“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

道新_秋華火

2024-09-16 | 日記

9月最初の三連休の中日㈰、プレミストドーム(旧札幌ドーム)の野外会場で

札幌では珍しい秋の花火大会が行われました

 

札幌のプレミストドーム野外ステージ月の輝く秋空に上がる花火

 

札幌市という政令指定都市は、住む者にとって良い街だとは思うけれど、

ハッキリ申し上げて“商売下手”です。

行政が直接商売をして上手くいくはずはないので、問題なのは何処と組んで、

どう外部から人を呼び込んで財政の均衡を保つかであろうと思われるわけで・・・

 

結局、旧札幌ドームの命名権が大和ハウスに決定して「プレミストドーム」

となるまでにも紆余曲折があり、極めつけはファイターズが札幌市内から出て

いってしまった当時の判断の甘さ

 

北海道新聞_2024年9月16日㈪朝刊の記事[23第一社会面]

ほ~う、上の記事の写真は藻岩山山頂から望遠で撮影したもののよう(こんな風に写るものか)

 

言い出したらキリがないので、今日は珍しくドームで開催されるイベントの

報告でもさせていただきます。

住民としては、札幌市の観光名所を見捨てるわけには行きませんので

 

北海道新聞_2024年9月16日㈪朝刊の記事[13地域の話題面]

ドローンと思われるものがさかんにドーム周りを飛んでいました

 

札幌ドーム、じゃなかった「プレミストドーム」の北東側からの凡そ5分の

花火動画です。

長いので4分過ぎから流し見でどうぞ

 

24/09/15『道新_秋華火』

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24/09/14『ニセイカウシュッペ山』

2024-09-14 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

まだ紅葉シーズンには少し早い、今年9月中旬の登山は

北大雪の秀峰ニセイカウシュッペ山(1,879m)です

表大雪を背に笑顔が揃いました

お彼岸が近くなり、朝晩、日の出から日の入りまでの時間がずいぶんと

短くなってきました

今日も江別の某所で4:00に待ち合わせたときはまだ真~っ暗で、

滝川を過ぎたあたりでこの朝焼けに出逢えました

早起きは三文の徳といいますが、

登山をすることで得られた「景色の徳」は、もうずいぶんと目の中に焼き付けています

さて、今日は上川のセブンイレブンでKasaneちゃんと合流して7時前には林道入口に着きましたが、

この林道(茅刈別-ちかるべつ-林道⇒古川砂金越林道⇒古川林道)は登りも下りもたっぷりと30分はかかる行程

それだけに標高1,900m弱ある山の標高差が900mほどで登り下りできる・・

という有難いコースです

登山口の標高が既に1,100m、そこからの登山開始はゆるやかにスタート

日本三百名山とあって人気の山の趣は、道脇の樹木の根が削ぎ落されていくところ・・

ゆるく左に巻いていはいるけれど、ほぼ直線に3.5kmの緩慢な登り

その距離を感じさせないのは、一貫して左手に眺められるニセカウの姿のせい

涼しい風に吹かれながら、そう標高を上げずともこの見晴らしです

大槍、猛々しいイー御姿ですねぇ~

小槍もいれると...

層雲峡は、こう見下ろすと柱状節理なる地の裂け目が凄い

茅刈別第三支川の源頭がニセカウの頂上です

沢登り客はここを詰めていく...

槍を巻くと頂上まではあと1kmほどとなる

通称“アンギラス”の先に眺められる東大雪の山々には来週以降に足を運びましょう

視界を広げると

同じ北大雪山域の山「武利岳(1,876m)」(左)と「無華山(1,758m)」(右)

.東大雪の山々も美しい

頂上まではもうほとんど標高差なし

はい、ニセカウの頂上にと~うちゃこ

北の方角天塩岳をZOOMで

東大雪も入れて撮りましょう

すぐ後ろは「比麻良山-ひまらやま-(1,796m)」です

見飽きない大雪山の景色

同じ北海道の山でも日高山脈とはかなり趣が違う・・

下山途中、眼下に沢登客発見

終始歩きやすく美しい登山道

下山時刻でもまだ車両ひしめく登山口

今週もまた晴れてくれました。

単独登山ではなく、登れる日を示し合わせて予定を組んだ山行日が

こうして2週続けて晴天に恵まれることは珍しく、

改めて「登山は晴れれば100倍楽しいと思わずにはおれない

いよいよ紅葉の季節、

また来週

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24/09/08『楽古岳』

2024-09-08 | 4日高山脈の山

9月、北海道中が晴天予報の日曜日、

出掛けたのは、南日高の山楽古岳(1,472m)です

 

後ろはもう太平洋に突き出た襟裳岬(直線距離で40km)に行きつく国境稜線です

 

