まるぞう備忘録

無題のドキュメント

人口密度を考える。2

2024-09-17 08:22:12 | 今日のひとり言

防災カレンダー
17日。甲の重なり日。




生活の便利さを考えると、人口密度は高い方が効率が良いです。
災害の安全性を考えると、人口密度は低い方が安全です。



たとえば救援一つとっても、被災した人間が桁違いに多いと、外部からの救援は焼け石に水になってしまうことでしょう。



小さな街でも給水車に行列。

「まさか」避難住民に不安 給水車に200人以上行列-厚真
 6日未明、東胆振中心に襲った巨大な地震で道内初の震度7を記録した厚真町では死者、安否不明者が出るなど町民にも大きな衝撃を与えた。

https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14622/

2018年の北海道胆振地方の震度7の地震の時の記事です。人口5000人弱の町でも給水車に200人の行列が出来たとあります。

では自分の住んでいる所なら、一体どのくらいの人数が来るのでしょうか。
都内住宅街の駅の乗降客数って1日に数万人が普通です。地方都市ならかなり大きい街になる人口が、東京では毎日駅の乗り降りしています。しかも隣の駅は歩いても10〜30分の距離という近さです。どの駅も数万人の乗降客がいる。そしてその街には駅の利用者(通勤通学者)以外の人たちも住んでいるので、実際住んでいる方々は、その数倍です。

つまり。
東京で断水が発生した場合、給水車が各駅に相当する密度で都内各地に配備されたとしても、給水車1台につき数万人の行列になる。そんな光景が浮かびそうです。



被災人口が多すぎて救援隊が追いつかない。

これは被災しても、自宅が無事で家族が無事だった場合という幸運なケースでもこうです。
本当に救援が必要な深刻な災害地域であっても、あまりにも被災した人口が多ければ救援が届くのが本当に困難だろうと思います。

瓦解や火事や浸水という生命にかかわるものから、エレベーターに閉じ込められるという場合。建物が無事でも1万人以上が閉じ込められるという試算もあります。(内閣府首都直下型地震の課題)

その時にエレベーター救出できるチームはどのくらい首都圏に残っているのか。そして彼らはそれらのエレベーターに辿り着くことが出来るのか。そして辿り着けたとして、停電の中電気を使わずにそれらのエレベーターを一つひとつ開けて救出するとしたら、どのくらいの時間がかかるのか。
多分停止エレベータより、瓦礫の下敷きになっている桁違いに多い被災者の救出が優先されていると思います。



縁を作る発火点に。

もう脅すなよ。という声が聴こえて来そうです。
でも被災後、あなたの街に給水車が来たとしてどのくらいの行列になるでしょうか。今お使いの一番近い最寄りの駅の1日の乗降客数が一つの目安になるでしょう。そのぐらいの人たちが、その地域に住んでいるということです。

それを頭の片隅にいれておくと。もう少し人口密度の低い地域に引っ越しが出来る縁が、意識の水面下で始まっているかもしれません。
引っ越しが決まるときは、いくつかの偶然が重なるものですが、でもまず最初の発火点は、それぞれの方の意識の中での「危機感」であると思いますので。

この記事がどなたかの発火点になれば幸いです。



おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
これまで仕事で小さいミスはたくさんしてきましたが、今年度に入ってから大きいミスを2回もしています。こんなことは初めて。今までは運良く乗り越えたり、上司や周りがうまくフォローしてくれたりして大丈夫でしたが、今年度は本当にダメです。
まあ、こういう時もあるとは思いますが、ちょっと自分でも驚きです。調子が狂っているというか、何なのですかね?

→ その大きなミスには、事前の兆候や小さな警告はなかったでしょうか。
あの人に言われたあれをしておけば、とか、あれちょっと気になったのだけどそのまま放置しちゃった。など。

ミスが起きた時は、何が小さな警告だったかを、身をもって学ぶ絶好の機会だと思います。ミスの数においては、私も人に負けません。だから小さな警告の事例も山程あります。^^;

==========
薫兄者さん
・・・
ところがまるぞうさんは、この大倭日高見国のくだりを、天津神の国と国津神の国と両方を安んづるという意味に解釈されておられる。まあなんといいますか、素直というのか単純というか(笑)優しいというか。
正直、拍子抜けしてしまいましたよ。
なるほどねえ、そういう解釈もあるのかと、目から鱗が落ちたと言うか、思わず「成程!」と膝を叩いてしまいましたよ。いや、実際には叩いてないけど。
まあこの解釈で、私の中のわだかまりが完全に払しょくされるわけではないけれど、今までよりは晴れ晴れとした気持ちで奏上できるかもしれない。そんな風に思えます。
人の話ってのは、聴いてみるもんだね(笑)。

→ わかってくださってありがとうございます!
だって国津神様も、高山と低山にお登りになって掻き分けて聞こし召してくださるのですから!

