が図案した馬印の黒鐘をモチーフに作られたものでありましょう。
街路灯となっています。
沢端川沿いはとても風情のあるところで、とても良い散策コースだと思います。
雨が降って、ますます趣が増したかも。雨の日に来られて良かったと思いました。
川の真ん中、水中に見える緑色のものが「梅花藻」。花をつけているものもあれば、ないものも。
場所によりけりのようです。
川沿いをちょっとしばらく行くと、大通りへ。こちらに蔵王酒造があります。真向かいは「仙南信用金庫本店」。
明治6年創業の酒蔵です。平成29年全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。
お土産に買っていく気満々でこちらの展示館にお邪魔しました。
こちらの女将さんがまた素敵な方で、色々とおしゃべりに付き合ってくださいました。
おすすめ下さった「純米酒 花撫子」(写真手前・ピンク色のお酒)と写真奥のハーブのリキュール「ヴェルヴェーヌ」を
試飲してみました。
「花撫子」はピンク色の純米酒!こういうお酒もあるのかと感心しました。
「ヴェルヴェーヌ」は宮城県産のレモンバーベナを使用しております。
どちらも甘みがあり、おいしくてクイクイいってしまう良いお酒です。
やはり女性に人気があるそうです。当然ことながら、お土産に購入、家族も大喜びしました!
女将さん、ありがとうございました!
蔵王酒造公式HP:http://www.zaoshuzo.com/
(通販でお取り寄せもできます。)
お猪口2杯で、ちょっといい気分。
(すぐ酔っぱらってしまうんだよねぇ。汗)
気を引き締めて散策を続けるのでした。
散策マップ
散策の様子は時系列で記しておりますが、これは上の地図のコースとは一致いたしません。
歩いた通りにコースを図示すると、あまりにも複雑で非効率的なので、分かりやすく整理して表示しました。
参考資料
- 「レンタサイクルでまわろう 白石城下小十郎めぐりマップ」
- みやラボ「白石市・専念寺」
- しろいし観光ナビサイト「専念寺」
つづく