今週末は、Motoさん、OKazuさんの都合が共に日曜日限定という

スケジュールであったため、土曜日に学習の森まで走りまして

、その土曜日よりもさらに晴れる予報の8日は、久し振りに日高の山

と決めて、早朝から日高道をひた走ってきました

 

まだ朝陽が明けやらぬ中、道の駅「みついし」で北東方向を眺めれば・・・

 

早朝の時間は、ときに地元民でしか観られないような美しい景観を我々に

提供してくれることがあります。

上の日高山脈の写真も、肉眼でみる景色はもっともっと素晴らしく、写真を

コンデジでしか収められない技術の無さを嘆きたくなります

 

そうか、この道の駅のすぐうしろは浜辺なので、ハマナスが咲いていてもおかしくありません

 

熟れてくるとリンゴと同じバラ科のハマナスは、まさしくリンゴの味がしますとMotoさん

 

道の駅「みついし」から野塚峠に抜けていく道は、お馬さんの親子が

のどかに寄り添う馬産地の日高ならではの景観が続きます

 

野塚峠から林道に入ると目に飛び込んでくる鋭鋒は、目指す楽古岳のお隣「十勝岳(1,457m)」

 

林道を凡そ9km走って楽古山荘に到着すると、前泊と思われる登山客の車両が5台ほど・・

その横の「山魂」という石碑は、はたして何か鎮魂の碑であるものか?

 

登山開始、日高の山にしては比較的登山道が分かりやすい沢の渡渉から始まります・・

 

多少足が濡れることを嫌がっていては日高の山は登れません

 

根曲がり竹なんて生えていないので、背丈の低い笹に難儀するところはない

 

苔むした登山道、MotoさんもToshiも「素晴らしい」を連発

 

大雨の影響なのか?、2017年にMotoさんが登ったときと沢の様相が変わっているとのこと

 

渡渉すること凡そ6回、2km歩いて尾根に取りつきます

 

ここからが登山口という標柱が立っていて、それまでは沢歩き・・とでもいうのかしらん?

 

秋の入口、まだ青いドングリが目立ちます

 

斜度が30度以上もある斜面にジグを切る道、ときに直登が延々と続く・・・

 

このあたりで標高1,100mぐらいであろうか?ようやく視界が効いて報われます

 

それにしても、ダケカンバ林の美しさとチシマザサに覆われた景観はGOOD

 

頂上が確認できる肩までくると吹き抜ける風の涼感が最高

 

ハイ松の脇からはもう日高の核心部の絶景が眺められている・・

 

日高の山特有のハイ松のトラップもほとんどなく頂上に導かれていく

 

北の方角、日高山脈の遠望先に雲がまったく無いなんてことが(本日)ありました

 

肉眼では北日高のピパイロや戸蔦別岳あたりまでハッキリと眺められました

 

北方はパノラマ画像もアップしましょう

 

どうせなので、南方も上げておきながら・・アポイ、ピンネシリは右端です

 

そのアポイ、ピンネシリをアップで

 

また訪れる機会があるかどうか、、(これほどの天気はまず見ることは難しい

 

広大な十勝平野と太平洋を眼下にして

 

下山は西の方角登山口のある浦河方向に続きます

 

下山時は少し気温が上がってきて、尾根を下り降りるときには登りの時とは

違う汗が流れだしました

でも、沢に辿り着くとまた涼感が増して多少疲れが癒されます

 

あ~やっぱり、下山したらキンキンに冷やしてある三矢サイダーを飲もう

渡渉で足が濡れてももうおかまいなし・・

 

14時30分..終点「楽古山荘」に登山者の車はもうありません・・・

 

坂本直行さんが描く水彩画の中で、一にも二にも、欲しくなるのは日高山脈を

描いた作品です。

ただし、それは冬季から残雪期(春)に描かれたもので、雪を被った日高の

峰々を眺めると、夏山はいまひとつと感じます。

 

しかし、今日の眺めは数年に一度あるかないかの遠望が効いた登山になりました。

選んで良かった南日高の山「楽古岳」

来週、晴れたなら北大雪に向かう予定です。

 

乞うご期待

 

 

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北海道の花

2024-09-07 | 四方山話

唐突ですが、

北海道の花」は何ですか?

と尋ねられて、瞬時に答えられる北海道民の確率は何%でしょうか?

感覚的には30%ぐらいの人が「それはハマナス」(正解)と答えることができるように思います。

しかし、残り70%の道民は「なんだっけ?」「すずらん」「ラベンダー」なーんて

答えるような気がします

 

ご存知、坂本直行さんの作品で六花亭の包装紙に使われているハマナスの絵

 

正解率の高い低いに男女差はないように思われるけど、年齢差はありそうです。

年齢が高い人(50~80代)の正解率は高く、子供は果たしてどう答えるものか?

