大学に入って1年間は桜堤にあった亜大の寮に入ってました。今は跡形もない。
何か部活でもやるかと自動車部に入りましたが、先輩にイヤな人がいて1週間と持たなかった。どこにも属さずにいましたが同じ寮の準硬式野球部の島田先輩がヤマハのワークスカーターだった杉山茂雄さんのレーシングカート入門みたいな本をなぜか持っていて貸してくれました。俄然興味がわいて武蔵境から一番最寄りの本天沼にあったレイランドをオートスポーツの広告で見つけて訪ねてオーナーの岩森さんのお世話になってレースの世界へ。
とかいうとカッコいいけどカートでも4輪でも後ろから数えた方が早い順位しか得ることは出来ませんでした。才能がないのね(笑)
大学2年目にはアパートを借りて寮から出ました。カートの練習はスポーツランド榛名がチームのホームコースだったので武蔵境から本天沼まで道具を自転車の荷台にくくりつけお店まで行ってました。
今にして思えば何時間くらい掛けて通っていたんだろう?若さバカさを地で行ってましたね。
アパートは境南町だったので中央線をまたいで五日市街道へ。それから青梅街道に入って特徴的な東伏見4丁目の交差点というかY字路から肉あんかけチャーハンで有名な梁山泊までの間にヤマハのプライベーターで勇名をはせた浅見貞男さんのショップがあったと思うのですが。TZ500かな?お店の中に飾ってありました。何度かご本人もお見かけして声を掛けようかと思いましたが勇気が出ずにとうとう(笑)
井草八幡前の交差点を左折して早稲田通りへ。曲がる直前に高齢のおばあちゃんが営んでいる豆を商っている店があって、通るたび「あっ!ばあちゃん元気でいるな。」なんて思ってました。
早稲田通りに入ればあとは道なりにお店まで行けました。
今にして思えばどうやって道を覚えたんだろう?
スマホやナビなんてない時代だからマップルかなんか見て覚えたのかな?
30年以上経っても覚えているもんですね。