※こちらは10月に行った2泊3日の喜多方・会津若松旅行のレポートです。
1日目
3.喜多方蔵の里へ
「珈琲専門店 煉瓦」で昼食を済ませ、店を出ると、散策開始です。
まずは、「喜多方駅前郵便局」(福島県喜多方市)に向かうため、駅前諏訪通りを北上します。
マンホールをチェックしながらのウォーキングです。
街の景観に感心しながら歩いて行くと、1つ目の郵便局「喜多方駅前郵便局」(右)に到着です。
蔵の街を意識した建物。なんて素敵なのでしょう!
テーマ : 蔵の町並み、天然記念物・イトヨ
切 手 : Greetings ライフ・伝統色 千歳緑色 82円
風景印をもらうと、次はしだれ桜散歩道に向かいます。
新幹線のダイヤは乱れましたが、お天気は晴れ。これはラッキーでした。
喜多方には蔵の街ならではの風情を楽しむことができる通りとして「ふれあい通り」、「おたづき蔵通り」が挙げられますが、
そうした通りではなくても街には蔵がここかしこにあり、さすが「蔵の街」だと感心します。
ちょっと路地裏に入っても風情が感じられます。
ブロック塀や石垣もなんだかいい感じです。蔦がからむとこれがまた!
途中、菅原神社でお参りをし、
静かな住宅街を歩きます。
しだれ桜散歩道の木々を見て、春の様子を想像します。さぞ美しいことでしょう。
大通りに出て、「喜多方蔵の里」を目指します。
こちらの通りにはご当地マンホール(右)があるのですが、車道にあるため斜め撮りでごめんなさい。
4.喜多方蔵の里
「喜多方蔵の里」は喜多方美術館の隣にあります。
こちらが美術館。蔵の里はこの真隣にあります。時間に余裕があればぜひ、入館したいところ。
「喜多方蔵の里」は県指定の重要文化財である家や各種ある蔵を保存し、公開している観光スポット。
丸ポストが目印のこちらの建物で入場券(大人400円)を購入します。
尚、こちらは旧冠木家店蔵で明治初期のものと推定されています。
写真左:旧井上家穀物蔵、会津型紙の資料を展示
写真右:旧唐橋家味噌醸造蔵、金田実氏蔵写真展示
現在も4,100棟以上の蔵があるという喜多方市。
江戸時代には若松城下と米沢を結ぶ街道の街として物資の流通が盛んでとても栄えたそうです。
蔵が多く建てられたのも物資の貯えに必要だったことや、醸造業や漆器業に最適だったことなどが
主な理由として挙げられますが、蔵造りの名工が多くいたことも忘れてはなりません。
旧猪俣家穀物蔵、瓜生岩子資料展示
写真左:勝手蔵、二瓶清コレクション展示
各蔵にて展示されている資料や写真も非常に興味深く、良い見学となりました。
無料で配布されているプリントは必読ものであります。
座敷蔵。店蔵から座敷蔵、勝手蔵と続いているのですが、この配置は喜多方地方の典型的な商家の構成となっており、
蔵を母家内に取り込む手法が再現されているのだそうです。
続いて肝煎屋敷旧手代木家住宅の見学です。
福島県指定重要文化財となっているこちらは、異色ある間取りや鍵型に曲げられた造りなど
江戸後期の形態をとどめているそうです。
2時間遅れで始まった喜多方散策。
恐らく施設見学は1つしかできないと思われたため、真剣に見学しました。
散策マップ
参考資料
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「喜多方蔵の里」リーフレット
つづく≫