気づいてる
君の視線
気づいてる
君の想い
けども
ボクが気付いてることは秘密
そんな君に好意を寄せてる奴の事も
奴が映画に君を誘った時
君の視線
気づいてる
君の想い
けども
ボクが気付いてることは秘密
哀しい秘密
気づいてるよ
ボクは君の気持に
ボクはこのまま
気づかないボクを演じる
気づいてるよ
ボクは君の気持に
ボクはこのまま
気づかないボクを演じる
そんなボクを見て悲しそう顔をしてるのも
ボクは知ってる
そんな君に好意を寄せてる奴の事も
ボクは知ってる
一生懸命君の気を引こうとしているのも
ボクは知ってる
今度映画に誘おうとしてるのも
ボクは知ってる
君がどれだけ性格が良くて
可愛くて誰からも好かれてるか
奴は教えてくれる
そんな事ボクも知ってる
奴はボクよりも背が高くてハンサムで
どこでも輪の中心にいて好かれてる
残念ながらボクでは敵わない
奴が映画に君を誘った時
チラッとボクを見たのを
ボクは知ってる
けども奴と君が
お似合いのカップルだって事
ボクは知ってる みんな知ってる
こんなボクとじゃ
釣り合わない事も分かってる
そんなボクを睨んでいる君の親友の事も
ボクは知ってる
なんでボクを親の仇のように睨むのか
ボクは分からない
知りたくない
君の親友が見かねて君を引っ張って
連れて行ってしまって奴はぽつねん
奴はボクを映画に誘ってくるのも
ボクは知ってる
なんで男同士で映画に
行かなきゃならない恋愛映画
君が見たがってたのもボクは知ってる
映画のチケット2枚
珍しく誘わずくれた奴の目的を
ボクは知らなかった
チケット2枚とボクは取り残された
隣から突然感じた視線
ボクのよく知ってる香水の香り
隣を見たら絶対ダメな事
ボクは知ってる
ボクだけ知らなかった
知ってるつもりがとんだピエロ
息を吐いてココロを落ち着けて
隣に向かい合った
不安に揺れる君の瞳
ギュッと胸の前で手を握ってる
ああボクは何にも知らなかったんだ
気付いてなかった
こんな顔をさせてた事
映画のチケットが2枚あるんだけど
一緒に見に行こうか
うん 行きたい
向こうで奴と親友が握手してる
ボクはいい友に恵まれてるんだな
そして
こんな可愛い子に好かれてたんだ
君の喜ぶ姿と親友がよく頑張ったね
言ってる姿とニタニタ笑ってる奴の
姿を見ながら
もう知ったかぶりはやめよう
ボクはココロの中で誓った
~Fin~
2010年の作品をリメイクしました。
「風色のひととき」の方、なかなか更新できずに二ヶ月も経っていました^^;
お知らせ下さってとても嬉しかったです。
今までのブログがなくなってしまったのは
とても残念でしたね
ちょっぴり切ない詩でのスタートがその気持ちを表しているのかな。
これからもよろしくお願いいたします^^
ブログを消したのに気づいた時は
ショックでしたが、まあ丁度いいタイミング
なのかと思ってます。
今後ともよろしくお願いします。