美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
どこかで見たことがあると思って、スルーしようとしたのですが、じゃあ花の名前は何だと自問自答したら分からなかったので、とりあえず写真に収めました。
最初は「アスチルベ」かな、と思いました。
しかし、アスチルベにしてはデカいのです。
草丈1m以上はあります。
「大きい アスチルベ」等で検索するのですが、該当するものが出てきません。
植物アプリは「アスチルベ」と答えます。
葉っぱを調べました。
「アスチルベ」とは違うと思いました。
よく観察しました。
「イタドリ(虎杖)」に似ていると思いました。
だから、どこかで見たことがあると思ったのです。
※参考までに…
しかし、「イタドリ」って「ススキ」みたいに、あるいはアスチルベみたいに直立して、茎のてっぺんに花をつけたりしません。
茎を見ると、タデ科っぽいので、「タデ科 園芸」など、思いつく限りの語句を使って検索しました。
しかし、該当するものは出てきません。
こうなると、何が何でも名前を知りたくなります。
最後の手段。
大通公園管理事務所に問い合わせてみることにしました。
(お忙しいところ大変申し訳ありませんでした。)
こちらは大通公園西3丁目(札幌市中央区)、「泉の像」の花壇に植えられており、風に吹かれてそよいでいるところがダイナミックで、とても目立ちます。
(現在は花期を終えております。)
問い合わせましたら、遂に名前が分かりました。
「ペルシカリア・ポリモルファ」であります。
(教えてくださって本当にありがとうございました。感涙)
「ペルシカリア・ポリモルファ」はタデ科の宿根草(耐寒性多年草)。
別名「ノットウィード」や「ジャイアントフリースフラワー」とも言うそうです。
高さ2mほどにもなる超大型の多年草。
大株になると、雄大で存在感が抜群に良く、庭の背景やメドウガーデンに合うとのこと。
「偉大なる雑草」とも呼ばれているそうです。
(雑草…汗)
※メドウガーデン:「メドウ」とは牧草地のこと。牧草地や草原のように、自然に季節の花が咲き乱れるナチュラルな庭のこと。(「家庭画報.com」より)
日本にやってきて、日がまだ浅いのか、詳しい資料が見つかりません。
園芸の通販サイトや園芸に詳しい方のブログでしか、この植物の記載は見つかりません。
育てにくくはないようですが、巨大ゆえ植える場所を選び、かつ手入れの覚悟が必要そうです。
「ペルシカリア・ポリモルファ」。
名前が分かって、それはそれは嬉しかったのですが、もう一つ嬉しかったことがありました。
「科名」を言い当てましたよ。
(タデ科!)
植物の観察を始めて10年位になりますが、科名を当てられるようになりました。(涙)
<参考資料>
- おぎはら植物園「ペルシカリア・ポリモルファ」
- イコロの森・工藤敏博の植物日記「除草」2017年8月1日
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