“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

17/10/08『ニセコアンヌプリ(鏡沼コース)』

2017-10-08 | 1道央の山

10月、体育の日の連休日曜日は、ニセコの紅葉を眺めに

アンヌプリ(1,308m)」を鏡沼コースから周遊してきました

 

登山口⇒鏡沼⇒アンヌプリ⇒五色温泉⇒ニトヌプリ⇒大沼⇒

五色温泉⇒登山口というルートです

 

まさに鏡のように写り込む朝[6:50]の鏡沼周辺の紅葉

 

 

「山の天気」を見ると、ニセコの山はどこも“曇り”予報だけど

下界の天気は“晴れ”となっている..

 

なんとも悩ましい天気予報だけど、まぁこの季節にニセコ

に訪れないと秋が過ぎていく感じがしないので

やって来ましたニセコアンヌプリを目指す道道58号線です

(今年の道道58号線のクローズは23日AM11:00だそうですよ)

 

6:20 登山口

 

途中の中山峠はまだ薄暗かったのでよく分からなっかったけど、

どうやら今日は雲海天気の様相で、空気が何か生暖かい感じ

がします

 

 

昨日はけっこう雨が降ったのでしょう。

笹が多いとも書いてあったのでToshiは予めスパッツに加えて

カッパの下を着用しました。

 

登山道はウェットでも、草木はとても生き生きとしていて、

この山域の保水力が羊蹄山同様に貴重なニセコ周辺の自然

を形成していることがわかります。

 

6:40 鏡沼

 

ほどなくして、今日の目的の1つである鏡沼に着きました。

ガイドブックに載っている「アンヌプリを鏡のように映す沼」

だというので、こりゃあ一度眺めてみないといけません

 

ニセコの東(南)端、連峰の始まりはこのアンヌプリから・・・

 

思い描いていた以上に素晴らすぃ~

 

今日はここからの眺めが一番なので、何枚も写真アップ

しちゃいましょう。

 

パノラマにすると鏡が写っていないのが残念

 

つなげた方が雰囲気がでるかも?

 

Toshiのブログ、最近はスマホで覗いていただく方が多く

なっているかもしれませんが、残念ながらスマホ対応して

おりません

スマホで見ると文字も飛び飛び、写真も眺めづらいはず、、

出来たらパソコンで観てやってください

 

 

はい、

これを眺めてやっとこれからが登山です。

というのは、ここまではほとんど標高が稼げていないので

ここから標高差720mを登っていくわけです

 

■6:55 出発

 

 

ニセコヒラフのスキー場に抜けるまでそう距離を感じません。

それはこの時季のこの紅葉を愛でながら歩いているからで

しょうね。

 

 

スキー場の下は雲海です。

 

それにしても今日のこのコース、風が無く暖かい

でも、先日恵庭岳で見たように、登山道には雪虫がちらほら・・

ここ数日の暖かさといって良いでしょう。

 

来し方、ミズゴケに覆われる“鏡沼”と雲海が綺麗(ちゃんと鏡に木が写ってるし)

 

ご存じニセコ比羅夫スキー場のゲレンデに抜けました。

スキー場は開放感があって“ミニ山の会”メンバー大好きです

 

 

雲海と紅葉を眺めながらの登山は格別です

 

雲の二重構造で眺められる羊蹄山

 

ここから頂上はもうすぐ

まずはアンヌプリへのアプローチ、今回初めてのコースを十分

楽しめました~

 

 

8:30 アンヌプリ頂上

 

アンヌプリ頂上には五色温泉側からの登山客が数組寛いで

いました。

皆さん、この時間に登頂できて最高でしょう

視界はこれからの時刻、だんだんと限らていくので・・・

 

 

さて、ここでの休憩はなし

先があるので五色温泉側にすぐさま下山します。

 

この時間まだ連峰の西端がわずかに望めます

 

五色温泉側からは沢山の登山客が登って来る...

 

紅葉の見ごろは中腹よりも下に

 

五色温泉までの標高差はおよそ500mしかないので、

下りはあっという間です

 

 

9:15 五色温泉 

 

かる~く食事を摂って、ここからチセヌプリを目指す予定で

したが、進むにつれて辺りにガスが近づいてきます。

 

 

空の色も青から高曇りの白に変わって来ました。

イワオヌプリ~ニトヌプリ周辺は、アンヌプリの中腹と趣が

ことなるのは山肌の違いによるものでしょう。

 

 

砂礫が白く、あたかも枯山水の人工庭園のような景色です。

しかし、ニトヌプリの登りはというと、

 

紅葉が少なく、笹原の登り返し・・

 

10:15 ニトヌプリ(1,073m)頂上

 

アンヌプリがガスに隠れ、望めるのはイワオヌプリだけ

この位置から西(北)の方角も、

 

ガスに覆われてな~んにも見えなったので...

