“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/09/14『ニセイカウシュッペ山』

2024-09-14 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

まだ紅葉シーズンには少し早い、今年9月中旬の登山は

北大雪の秀峰ニセイカウシュッペ山(1,879m)です

表大雪を背に笑顔が揃いました

お彼岸が近くなり、朝晩、日の出から日の入りまでの時間がずいぶんと

短くなってきました

今日も江別の某所で4:00に待ち合わせたときはまだ真~っ暗で、

滝川を過ぎたあたりでこの朝焼けに出逢えました

早起きは三文の徳といいますが、

登山をすることで得られた「景色の徳」は、もうずいぶんと目の中に焼き付けています

さて、今日は上川のセブンイレブンでKasaneちゃんと合流して7時前には林道入口に着きましたが、

この林道(茅刈別-ちかるべつ-林道⇒古川砂金越林道⇒古川林道)は登りも下りもたっぷりと30分はかかる行程

それだけに標高1,900m弱ある山の標高差が900mほどで登り下りできる・・

という有難いコースです

登山口の標高が既に1,100m、そこからの登山開始はゆるやかにスタート

日本三百名山とあって人気の山の趣は、道脇の樹木の根が削ぎ落されていくところ・・

ゆるく左に巻いていはいるけれど、ほぼ直線に3.5kmの緩慢な登り

その距離を感じさせないのは、一貫して左手に眺められるニセカウの姿のせい

涼しい風に吹かれながら、そう標高を上げずともこの見晴らしです

大槍、猛々しいイー御姿ですねぇ~

小槍もいれると...

層雲峡は、こう見下ろすと柱状節理なる地の裂け目が凄い

茅刈別第三支川の源頭がニセカウの頂上です

沢登り客はここを詰めていく...

槍を巻くと頂上まではあと1kmほどとなる

通称“アンギラス”の先に眺められる東大雪の山々には来週以降に足を運びましょう

視界を広げると

同じ北大雪山域の山「武利岳(1,876m)」(左)と「無華山(1,758m)」(右)

.東大雪の山々も美しい

頂上まではもうほとんど標高差なし

はい、ニセカウの頂上にと~うちゃこ

北の方角天塩岳をZOOMで

東大雪も入れて撮りましょう

すぐ後ろは「比麻良山-ひまらやま-(1,796m)」です

見飽きない大雪山の景色

同じ北海道の山でも日高山脈とはかなり趣が違う・・

下山途中、眼下に沢登客発見

終始歩きやすく美しい登山道

下山時刻でもまだ車両ひしめく登山口

今週もまた晴れてくれました。

単独登山ではなく、登れる日を示し合わせて予定を組んだ山行日が

こうして2週続けて晴天に恵まれることは珍しく、

改めて「登山は晴れれば100倍楽しいと思わずにはおれない

いよいよ紅葉の季節、

また来週


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2024-09-16 15:46:57
おっ、Kasaneちゃんも参加ですね!こんなコースもあるのですね。大槍とか楽しそうです。昔登ったのはヒマナ山(!)コースだったような気がしますが、初秋のニセカウ素敵です。
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Unknown (Toshi)
2024-09-16 19:56:45
Takさん

実はこのコース、2012年にTakと二人で登っています。
その時は天気が今ひとつだったので、遠望がそれほど効かず印象が薄かったのだと思います。
そう、晴れるとこんな感じで間違いなく北大雪山域一の秀峰といって良いですね。
返信する

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