1月も最後の日曜日となった今日は、やっぱり近場札幌近郊の山
「無意根山(1,464m)」の薄別ルートからの東斜面BC報告です。
あるところにはある、パウダースノー
今週も気持ちは半分以上が十勝連峰あたりの北を向いておきながら..、
曇天に厳寒気温、加えて強風という山域予報に迷ったあげく、比較的風の穏やかな
近場の登山に直前で変更してのBCです
朝起きるとToshiの住まいのある一帯は雪が15cmほど積っており、
当然のことながら予定変更で目指す定山渓、南区の界隈はさぞかし雪が多いだろうと
予想して走っていくと、定山渓入口の小金湯温泉あたりまでの南区にはまったく前夜の積雪が「なし」
これも異変であろうとMotoさんと話しながら、まだ薄暗い登山口で出発準備です。
■6:40 冬季間薄別ルート登山口
予想した通り、北大生と思われる団体のトレースが明確に残ってい。オマケに
前夜の雪降りもほとんどないので、宝来小屋(標高 803m)までは予想より1時間あまり
早く到着し、その後の無意根尻小屋まではしっかり雪が多くなったのの、
まだわずかに残るトレースを利用させていただいた。
■7:15 送電線
~
■ 8:35 宝来小屋(この辺りの積雪は小屋の屋根の状態をご確認ください)
残っていたトレースから、先行者は凡そ8名ぐらいであろうとした読み通り、
無意根尻小屋には小屋番で前泊の北大生5名とともに、三人の外国人が二階の窓から
顔を出して挨拶を交わした
大蛇ヶ原に出ると、青い空の下一気に解放感に満たされます
Motoさんは、春夏秋冬を通して初めての薄別ルート歩きでたどり着いた大蛇ヶ原湿原に
広がる純白の世界と、美しい山小屋(無意根尻小屋)の風景に満足しているようでした。
■ 9:50 無意根尻小屋
さ、英語は苦手なので会話は北大生とだけして我々は先を目指す。
~
その後はここ数日間で降り積もった雪が思いのほか多く、
南側の尾根へ取りつく前のアップダウンと途中急斜面のトラバースは、
Motoさんのスキーの後を付いていくスタイルです。
ところが、Motoさんのスキー跡を歩くToshiのスノーシューが沈む沈む・・
息が上がってちっとも前に進まない
光の先を目指していくと・・少しは雪の締まった尾根にたどり着く(あと少し)
Toshiの体調が珍しく良くないのでは?とMotoさんに声を掛けられるほど、
以降の登りは腿が上がらない
急登を終え、幾分、南に傾いて陽の当たる尾根で多少息を吹き返して何とか目標としていた
標高1,200mの広い台地の上に立つことができて良かったぁ~
Motoさんと二人、無意根山頂上から延びる東斜面を見上げて感動です
そう、途中から頂上付近のガスも抜けて青空の面積が広がり始めることで元気が湧き出て
くるから不思議です。
■11:05 標高1,225地点見晴らし台
振り向くと無意根尻小屋で見かけた三人の外国人が後を登ってきている..
どうやら前泊をして体力温存の上に、我々のトレースを利用して登ってきているためか
一気に追いついてきました。
先を譲ろうとしたが、そこから先はまた三人でおしゃべりしていていっこうに先を進まない
ここから、なだらかに北に延びている無意根山の稜線に辿り着くまであともう少しを
行くのにも体力が心配なToshiに比べて、この日のMotoさんは浮力のあるスキー板を快調に
上げて先を頑張ってくれたおかげで、
何とか標高1,350m地点の見晴らしを堪能できました。
頂上のガスが抜けると最高だけどねぇ~
外国からのお三人は終始イイとこどり・です
■11:40 9合目 標高1,350地点 (北方で臨めたのは美比内山あたりまで・・)
余市岳と羊蹄山は残念ながら視界が不良
しかし、南東に広がる180度は素晴らしい景色が広がって、オープンバーンに光が注ぐ
照り返しの眩しさに目を細めながら..
滑走開始
ほ~う、外国からのゲストはそのバーンを繰り返し登り返して滑って帰る企てのよう。
小屋に一泊してまでこのルートを極めるとは大したものじゃのぉ~う
せいぜい日本にお金を落としていってちょうだいね~
それにしてもBCのマナーも知らずに先を滑る・・外国人でなければ“喝っ”だ
ま、視界良好晴れれば文句なし
Motoさんも元気に滑走
帰りの緩慢な斜面は敷設した軌道敷を行く
名残惜しいぃけどねぇ~
ヤッホーッ定山渓天狗岳の姿がイイ
快調な滑りのMotoさん(楽しそ~う)
ヤメラレナ~イ
トマラナ~イ
~
■12:55 無意根尻小屋
下りは登り返しが多いのでToshiはスノーシューで、そしてMotoさんはシールを付けたままで
湿原を超え、中腹辺りまで歩いて戻りました
それもまた楽し・であります。
■13:40 宝来小屋
下りの宝来小屋からは、今日の雪質を持ってすれば林道をストックで漕ぐのは最小限で
滑って行けそうです
長い距離のこの林道を再び歩いて降るようなことではもともと此処を歩いては来ません。
この線路は、我々がしっかりと踏み固めてきたルートを一足先に北大生5人が敷設してくれた軌道敷、
大事に滑り下りて今日のお土産話にしましょ~ねぇ~
~
■13:55 標高417m林道 アクシデント
それでは、また来週~ってところに繋げるイメージで終える予定でしたが、
本日はこの後にアクシデントがありました。
Motoさんが転んで怪我をしてしまいました。
登山には3つの坂があると言われていますが、
1つは上り坂、
2つ目は下り坂、
そして3つ目は「ま・さ・か」です。
皆さんも、まさかこんなところで・・という林道やフラットな場所も
慎重に登り降り致しましょう。
前シーズンの春山以来、久しぶりの無意根山薄別ルートでした
■15:20 登山口 国道
それではまた来週~
200126「BC無意根山(薄別ルート)」⇒[ 2:50]
爽快なバッカン映像、よかばーい。
トシクンと一緒に滑走させてもろとる気になるばい。
トップスピードはどんくらいかね?
オイラのチャリより速かとやろうねぇ。
楽しゅうして堪ら〜ん!
ちゅう感じがバリバリ伝わってくるばい♪
今年もケガに気をつけて滑りんしゃーい。
爽快なバッカン映像、よかばーい。
トシクンと一緒に滑走させてもろとる気になるばい。
トップスピードはどんくらいかね?
オイラのチャリより速かとやろうねぇ。
楽しゅうして堪ら〜ん!
ちゅう感じがバリバリ伝わってくるばい♪
今年もケガに気をつけて滑りんしゃーい。
いつも本当にありがとさんで~す♪
毎度毎度白い景色ばかりの報告ですが、大九州の皆さんに少しでも大北海道らしい
景色を楽しんでいただけたらと頑張っております。
雪崩や事故が多いので注意して滑ります!
いつものエネーチケー、男はつらいよ(贋作)大阪偏おもろかったでぇ~♪
近々またやるけん観てみんしゃ~い!