「和我道を行く」
がとりあえずの “今” の私の人生モットーですが、周り(自然、人間、霊)との和(balance)を保ちつつも、我(個性)を意識して己の人生を歩む、ぐらいがそのニュアンスになると思います。
先日、沖縄に引っ越した人から連絡が入ったのですが、やはり本土との気候の違いや考え方の違いで色々な面で大変な事が多いと仰っておられました。 それでも引っ越されたのは、やはり子供を放射能という目に見えない、不安な環境の下で、安心して育てられないという母親の心の決断一つだったようです。
男は私自身も含めて、仕事の関係もありますがこういう考え方はし難い生き物でもあります。 女性はやはり種保存の本能からこういう事態では決断力が発揮されるのでしょう。 もちろん、例外はありますが。
私もこの方たちから強引に何回も誘われなかったら、今頃は横浜であのまま働いていたでしょう。 初めの頃は、横浜も大好きだったし、引越しするのもメンド臭かったので断っていたのですが、皆でカンパするから来てください、とまで誘われたら断る事できませんでした。 あと、誘って下さった方の娘さんたちが全員(4人姉妹)可愛かった!というのも大きな要因のひとつかもしれません。
ま、それはともかく、で、気がついたらお金が底を尽きて現在は実家に居候していますが、また沖縄に引っ越した方たちからお誘いが多くなってきているので、果たして来年はドコにいるかは私自身にも分かりません。 とりあずは、”今” を精一杯生き切って日々を体験して行きたいものです。
私が、昔から実家のほうに帰りたくなかったのは、古い因習に縛られた頑なな狭い考え方のおっさん連中が多いからです。 私が今独学でやってる、人類の発生と進化、そして大宇宙と人間の関係、そしてそれに関係する運命学(占星学、姓名学等)や食事療法の関係、なんて言っても誰も理解もできないし、相手にもさないのをよく知っているからです。
地元に残っている大多数が焼酎飲んで他人の噂話と悪口を言っているだけ。 話しても何にも得るものはないし、大切な時間のムダ。 正食医学の大森先生も 「時間こそその人の命であり財産です。 それをどう使うかで人生が決まります」 と仰っていました。
そんな世界を子供の時分から見てよく知っていたから、お金が無くても派遣やりながら、大好きな横浜で写真撮りながら独学でそれらを研究していましたし、それに特に不満はまったくありませんでした。
それに同調してくれたのが、東京で働いている時に知り合った、今回沖縄に呼んで下さった方たちだったのです。 モノゴトを考える方向性が一番近い人たちでした。
ですから、いずれはまたその人たちと協力して行くような気がします。
ところで、西洋圏の優れた哲学であるシュタイナーとケイシーが共通して述べていることに、幼児教育の重要性があります。 特に7歳までの教育の重要性を述べています。
と書けば、すぐに有名私立の幼稚園に入れて、受験!受験!で、有名一流大学までやる、と勘違いされる方が多いのですが、ケイシーもシュタイナーも決してそういう事は言っていません。 どちからといいますと、この頃は、大自然の下で、自然というモノをナチュラルに学ばせる、事の重要性を説いています。 机に縛り付けて勉強させる事は決して説いていません。
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もうひとつ重要な事が “模倣” の重要性です。
簡単に言えば ”真似る” ですが、ちょっと難しく言えば、理想とする人物や生き方を学んで、それに向けて生きる(意志)ということでしょうか。 例えば、伝記を読んで心が奮えた、感動した人物の生き方を真似る、から入りなさい、というニュアンスが読み取れます。 そこにその子の人生の方向性が隠されているからです。
医学分野でも、宗教哲学でも、文学でも、音楽でも、スポーツでも、何でもいいのです。 大切なのは方向性を見つけ、それを補助してやるのが親の役割のようです。 それがお金になる、有名になると考えるのは俗な親のエゴの考え方です。
ですが、余談ですが、大森先生の講座でとある音楽の先生と話したことがあるのですが、家が幼稚園を経営しているそうなのですが、物心ついたら鍵盤叩いていたと仰っていました。
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俗な話に戻りますが、やはり日本や世界レベルで活躍させるには、音楽にしろ、スポーツにしろ、モータースポーツにしろ、親のエゴでやらせた方が活躍するのは確かですね。 でも、絵とか、物書きとかに関しては、親の教育というよりも寧ろ、本人の自我的意志が働いてやる人が多いようです。
どうも、前置きが長くなったので次にシュタイナーとケイシーの述べる幼児教育についてアップして、こちらに関しても「何が正しいのか?誰の言っている事が正しいのか?」 という単純な視点ではなく、私見を交えながら様々な角度から考えてみる一つのアングルを提供してみたいと思います。
つづく…
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