その他に「どこで生まれ育ったか?」という地域差もけっこうあるように感じます。

 

2023/07/23『利尻山』のBlog報告より・・・(真ん中に薄く望めているのは利尻山)

 

Toshiは山育ちで、故郷の夕張でハマナスを見た記憶はありません。

おそらく生えていなかったのだと思われ、初めて目にしたのは石狩浜へ海水浴に連れて

行ってもらったときです。

そう、その時から森繁久彌や加藤登紀子が歌う『知床旅情』の歌詞に出てくるハマナス

は浜辺に生えているものだと考えるようになったわけで、

つまりは、海岸に近い町で生まれ、年配者ほどハマナスが北海道の花であると知ってい

るだろうというのがToshiの推察です

 

黄色い実も絵になります

 

子供の頃、石狩浜で見たハマナスの群落の印象通り、実は北海道の花でもあるハマナスは

同時に石狩市の花でもあるのです

 

 

石狩サーモンマラソン大会の開場となっている

石狩市役所の近くにはハマナスが沢山実を付けていました

 

ハマナスの「花」の見頃は6月で、6月9日には石狩浜海水浴場で「はまなすスフェスティバル

なるイベントを12年前ぐらいから開催しているらしいです。

 

9月にもなると実の赤さが際立ってきます

 

でも、海岸線だけに咲いているわけではなく、先日、喜茂別岳に登った帰りに寄った

中山峠の駐車場脇にも、毎年7月には花が咲き、8月には散った花の跡に沢山の実をつけています

 

羊蹄山が眺められる内陸の山の上にも誰が植えたのかわからないけれども、毎年、花と実をつけてくれています

 

Toshiはこの実の色が

だんだんと褪せていく過程が好きで、この時期数個採ってきて自宅で鑑賞しています

 

ハマナスの名称について

Wikipediaより...

ハマナスは英語で「Japanese rose」と名付けられており、北海道の初夏を象徴するバラ科の植物。鮮やかに咲き誇る濃いピンク色の花びらと甘い香りは、石狩浜へ訪れた人々を楽しませている。また、ハマナスの花や果実にはビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれており、その健康効果に注目が集まっている。別名、ハマナシとも呼ばれている和名ハマナスの語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、ナシに例えて「ハマナシ(浜梨)」という名が付けられ、それが転訛したとする説武田久吉が唱えた。後に牧野富太郎が唱えた同様の説が通説になっている

しかし、江戸時代の俳諧歳時記『滑稽雑談(こっけいぞうだん)』(1713年)には「初生の茄子の如し、また食に耐えたり、故にハマナスと云ふ」とあり、また幕末本草学者である小野蘭山の講義録『大和本草批正(やまとほんぞうひぜい)』には、「実は巾七、八分小茄子の如し、故にハマナスと云ふ」とあり、いずれも果実を初生もしくは小型のナスに見立ててハマナスと名付けたとしている。しかし、漢字で「茄子」の字が使われているが、ハマナスはナスとはどこも似ていないという指摘もなされている。

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24/09/01『石狩サーモンマラソン』応援!

2024-09-01 | ランニング

9月1日は、昨日の天気とは大違い

ほぼ北海道中が晴れ天気に恵まれた9月最初のマラソンは、

鈍亀メンバー恒例の石狩サーモンマラソン20245km、10kmの応援です

 

鈍亀ブルーが晴天に映えますねぇ~

 

石狩サーモンマラソンは、Toshiさん応援に参加して4年になりますが、

その間、天気はいつも“晴れ”て暑くなるという、いわゆる晴れの特異日なのでしょう。

今年もまた晴天のもと、増田明美さんの挨拶から始まります

去年までは、「フルマラソンは体に悪いので、10kmぐらいがちょうどイイですよ」と言っていましたが、

 

来年は還暦を迎えるにあたりフルマラソンを再び走るらしく、さすがに「体に悪い」とは仰いませんでした

 

メンバーの細かい報告はしませんが、今年はジュニアの参戦がなくMr.Satoさんと一緒に応援で参加してくれています

 

話題を独り占めしたのはEmiちゃんで、回収車とパトカーも応援に回るという珍しい最終の直線を走ります

 

石狩サーモンマラソン大会10km最終ランナーとしてめでたく完走ゴール

 

完走後は場所を変えて、石狩鍋を頂いて締めくくり・・・

 

当家では、増田明美さんの“走り”は、どうでも良く(と言ったら失礼ですが

彼女の細かすぎる解説(出場ランナーの機微)が大好きで、

い・つ・か・は、とは思っていましたが、

本日、鈍亀Tシャツにサインをして頂きました

これからも元気で細かすぎる解説でマラソンの中継を楽しませてください

 

今週末は山に登れなかったので、昨日今日と自宅周りをランして過ごしました

登山は、また来週

宜しくお願いします

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