美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
最初の印象は、「でかいなぁ」でありました。
これの小さいのは昔からよく見かけていたと思います。
札幌在住4年目でようやく出会った花であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f8/47aa01a489df23b66d71e058c3453dcc.jpg)
おそらく「オオケダテ」だと思われます。
自分の背丈ほどもある草丈。
大きいものになると2メートルにもなるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a7/4a5c1814e5b339cdf80d311d045ad668.jpg)
花は穂状花序で10㎝くらい。
なんせ目立ちます。
インド、マレーシア、中国など熱帯アジア・東南アジア原産。
日本には観賞用として江戸時代に渡来。
現在は野生化して、日本全国に分布しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/bb/82fca97a579e4806b4c39f193763404f.jpg)
別名はオオベニタデ(大紅蓼)やベニバナオオケタデ(紅花大毛蓼)、ハブテコブラ、オオタデ、トウタデ、ホタルタデなどがあり、地方によって呼び名も変わるそうです。
ところで、私が昔見かけていた小さいものは何だったのでしょう。
調べているうちに分かりました。
「イヌタデ」であります。
ウィキペディアによれば、道端に普通に見られる雑草とありました。
そう言えば、学校の外掃除の時に、バシバシむしりました。
可愛い花なのですが、いちいち選んでいては面倒くさいからと、容赦なくむしっておりました。
「イヌタデ」の名の由来は、「ヤナギタデ」に対し、葉に辛味がなく、役に立たないという意味から来ているのだそう。
なんだか気の毒に思えてきました。
(容赦なくむしってしまったしね…)
※ヤナギタデ・・・「蓼食う虫も好きずき」の語源であり、辛味のある葉が薬味として利用される。
<参考資料>
- ウィキペディア「オオケタデ」、「イヌタデ」、「ヤナギタデ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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