7月第2週の登山は、“山の天気”予報に促されて、夕張山地の最高峰「芦別岳(1,726m)」に登ってきました
登りは新道で、下りは鶯谷から覚太郎コースを降りてユーフレ川(旧道)沿いを下山してきました。
雲が多いけど峰の頂に立っている感は上がりまっす
冬のBCを含めるともう何回この山に登ったのか、数えてはいません
「好きな山は?」「どの山がいいですか?」と聞かれることがよくあります。
「良い」という基準をどこに設けたらいいのかがわからなくなるのでそこは曖昧ですが、
「芦別岳」はToshiの3指に入ることだけは確か
よく「あそこの山は人が多いからイヤ」というのだけは基準に入れない方がよい。
何故ならば「良い」と言われるからそこに人が集まり、そこに人が導くのであって、
それを入れてしまうと山が可哀そうアハ
朝6:20の富良野山部___山頂は9時過ぎから雲が多くなる予報
Toshiの自宅から山部までは国道274号線ルートが近いので、今日も行き帰り樹海ロードでした。
■6:30 新道登山口 駐車スペース
さて、今日はコンパスの登山届に「登り::新道コース⇒下り::覚太郎コース」としている。
コンパスの登山届を出す意味は、安心・安全というためだけでなく、目指す山の頂を踏むとポイントが
ゲットできるからです(アミノバイタル当たったもんね~)
北側稜線の輪郭もこの時間まだ明確
見晴らし台を過ぎて覚太郎コースの分岐地点(1,107m)を確認
ここから半面山(1,377m)までが意外と時間がかかるのよね~
同じ夕張山地「小夕張岳」の手前の登山道に似てgood
■8:20 半面山より...(手前:雲峰山、奥:芦別岳)
頂上の景色が怪しくなってきました(雲峰山より...)
こうなると諦めかけるよね、あと20分なのに・・・
意外に雲は下に溜まりだして..
花を写す余裕も出てさ..
■9:15 芦別岳 頂上
お陰様で、雲が切れた状態で頂上に立てたというわけさ。
何回も言っていることだけど、
「坂の上の雲」もいい、しかし山の頂では「坂の下の雲」が観られるのが幸運というもの
ほ~れ、観てみそ、本谷に飲み込まれそうだよ
旧道途中にヒグマの姿はないけど、遠く離れた南の雪渓上に確認
■9:45 下山
新道、そして旧道からも登山者が到着する時刻になったので、下山
もっとゆっくりしていけばいいべさ~(習い性なもんでね
)
で、
下山の行程は巻いて、標高1107mにまでやってきました。
■10:35 鶯谷(覚太郎コース分岐地点)
ここからが実はToshiが初めて通るルート「覚太郎コース」です。
このコースは、ユーフレ小屋(泊)を起点に旧道から新道へ周遊した際に利用するルートらしく、
使用される頻度が極少なので、道が荒れていることを覚悟で下ります。
いきなりこのか細い踏み跡が消えて一瞬焦った
けど..、
下ではなく、上に数mズレると登山道発見
最初からビビりました
笹だけは実は刈り込まれていて、手入れされている方ご苦労様です
転げるように下る・・と表現される意味がよく分かりました。
尻もちを一度もつかずに降ることは難しい。
気が付くと大汗かいているし
登りを想像したくはないね。
沢に近づくと、とても登山道とは言えない草ボーボーの坂
藪とまではいかないシダをかき分けるのは大したことではないが、
しかし、下がウェットでね、ぐちゃぐちゃしているよ。
沢に出ました。
振り向いて上を見返してもどこが登山道かわからん(ピンクテークも見えん)
間もなくユーフレ小屋が見えるので「ほッ」
このコース、アドベンチャー好きな人はいいね。
でも、わざわざ登りで利用するのはヒグマにでもなった気分になって疲れると思う。
ユーフレ小屋は、利用されていないのか蜘蛛の巣が張っていてユーレイ小屋になっていた
その後の旧道の下りは、毎年思うけど、
暑くて暑くて、巻道の登り返しにはボヤきが沢山でる。
真夏には来るべきではない・と。
沢渕を歩いているのにな~んにも涼しくないのは谷に熱がこもるからだろうかね?
■12:30 山部自然公園キャンプ場
あ~しかし、楽しかった。
人には勧めないけれど、今度は登りで頑張ってみます「覚太郎コース」
来週は鳥取からポン友がやってきて一緒に大雪山を登ってきます。
夏山最盛期、また来週
九州、西日本の豪雨被害に見舞われた方には心よりお見舞い申し上げます。
梅雨のない北海道からではありますが、一日も早い復興をお祈りしております。
新たに開削されたであろう道筋が着いていた。
覚太郎コースってのは昔から笹に覆われて、いつ廃道になってもおかしくなかったのだが、まだ維持しようという有志が存在するんだなあ。
感謝!
と、これは無くてもいいけど、
とにかく素晴らしい山と思います!
今回のトシクンの出で立ちは、
見事に背景に溶け込んで山と一心同体になっとらす。
今度から「森の妖精」て呼ぼうか・・
とは、これっぽっちも思わんかったばってん、
なんか馴染んでよかったばいね。
雲ば上に見たり下に見たり、
山登りは変態・・もとい、変化に満ちとるばい。
草ボーボーをかき分けかき分け、お疲れさんでした。
全然関係なかばってん、
オイラが通った東京の専門学校は鶯谷にあったばい。
北海道にもそげな地名があるんやね。
また次回も楽しか報告ば待っちょりまーす。
鶯色のいで立ちをお褒めいただいて有り難うございます。
あれ?褒めてはいない。
いないですね、鶯谷を鶯色で真っ逆さまに転げ下ってお尻とザックは真っ黒け・ですよ。
北九州もまだ雨の降り方が気になるところですね。
今年の北海道の夏は少し涼しい感じがします。