今シーズン最後であろう...と、山スキー&山ボードが出来ることを期待して向かった
十勝岳連峰の南端に位置する「前富良野岳(1,625m)」には、スキーもボードも上げられず、
ツボ足登山となりました
まだ4月というのに、今年は残雪量が極端に少ない十勝岳連峰(左端「富良野岳」から右端「下ホロカメットク山」まで..)
今日も気温が上がる予報の北海道内です
残雪期の山スキー&山ボードを少しでも楽しみたいとする輩からすると、
これだけ高温続きの年はいただけません
例年だと5月GW明けまで滑ることが出来る日本海側の山々も、そして、
こうしてやってきた北海道の屋根とも言うべき大雪山、十勝岳連峰からも
雪が消えてBCは早々に店仕舞いすることになりそうです
2019年4月21日の登山では⇒これほど・の残雪があった富良野岳山麓だったのに..今年の27日は
原始が原登山口となる駐車スペースに雪はほとんどありません。
なので、登り始めからBCでボードとスキーを上げるのは止めて、
ツボ足登山に切り替えたのでした
沢沿いの登山道を上がっても、しばらくこのように雪のない有様です
前富良野岳頂上から真南に延びる谷筋の雪渓も、取り付き地点はゴロゴーロ石が出ています
しかし、標高を上げると雪渓もなんとか繋がっている景色になっているので、
滑られず・とも頂上までは行けそうです(前富良野岳に夏山登山道はなし)
ここからの景色は良くなる一方で、
距離は短いけど、標高を一気に稼げます
谷は鶯の囀りで大賑わい
下半身を使っている状態で輻射熱で気温が上昇すると、10℃でも大汗をかきます
だけど、空が青いと元気も出ます
振り向いたらこの景色だからね
一気の気温上昇で霞がかかり、遠望は効かない今日の天気です(そこだけが残念)
はい、頂上は雪のないハイ松帯で後ろは、トウヤウスベ山(1,400m)と大麓山(1,460m)です
富良野の街の奥に並んでいる夕張山地の山々も霞んでいてカメラではお見せできない
富良野岳(1,912m)を覆う雪が解けるのもあと僅かでしょう
ここから始まる十勝岳連峰、東の山並みを目に焼き付けて・・下山
下りは、やっぱりこのゲレンデを滑られたらヨカッタのに
登山靴で滑れないこともないけれど、脚がパンパンです
相変わらず鶯の輪唱を聴きながらの下山は、春山ならではの贅沢な時間
それでは、
春らしく、至る所に桜を眺めることができた行き帰りの行程で、
一番、素晴らしいと感じたこちらの画像を張り付けてお別れしましょう
はい、この山はなんという山でしょう
24/04/27『富良野岳』[ 3:14]
また来週