 

チセヌプリまでの往復をやめ、まだ見たことのない大沼まで

歩いていくことに変更です

 

■10:30 下山

 

~ 

■10:55 大沼分岐

 

大沼分岐から大沼までも良い景色がいっぱいだけど、

上げられる画像に限りがあります。

 

 

ここから大沼まであと2km弱の地点

 

といいながら、この自然庭園の紅葉は見納めだと思うと

沢山アップしたくなります

 

 

11:40 大沼 ~イワオヌプリを背に~

 

ニトヌプリの頂上で視界が開けていれば、この大沼は北側に

ハッキリと望めたはずですが、それが眺められませんでした。

 

ニトヌプリから大沼までは、直線距離にして約1.2kmなのに、

随分と遠回りして(4km以上)歩いてこの沼までやって来まし

たが、

天気のせいなのか、景色は鏡沼の半分程度で沼面が沈んで

います

 

大沼というぐらいだから大きい(半径500m)

 

大沼を眺めながら、そしてラーメンをすすりながら、

本日の行程のテーマを“沼巡り”としました

今度はここから神仙沼までを繋いで行きます(神仙沼まで

は直線距離で2km)

 

■12:00 出発

 

紅葉は木々だけでなく草も萌えます

 

このあとイワオヌプリもいったんガスに隠れます。

 

紅葉ハイキング客とここで合流

 


沢山の車、沢山の人が行き交っていました。

 

■13:00 五色温泉

 

五色温泉には靴の洗い場が備え付けられました

ここで靴とスパッツを洗い、残された道道58号線の下り

およそ4kmを歩く最後の行程・・・

 

 

 

■13:55 登山口

 

長い報告にお付き合いいただきありがとうございました。

1,000mを超える山の紅葉はすでに見頃を終えていますが、

まだ来週も山麓ハイキングは楽しめそうです

 

それでは、また来週

 

 

 

 

 


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6 コメント

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アンヌプリ (Tak)
2017-10-09 18:15:27
Toshiさん、アンヌプリの山頂はあんな感じなのですね〜。あのオブジェ(?)があるとは知りませんでした。ニセコは冬しか知りません。一度は雪のない時期に行ってみたいと思っています。しかし、この季節の人気なさというか、静寂感がひしひしと伝わります。素晴らしい紅葉の画像、たのしみにしております。
返信する
ひねもすヌプリ ヌプリかな・・ (★たぐぴ〜♪)
2017-10-09 22:30:38
 
いやぁ、すんばらしい絶景ばい・・

こげな所に身ば置いたら、
オイラの濁りきった目も一発で浄化さるるばいねぇ。

北海道に行くときは「どの時期」にしよかねぇ・・
て時々思うとばってん、秋もよかねぇ。

トシクンの行きよる場所は無理ばってん、
麓からでも拝ましてもらおう。

・・て、あと何年後になるやろね(笑)


返信する
>アンヌプリ (Toshi)
2017-10-10 18:41:06
Takさん

日本中広しと言えども、1つの山にスキー場が4つもあるようなところはアンヌプリ
以外にはないですね。
広々としたスキー場のどこから登っても、最期はあの頂上にたどり着くわけです。
冬も夏も、これほど人を引き付ける山はそうないと思います
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>ひねもすヌプリ ヌプリかな・・ (Toshi)
2017-10-10 18:48:21
★たぐぴ~♪さん

ヌプリとはアイヌ語で「こぶ山」のことらしいです。
北海道の胆振というエリアにこの「こぶ山」がいくつも連なってニセコ連峰を
形成してくれていることで、毎年この時季、東西の何処かでこの紅葉を楽しめる
ということは本当に贅沢なことだと思っています。
出来ればお薦めはやはり秋でしょうね
返信する
beatiful! (hiromi)
2017-10-10 21:04:32
鏡沼って本当に鏡のように美しく、向かい側を映し出すんですね・・・
それにしても、アンヌプリを登って、下って、ニトヌプリに行って、また登り返して、またアンヌプリを登って・・・凄いですね・・・
さすがです。
返信する
>beatiful! (Toshi)
2017-10-11 19:59:50
hiromiちゃん

鏡沼はアンヌプリの北東の陰になる場所にあるようで..
だからなのか、数あるニセコの大小の沼の中で一番風の吹かないような
環境になっているんだろうと思います。
沼面に波が立たず本当にきれいです。

で、最期のアンヌプリ登り返しはありません。
五色温泉からは道道58号線をてくてくと下っていくだけですよ!
ここでチャリ子を登場させれば“下り坂最高~”ってーのが加わって
楽しさが増すと..今度はそういう企てで行きたいです
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