==========
三月の桃日和さん
・・・
大祓祝詞も、読んでいると言葉の配列がバッハが完璧に仕上げた対位法という音楽理論に重なるなーと感じる事があります。天津神、国津神、それぞれの現れ方に独特のリズムがあるのです。独特と書きましたが、完璧に自然なリズム。あまりに自然なので私たち人間にはその完全さが感じにくいような。バッハの音楽もそのように聴こえます。長い曲よりピアノを勉強する人が初期に絶対弾かされる「2声のインベンション」とか特にそうです。
ところで知人の女性で80歳越えの方がいます。我が家に毎年2・3回、泊まりにいらっしゃいます。この方のお住まいは我が家から300kmは離れていますが毎回、一人で車を運転して来られます(汗)。この方は趣味でバッハのインベンションを、毎日一曲だけ弾くと仰ってました。元気のモトかも。

→ 本当にこの大祓祝詞は美しい対位法であります。

そして最後に罪を祓い清める神様の連携プレイ。
最初の瀬織津姫の描写が一番長く、そこから順番に短くなっていきます。最後の気吹戸主神様と速佐須良比売の下りはあっさりしてます。

本当に不思議な祝詞だと思います。

==========
今日もありがとうございますさん
・・・
友人も『この頃やっと自分が好きになった』との事。私もですよ。

→ ありがとうございます(^o^)/

==========
こりぽんさん
・・・
まるぞうさんこの大祓祝詞のダウンロード凄く助かります!ホントに嬉しいです、ありがとうございます。

→ お役に立てて嬉しいです。お知らせありがとうございます。(^o^)

==========


まる(=・3・=)ぞうのネタ帳。
今後記事にするかもしれないししないかもしれない。気になる情報は、とりあえずここに放り込んであります。
https://twitter.com/J5F6eZXx6YgJP2x

防災意識カレンダー。
Twitterで要注意日の朝6時ごろ配信しております。
https://twitter.com/ohisama_maruzo



本ブログに共感される方はクリックのほどよろしくお願いいたします。

にほんブログ村ランキング



■ブックマーク
備忘録検索(β版)
ゆっくり解説(Youtube)
ゆっくりまるぞう動画(YouTube)

■防災意識リマインダー
防災に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら


■地震雲写真投稿方法
地震雲(飛行機雲のように短時間で消えない立ち上がる雲)を目撃された方は、雲の御写真と目撃情報を下記のメールアドレスにお送り頂ければ幸いです。
ohisama.maruzo@gmail.com
御写真とともに送って頂きたい情報
・目撃された日時(何日何時頃など)
・目撃された場所(県名や地名など)
・目撃された方向(可能なら)
地震雲かわからない方は地震雲の見分け方をご参考になさってください。
(個人情報は厳重に管理し、私以外の第三者に投稿者のメールアドレスなどの個人情報を開示することはありません。また御写真の画像情報や機種情報は消去いたします。人物が特定できる映り込みなどのぼかし加工もこちらで対応いたします。なおお送り頂いた御写真と目撃情報は関連サイトにも掲載させて頂くことがあります。)

■非掲載希望のコメントについて
1.公開を希望しないコメントは投稿しないでください。基本的に投稿されたものは他の読者の方の目にもふれるとお考えください。
2,どうしても公開されたくないメッセージを送りたい方はメールでお願いします。
ohisama.maruzo@gmail.com
3,ただしメールでお送り頂いた内容に対し、私はメールで返信をお送りすることは一切ありません。一方通行となります。
4,上記のようにコメントは原則公開ですが、炎上つながる場合や個人情報が含まれている場合、読者間での私信コメントは、私の判断で非公開とする場合があります。

■引用転載について
本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。