宮城県仙台市太白区秋保散策レポート(2017年10月17~18日実施) その3
ウォーキング開始!
7.ニュー水戸屋にて朝食
早朝からの行動、長距離のウォーキングですっかり疲れた私、温泉を楽しんだ後は部屋に戻ってバタンQ 。
ゆっくり休み、朝を迎えました。朝食をいただきに本館に向かいます。
朝食はバイキングスタイルですが、和・洋、どちらもすごい充実ぶり。
冷凍食品や出来合いのものを使用した感が全くなく、あれもこれも食べたくなるようなものばかり。
正直、どうしようかと思ったところに、旅館の朝食としては珍しい、「パンケーキ」と「フレンチトースト」を発見。
洋食とすることにしました。
と言いつつ、「出汁巻き玉子」も3切れゲット。
というのもすごく美しい玉子だったのですよ。まるで芸術品。
ちなみに、こちらの出汁巻き玉子は、料理人の方がお客さんの前で作ってらっしゃいます。
素晴らしい食感!食感も芸術の域に達しておりました。
こんなおいしい出汁巻き玉子はそうそう食べられるものではないでしょう。もう1切れもらえば良かったと思いました。
なお、これまたおいしそうなスパゲッティもあり、欲張って盛り付けました。(笑)
しこたま食べてお腹いっぱい。荷造りを済ませるとチェックアウトし、秋保の温泉街へ散策に出かけたのでした。
ニュー水戸屋さん、お世話になりました。ありがとうございました。
8.秋保・里センター
秋保(あきう)の温泉街を散策しようと思ったら、まずは「秋保・里センター」に行かれることをおすすめします。
観光案内所もありまして、日帰り温泉の案内、秋保の見どころを知ることができます。
またきれいなお手洗いやカフェもあり、何かと便利です。
玄関口には「むすび丸」がいて迎えてくれます。
センター内は広々としており、見どころを分かりやすく展示しています。
工芸が盛んな秋保。秋保を代表する各工房の作品が展示されています。
右写真のガラス作品は平成28年5月、秋保で行われた「G7 財務大臣・中央銀行総裁会議」で
参加した各国の大臣や総裁に贈呈された記念品。
この独特の緑色は「仙台ガラス」と呼ばれ、広瀬川の砂を用いているそうです。
「秋保の田植踊」は小正月にその年の豊作を祈願して行われた踊りで、
きらびやかな衣装をまとった早乙女(さおとめ)が田植えを模した踊りをはじめ様々な舞踊をします。
田植え踊は東北地方に広く見られるのだそうですが、秋保に伝わる田植踊は所作が高度に様式化して洗練されていたり、
古い要素と新しい要素が結びついた芸能となっていることから、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
現在は毎年5月5日の寺社の祭典や10月末に行われる「まつりだ秋保」等で拝見することができます。
また、秋保電鉄が通っていた時の駅が再現され、模型が設置されています。
これがまたよくできておりまして、ほのぼのとして可愛らしいので、思わずニッコリであります。要チェック!
どんな感じなのかちょこっと寄ってみただけだったのに、非常に良い展示物だったので結構長くおりました。
よりみち
丸一日かけて歩くのでしたら、こちらの方にも足をのばされてみてはいかがでしょう。
<秋保工芸の里>
9軒の工房が集まっているエリア。こけしや箪笥、染織等があり、体験教室も行われています。(要予約)
高価なものばかりかと思っていましたが、手頃な値段のお土産品などもあるのでおすすめです。
こけしも色々あるのですね…可愛くってほとんど衝動買いです。(笑)
商品すべて、「玩愚庵こけし屋」さんにて。
<雑穀焼菓子 粉乃音>
雑穀焼菓子の専門店。岩手県産農薬不使用の雑穀と、可能な限り国内産の安全な材料を使用しているとのこと。
ただし、定休日は火・水・木。
お店がお休みだったので、食べられませんでした。(涙)
散策マップ
見たい部分を拡大してご覧ください。
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メインのコースはピンク色の線で表してみました。
時間や体力に時間があれば、青色の線で表したコースを歩いてみるのも良いかと思います。
尚、秋保工芸の里へはバスも出ています。
詳しくは「秋保・里センター」でご確認ください。 -
お手洗いは「秋保・里センター」、「秋保工芸の里」にあります。
あとは、コンビニ等になります。
「磊々峡」に行く前に準備を万全にしておくことをおすすめします。 -
ウォーキングで秋保温泉街をまわる場合、「秋保大滝」へはバスで行くことになると思いますが、
バスの運行上、日程的に半日はかかると思います。
事前にきちんと計画を立ててお出かけ下さい。 -
秋保大滝は滝見台などがあり、観賞用に道や広場が設けられてはいますが、舗装はされていません。
よって、動きやすい服装、運動靴で行かれた方が良いでしょう。
参考資料
- いってみっぺ秋保「あきうの石 満載」
- 湯元田植踊保存会発行のチラシ
つづく